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公開番号
2025083162
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-30
出願番号
2023196898
出願日
2023-11-20
発明の名称
熱交換器
出願人
株式会社デンソー
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
F28F
1/30 20060101AFI20250523BHJP(熱交換一般)
要約
【課題】構成部材同士を接着剤で接合する際にも熱伝導率を高く保つこと。
【解決手段】熱交換器であって、複数の凹部5が形成されている第1接合領域10zが設けられた第1部材10と、第1接合領域に接合される第2接合領域20zが設けられた第2部材20と、第1接合領域と第2接合領域とを接合し、凹部5に入り込むフィラー8を含む樹脂材7と、を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
第1媒体と第2媒体とで熱交換を行う熱交換器であって、
複数の凹部(5,5A)が形成されている第1接合領域(10z)が設けられた第1部材(10,10A)と、
前記第1接合領域に接合される第2接合領域(20z)が設けられた第2部材(20)と、
前記第1部材及び前記第2部材の融点よりも低い融点を有し、前記第1接合領域と前記第2接合領域とを接合する樹脂材(7)と、
前記樹脂材に含まれ前記凹部に入り込み、前記樹脂材の熱伝導率よりも高い熱伝導率を有するフィラー(8)と、を備える熱交換器。
続きを表示(約 480 文字)
【請求項2】
前記凹部は、底部(51,51A)と前記底部よりも前記第2接合領域に近い頂部(52,52A)とが設けられており、
前記第2接合領域に前記頂部が当接している、請求項1に記載の熱交換器。
【請求項3】
前記フィラーの最大外形長さが前記凹部の幅より小さい、請求項1に記載の熱交換器。
【請求項4】
前記凹部(5A)は、底部(51A)と前記底部よりも前記第2接合領域に近い頂部(52A)とが設けられており、前記底部よりも前記頂部側の開口部(53A)が拡がっている、請求項1に記載の熱交換器。
【請求項5】
前記第1部材及び前記第2部材はアルミニウムを含む材料によって形成されている、請求項1に記載の熱交換器。
【請求項6】
前記第1部材及び前記第2部材は、一方が伝熱部材で一方が流路形成部材である、請求項1に記載の熱交換器。
【請求項7】
前記第1部材及び前記第2部材は、前記第1媒体又は前記第2媒体が流れる流路を構成する部材である、請求項1に記載の熱交換器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、熱交換器に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
下記特許文献1では、構成部材同士を接着剤で接合した熱交換器について記載されている。熱交換器の構成部材同士は熱伝導率を高く保つことが求められるが、接着剤は熱伝導率が低い。そこで、下記特許文献1では、接着剤に高熱伝導率のフィラーを含有させてこの課題を解決しようとしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6314098号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1では、構成部材とフィラーとが接触した部分を介して熱が伝わることになるが、フィラーが例えば球状の場合、構成部材とフィラーとの接触面積は極めて狭くなる。この狭い接触部分を介して熱を伝えようとすると、その接触面積の小ささに応じた接触抵抗によって熱移動が阻害される。そこで、フィラーを大きくして表面積を増大させることが考えられるが、接着剤で接合する部分の総体積は変わらないため、フィラーを大きくすれば含有許容量が下がってしまい、結果として接触面積を増やすことができない。
【0005】
本開示は、構成部材同士を接着剤で接合する際にも熱伝導率を高く保つことを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示は、第1媒体と第2媒体とで熱交換を行う熱交換器であって、複数の凹部(5)が形成されている第1接合領域(10z)が設けられた第1部材(10)と、第1接合領域に接合される第2接合領域(20z)が設けられた第2部材(20)と、第1部材及び第2部材の融点よりも低い融点を有し、第1接合領域と第2接合領域とを接合する樹脂材(7)と、樹脂材に含まれ凹部に入り込み、樹脂材の熱伝導率よりも高い熱伝導率を有するフィラー(8)と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、構成部材同士を接着剤で接合する際にも熱伝導率を高く保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本実施形態における熱交換器を示す斜視図である。
図2は、図1のII視を示す部分拡大図である。
図3は、図2のIII-III断面を示す断面図である。
図4は、チューブとフィンとを接合する部分を拡大して示す部分拡大図である。
図5は、図4の変形例を示す部分化拡大図である。
図6は、本実施形態における接合構造の適用例を説明するための図である。
図7は、本実施形態における接合構造の適用例を説明するための図である。
図8は、本実施形態における接合構造の適用例を説明するための図である。
図9は、本実施形態における接合構造の適用例を説明するための図である。
図10は、本実施形態における接合構造の適用例を説明するための図である。
図11は、本実施形態における接合構造の適用例を説明するための図である。
図12は、本実施形態における接合構造の適用例を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照しながら本実施形態について説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
【0010】
図1に示されるように、熱交換器1は、コア部2と、ヘッダタンク3,4とを備えている。熱交換器1は、第1媒体と第2媒体との間で熱交換を行うものである。コア部2は、チューブ10と、フィン20とを備えている。チューブ10は、その内部を第1媒体が流れるように構成されている。チューブ10は複数本設けられており、チューブ10とフィン20とは交互に積層されている。
(【0011】以降は省略されています)
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