TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025110375
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-28
出願番号2024197597
出願日2024-11-12
発明の名称半導体装置
出願人三星電子株式会社,Samsung Electronics Co.,Ltd.
代理人弁理士法人共生国際特許事務所
主分類H10D 84/85 20250101AFI20250718BHJP()
要約【課題】性能が向上した半導体装置を提供する。
【解決手段】基板と、基板上に第1方向に延長される壁構造体であって第1方向と交差する第2方向で互いに対向する第1、第2側面を含む壁構造体と、第1側面上に基板から離隔する第1下部ブリッジパターンを含む第1下部活性パターンと、第1側面上に第1下部活性パターンより基板から離隔する第1上部ブリッジパターンを含む第1上部活性パターンと、第1側面上に第1下部活性パターン及び第1上部活性パターンと交差する第1ゲート構造体と、第2側面上に基板から離隔する第2下部ブリッジパターンを含む第2下部活性パターンと、第2側面上に第2下部活性パターンより基板から離隔する第2上部ブリッジパターンを含む第2上部活性パターンと、第2側面上に第2下部活性パターン及び第2上部活性パターンと交差する第2ゲート構造体と、を有し、第2方向で壁構造体の幅は基板から遠ざかるにつれて増加する。
【選択図】図2

特許請求の範囲【請求項1】
基板と、
前記基板上に、第1方向に延長される壁構造体であって、前記第1方向と交差する第2方向で互いに対向する第1側面及び第2側面を含む前記壁構造体と、
前記第1側面上に、前記基板から離隔する少なくとも一つの第1下部ブリッジパターンを含む第1下部活性パターンと、
前記第1側面上に、前記第1下部活性パターンより前記基板から離隔する少なくとも一つの第1上部ブリッジパターンを含む第1上部活性パターンと、
前記第1側面上に、前記第1下部活性パターン及び前記第1上部活性パターンと交差する第1ゲート構造体と、
前記第2側面上に、前記基板から離隔する少なくとも一つの第2下部ブリッジパターンを含む第2下部活性パターンと、
前記第2側面上に、前記第2下部活性パターンより前記基板から離隔する少なくとも一つの第2上部ブリッジパターンを含む第2上部活性パターンと、
前記第2側面上に、前記第2下部活性パターン及び前記第2上部活性パターンと交差する第2ゲート構造体と、を有し、
前記第2方向で、前記壁構造体の幅は、前記基板から遠ざかるにつれて増加することを特徴とする半導体装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記第2方向で、前記少なくとも一つの第1上部ブリッジパターンの幅は、前記少なくとも一つの第1下部ブリッジパターンの幅より小さいことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
前記第1方向及び前記第2方向と交差する第3方向で、前記少なくとも一つの第1上部ブリッジパターンの厚さは、前記少なくとも一つの第1下部ブリッジパターンの厚さより大きいことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
【請求項4】
前記少なくとも一つの第1上部ブリッジパターンの個数は、前記少なくとも一つの第1下部ブリッジパターンの個数より大きいことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
【請求項5】
前記基板と前記第1下部活性パターンとの間に、前記基板と前記第1下部活性パターンを電気的に分離するベース絶縁膜をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
【請求項6】
前記第1下部活性パターンと前記第1上部活性パターンとの間に、前記第1下部活性パターンと前記第1上部活性パターンを電気的に分離する中間絶縁膜をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
【請求項7】
前記第1ゲート構造体は、前記第1下部活性パターン及び前記第1上部活性パターン上に順次に積層されるゲート誘電膜及びゲート電極を含み、
