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公開番号2025110338
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-28
出願番号2024004217
出願日2024-01-15
発明の名称ダブルスキンカーテンウォール
出願人エムケー精工株式会社,株式会社ニュースト
代理人
主分類E04B 1/70 20060101AFI20250718BHJP(建築物)
要約【課題】ダブルスキンカーテンウォールの換気効率を向上する。
【解決手段】
建築物の外周面に設けられるアウタースキン(11)と、前記アウタースキンよりも前記建築物の内側に設けられるインナースキン(12)と、前記アウタースキンと前記インナースキンの間に設けられる空間であるキャビティ(14)を有するダブルスキンカーテンウォール(10)であって、前記キャビティへ空気を導入可能な第一通気部(15)と、前記キャビティ内の空気を排出する第二通気部(20)を有し、前記第二通気部は前記第一通気部より高い位置に設けられ、前記第二通気部は前記建築物の外周面から該建築物の外側へ突出した空気流路(23)を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
建築物の外周面に設けられるアウタースキンと、
前記アウタースキンよりも前記建築物の内側に設けられるインナースキンと、
前記アウタースキンと前記インナースキンの間に設けられる空間であるキャビティを有するダブルスキンカーテンウォールであって、
前記キャビティへ空気を導入可能な第一通気部と、
前記キャビティ内の空気を排出する第二通気部を有し、
前記第二通気部は前記第一通気部より高い位置に設けられ、
前記第二通気部は前記建築物の外周面から該建築物の外側へ突出した空気流路を有することを特徴とするダブルスキンカーテンウォール。
続きを表示(約 420 文字)【請求項2】
前記第二通気部の空気流路は、前記建築物の外周面から該建築物の外側方向へ遠ざかるにつれて狭くなるよう設けられる
ことを特徴とする請求項1に記載のダブルスキンカーテンウォール。
【請求項3】
前記空気流路は屈曲部を有し、
前記空気流路の開口部は前記ダブルスキンカーテンウォールの起立方向を向いている
ことを特徴とする請求項1に記載のダブルスキンカーテンウォール。
【請求項4】
前記第二通気部は、前記キャビティ内に立ち上がり部を有する
ことを特徴とする請求項3に記載のダブルスキンカーテンウォール。
【請求項5】
前記アウタースキンが地面から離隔した位置において設けられ、
前記第一通気部が地面側を向いて前記アウタースキンに設けられる
ことを特徴とする請求項1~4のいずれか一項に記載のダブルスキンカーテンウォール。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ダブルスキンカーテンウォールに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許第5870450号(以下、特許文献1とする)には、外側面材と、内側面材と、下部換気口と、上部換気口を有するダブルスキンカーテンウォールが記載されている。ダブルスキンカーテンウォールの下部換気口から導入された外気は、外側面材と内側面材により形成される中空層を抜けて上部換気口から排気される。
【0003】
ダブルスキンカーテンウォールはこうした換気機能を有するうえ、建築物の室内外を複数の面材で隔てることから日射遮蔽効果も高く、建築物の空調負荷を低減可能な技術として知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第5870450号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来のダブルスキンカーテンウォールは、換気効率に改善の余地がある。特許文献1に記載されているような従来のダブルスキンカーテンウォールは、外気導入用の換気口と排気用の換気口が異なる向きで設けられているため、例えば排気用換気口の開口方向に相対する方向から風が吹くと、排気用換気口から中空層へ外気が取り込まれてしまい、換気効率が低下する。
【0006】
本発明の一目的は、ダブルスキンカーテンウォールの換気効率を向上することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一解決手段に係るダブルスキンカーテンウォールは、建築物の外周面に設けられるアウタースキンと、前記アウタースキンよりも前記建築物の内側に設けられるインナースキンと、前記アウタースキンと前記インナースキンの間に設けられる空間であるキャビティを有するダブルスキンカーテンウォールであって、前記キャビティへ空気を導入可能な第一通気部と、前記キャビティ内の空気を排出する第二通気部を有し、前記第二通気部は前記第一通気部より高い位置に設けられ、前記第二通気部は前記建築物の外周面から該建築物の外側へ突出した空気流路を有することを一特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明の一解決手段によれば、ダブルスキンカーテンウォールの換気効率を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態に係るダブルスキンカーテンウォール10の正面図である。
ダブルスキンカーテンウォール10を図1におけるA-A線に沿って切断した断面図である。
図2に示す排気部20の拡大図である。
ダブルスキンカーテンウォール10周辺の空気の流れの一例を表す概念図である。
キャビティ14の空気の流れの一例を表す概念図である。
排気部20周辺の空気の流れの一例を表す概念図である。
ダブルスキンカーテンウォール10周辺の空気の流れの一例を表す概念図である。
本発明の他の実施形態に係るダブルスキンカーテンウォール10Aの正面図である。
ダブルスキンカーテンウォール10Aを図9におけるB-B線に沿って切断した状態を示す断面図である。
排気部20の変形例を示す図である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
以下の本発明における実施形態では、必要な場合に複数のセクションなどに分けて説明するが、原則、それらは互いに無関係ではなく、一方は他方の一部または全部の変形例、詳細などの関係にある。このため、全図において、同一の機能を有する部材には同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。また、構成要素の数(個数、数値、量、範囲などを含む)については、特に明示した場合や原理的に明らかに特定の数に限定される場合などを除き、その特定の数に限定されるものではなく、特定の数以上でも以下でもよい。また、構成要素などの形状に言及するときは、特に明示した場合および原理的に明らかにそうではないと考えられる場合などを除き、実質的にその形状などに近似または類似するものなどを含むものとする。
(【0011】以降は省略されています)

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