前記ゲート誘電膜の一部は、前記壁構造体と前記ゲート電極との間に介在することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
【請求項8】
前記第1ゲート構造体の側面上に、前記第1方向で前記第1下部活性パターンと接続される第1下部ソース/ドレインパターンと、
前記第1ゲート構造体の側面上に、前記第1方向で前記第1上部活性パターンと接続される第1上部ソース/ドレインパターンと、
前記第2ゲート構造体の側面上に、前記第1方向で前記第2下部活性パターンと接続される第2下部ソース/ドレインパターンと、
前記第2ゲート構造体の側面上に、前記第1方向で前記第2上部活性パターンと接続される第2上部ソース/ドレインパターンと、をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
【請求項9】
前記第1下部ソース/ドレインパターン及び前記第1上部ソース/ドレインパターンは、それぞれ第1導電型の不純物を含み、
前記第2下部ソース/ドレインパターン及び前記第2上部ソース/ドレインパターンは、それぞれ前記第1導電型と異なる第2導電型の不純物を含むことを特徴とする請求項8に記載の半導体装置。
【請求項10】
前記第1下部ソース/ドレインパターン及び前記第2下部ソース/ドレインパターンは、それぞれ第1導電型の不純物を含み、
前記第1上部ソース/ドレインパターン及び前記第2上部ソース/ドレインパターンは、それぞれ前記第1導電型と異なる第2導電型の不純物を含むことを特徴とする請求項8に記載の半導体装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、半導体装置に関し、特に、積層されたマルチ-ゲート(multi-gate)トランジスタを含む半導体装置に関する。
続きを表示(約 3,900 文字)【背景技術】
【0002】
集積回路装置の密度を高めるためのスケーリング(scaling)技術の一つとして、基板上にフィン(fin)形状又はナノワイヤ(nanowire)形状のシリコンボディ(body)を形成し、シリコンボディの表面の上にゲートを形成するマルチ-ゲート(multi-gate)トランジスタが提案された。
【0003】
このようなマルチゲートトランジスタは、3次元のチャネルを用いるので、スケーリングすることが容易である。
また、マルチゲートトランジスタのゲート長さを増加させなくも、電流制御能力を向上させることができる。
のみならず、ドレイン電圧によりチャネル領域の電位が影響を受ける短チャネル効果(short channel effect:SCE)を効果的に抑制することができる。
従って、マルチゲートトランジスタを用いた半導体装置の開発が課題となっている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は上記従来の半導体装置における課題に鑑みてなされたものであって、本発明の目的は、性能が向上した半導体装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するためになされた本発明による半導体装置は、基板と、前記基板上に、第1方向に延長される壁構造体であって、前記第1方向と交差する第2方向で互いに対向する第1側面及び第2側面を含む前記壁構造体と、前記第1側面上に、前記基板から離隔する少なくとも一つの第1下部ブリッジパターンを含む第1下部活性パターンと、前記第1側面上に、前記第1下部活性パターンより前記基板から離隔する少なくとも一つの第1上部ブリッジパターンを含む第1上部活性パターンと、前記第1側面上に、前記第1下部活性パターン及び前記第1上部活性パターンと交差する第1ゲート構造体と、前記第2側面上に、前記基板から離隔する少なくとも一つの第2下部ブリッジパターンを含む第2下部活性パターンと、前記第2側面上に、前記第2下部活性パターンより前記基板から離隔する少なくとも一つの第2上部ブリッジパターンを含む第2上部活性パターンと、前記第2側面上に、前記第2下部活性パターン及び前記第2上部活性パターンと交差する第2ゲート構造体と、を有し、前記第2方向で、前記壁構造体の幅は、前記基板から遠ざかるにつれて増加することを特徴とする。
【0006】
また、上記目的を達成するためになされた本発明による半導体装置は、基板と、前記基板上に、第1方向に延長される壁構造体であって、前記第1方向と交差する第2方向で互いに対向する第1側面及び第2側面を含む前記壁構造体と、前記第1側面上に、前記基板から離隔する少なくとも一つの第1下部ブリッジパターンを含む第1下部活性パターンと、前記第1側面上に、前記第1下部活性パターンより前記基板から離隔する少なくとも一つの第1上部ブリッジパターンを含む第1上部活性パターンと、前記第1側面上に、前記第1下部活性パターン及び前記第1上部活性パターンと交差する第1ゲート構造体と、前記第2側面上に、前記基板から離隔する少なくとも一つの第2下部ブリッジパターンを含む第2下部活性パターンと、前記第2側面上に、前記第2下部活性パターンより前記基板から離隔する少なくとも一つの第2上部ブリッジパターンを含む第2上部活性パターンと、前記第2側面上に、前記第2下部活性パターン及び前記第2上部活性パターンと交差する第2ゲート構造体と、を有し、前記第2方向で、前記少なくとも一つの第1上部ブリッジパターンの幅は、前記少なくとも一つの第1下部ブリッジパターンの幅より小さく、前記第1方向及び前記第2方向と交差する第3方向で、前記少なくとも一つの第1上部ブリッジパターンの厚さは、前記少なくとも一つの第1下部ブリッジパターンの厚さより大きいことを特徴とする。
【0007】
また、上記目的を達成するためになされた本発明による半導体装置は、基板と、前記基板上に、第1方向に延長される壁構造体であって、前記第1方向と交差する第2方向で互いに対向する第1側面及び第2側面を含む前記壁構造体と、前記第1側面上に、前記基板から離隔する少なくとも一つの第1下部ブリッジパターンを含む第1下部活性パターンと、前記第1側面上に、前記第1下部活性パターンより前記基板から離隔する少なくとも一つの第1上部ブリッジパターンを含む第1上部活性パターンと、前記第1側面上に、前記第1下部活性パターン及び前記第1上部活性パターンと交差する第1ゲート構造体と、前記第2側面上に、前記基板から離隔する少なくとも一つの第2下部ブリッジパターンを含む第2下部活性パターンと、前記第2側面上に、前記第2下部活性パターンより前記基板から離隔する少なくとも一つの第2上部ブリッジパターンを含む第2上部活性パターンと、前記第2側面上に、前記第2下部活性パターン及び前記第2上部活性パターンと交差する第2ゲート構造体と、を有し、前記第2方向で、前記少なくとも一つの第1上部ブリッジパターンの幅は、前記少なくとも一つの第1下部ブリッジパターンの幅より小さく、前記少なくとも一つの第1上部ブリッジパターンの個数は、前記少なくとも一つの第1下部ブリッジパターンの個数より大きいことを特徴とする。
【0008】
また、本発明の実施形態による半導体装置は、第1領域及び第2領域を含む基板と、前記第1領域上に、前記基板から離隔する少なくとも一つの第1下部ブリッジパターンを含む第1下部活性パターンと、前記第1領域上に、前記第1下部活性パターンより前記基板から離隔する少なくとも一つの第1上部ブリッジパターンを含む第1上部活性パターンと、前記第2領域上に、前記基板から離隔する少なくとも一つの第2下部ブリッジパターンを含む第2下部活性パターンと、前記第2領域上に、前記第2下部活性パターンより前記基板から離隔する少なくとも一つの第2上部ブリッジパターンを含む第2上部活性パターンと、前記第1領域と前記第2領域との間に、前記第1方向に延長され、前記第1下部活性パターンと前記第2下部活性パターンを分離し、前記第1上部活性パターンと前記第2上部活性パターンを分離する壁構造体と、前記第1領域上に、前記第1下部活性パターン及び前記第1上部活性パターンと交差する第1ゲート構造体と、前記第1ゲート構造体の側面上に、前記第1方向で前記第1下部活性パターンと接続される第1下部ソース/ドレインパターンと、前記第1ゲート構造体の側面上に、前記第1方向で前記第1上部活性パターンと接続される第1上部ソース/ドレインパターンと、前記第2領域上に、前記第2下部活性パターン及び前記第2上部活性パターンと交差する第2ゲート構造体と、前記第2ゲート構造体の側面上に、前記第1方向で前記第2下部活性パターンと接続される第2下部ソース/ドレインパターンと、前記第2ゲート構造体の側面上に、前記第1方向で前記第2上部活性パターンと接続される第2上部ソース/ドレインパターンと、を有し、前記第1方向と交差する第2方向で、前記壁構造体の幅は、前記基板から遠ざかるにつれて増加し、前記少なくとも一つの第1上部ブリッジパターンの厚さは、前記少なくとも一つの第1下部ブリッジパターンの厚さより大きいか、前記少なくとも一つの第1上部ブリッジパターンの個数は、前記少なくとも一つの第1下部ブリッジパターンの個数より大きい。
【0009】
また、本発明の実施形態による半導体装置の製造方法は、第1領域及び第2領域を含む基板を提供する段階と、前記第1領域上に、前記基板から離隔する少なくとも一つの第1下部ブリッジパターンを含む第1下部活性パターンを形成する段階と、前記第1領域上に、前記第1下部活性パターンより前記基板から離隔する少なくとも一つの第1上部ブリッジパターンを含む第1上部活性パターンを形成する段階と、前記第2領域上に、前記基板から離隔する少なくとも一つの第2下部ブリッジパターンを含む第2下部活性パターンを形成する段階と、前記第2領域上に、前記第2下部活性パターンより前記基板から離隔する少なくとも一つの第2上部ブリッジパターンを含む第2上部活性パターンを形成する段階と、前記第1領域と前記第2領域との間に、前記第1方向に延長され、前記第1下部活性パターンと前記第2下部活性パターンを分離し、前記第1上部活性パターンと前記第2上部活性パターンを分離する壁構造体を形成する段階と、前記第1領域上に、前記第1下部活性パターン及び前記第1上部活性パターンと交差する第1ゲート構造体を形成する段階と、前記第2領域上に、前記第2下部活性パターン及び前記第2上部活性パターンと交差する第2ゲート構造体を形成する段階と、を有し、前記第1方向と交差する第2方向で、前記壁構造体の幅は、前記基板から遠ざかるにつれて増加する。
【発明の効果】
【0010】
本発明に係る半導体装置によれば、下部マルチ-ゲートトランジスタ及び/又は上部マルチ-ゲートトランジスタのチャネル面積(channel area)を制御することによって、下部マルチ-ゲートトランジスタと上部マルチ-ゲートトランジスタとの間の特性差異を最小化することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

三星電子株式会社
半導体素子
25日前
三星電子株式会社
半導体装置
15日前
三星電子株式会社
イメージセンサ
18日前
三星電子株式会社
イメージセンサ
11日前
三星電子株式会社
イメージセンサー
5日前
三星電子株式会社
磁気特性測定装置
11日前
三星電子株式会社
表示装置および表示システム
7日前
三星電子株式会社
イメージセンサー及びその製造方法
5日前
三星電子株式会社
貫通ビアを含むイメージセンサーと半導体素子
今日
三星電子株式会社
半導体装置及びそれを含むデータ格納システム
8日前
三星電子株式会社
積層セラミック電子部品及びこれを含む電子装置
6日前
三星電子株式会社
化合物および有機エレクトロルミネッセンス素子
6日前
三星電子株式会社
キャパシタ構造体及びこれを含む半導体パッケージ
12日前
三星電子株式会社
レジスト組成物及びそれを利用したパターン形成方法
8日前
三星電子株式会社
乗算および累積(MAC)演算器およびこれを含む行列乗算器
6日前
三星電子株式会社
フォトレジスト組成物及びそれを用いる集積回路素子の製造方法
14日前
三星電子株式会社
ナノ光学レンズアレイを具備するイメージセンサ及びこれを含む電子装置
25日前
三星電子株式会社
フォーカスリング、これを含む基板処理装置、及びこれを利用した基板処理方法
14日前
三星電子株式会社
人工知能演算を遂行するように構成されたアクセラレータ、アクセラレータの動作方法およびアクセラレータを含む人工知能システム
7日前
三星電子株式会社
マシン学習アクセラレータ、マシン学習アクセラレータを含むコンピューティング装置、およびデータをマシン学習アクセラレータにロードする方法
7日前
日亜化学工業株式会社
発光装置
1か月前
日亜化学工業株式会社
発光装置
12日前
株式会社カネカ
固体撮像装置用基板
6日前
個人
高性能高耐圧逆導通半導体装置
1か月前
東レ株式会社
圧電性材料の製造方法
1か月前
エイブリック株式会社
縦型ホール素子
今日
ローム株式会社
光センサ
1か月前
住友電気工業株式会社
受光素子
20日前
TDK株式会社
太陽電池
11日前
マグネデザイン株式会社
GSRセンサ
1か月前
AGC株式会社
太陽電池モジュール
1か月前
三菱電機株式会社
半導体装置
1か月前
日亜化学工業株式会社
発光装置
1か月前
株式会社半導体エネルギー研究所
半導体装置
18日前
日亜化学工業株式会社
発光装置
1か月前
株式会社半導体エネルギー研究所
半導体装置
今日
続きを見る