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公開番号2025100245
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2023217466
出願日2023-12-22
発明の名称太陽電池モジュール
出願人AGC株式会社
代理人個人
主分類H10F 19/00 20250101AFI20250626BHJP()
要約【課題】太陽電池モジュールに設けられた太陽光発電セルによって意匠性が損なわれることを抑制すること。
【解決手段】本発明の一態様にかかる太陽電池モジュール1aは、第1透光部材11と、第1透光部材11と対向するように配置された第2透光部材12と、第1透光部材11と第2透光部材12との間に配置された中間接着膜13、14および着色フィルム15と、第1透光部材11と第2透光部材12との間に配置された太陽光発電セル21と、を備える。太陽電池モジュール1aを平面視した際、太陽電池モジュール1aは、太陽光発電セル21が設置された設置部A1と、太陽光発電セル21が設置されていない非設置部A2と、を有し、設置部A1と非設置部A2の色相角度差が20度以下である。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
第1透光部材と、
前記第1透光部材と対向するように配置された第2透光部材と、
前記第1透光部材と前記第2透光部材との間に配置された中間接着膜と、
前記第1透光部材と前記第2透光部材との間に配置された太陽光発電セルと、を備える太陽電池モジュールであって、
前記太陽電池モジュールを平面視した際、前記太陽電池モジュールは、前記太陽光発電セルが設置された設置部と、前記太陽光発電セルが設置されていない非設置部と、を有し、
前記設置部と前記非設置部の色相角度差が20度以下である、
太陽電池モジュール。
続きを表示(約 750 文字)【請求項2】
前記設置部と前記非設置部の彩度差が30以下である、請求項1に記載の太陽電池モジュール。
【請求項3】
前記非設置部における可視光線透過率が10%以上80%以下である、請求項1または2に記載の太陽電池モジュール。
【請求項4】
前記非設置部におけるヘイズが20%以下である、請求項1または2に記載の太陽電池モジュール。
【請求項5】
前記第1透光部材と前記第2透光部材との間に着色フィルムが配置されている、請求項1または2に記載の太陽電池モジュール。
【請求項6】
前記太陽光発電セルの前記第1透光部材側は前記太陽光発電セルの受光面であり、
前記着色フィルムは、前記太陽光発電セルを基準として前記第2透光部材側に配置されている、請求項5に記載の太陽電池モジュール。
【請求項7】
前記着色フィルムは、厚さ方向において前記中間接着膜に挟まれるように配置されている、請求項6に記載の太陽電池モジュール。
【請求項8】
前記太陽光発電セルは薄膜太陽光発電セルであり、
前記第1透光部材の前記太陽光発電セルが配置されている側の主面に透明導電膜と前記薄膜太陽光発電セルが設けられている、
請求項6に記載の太陽電池モジュール。
【請求項9】
前記着色フィルムは、前記太陽電池モジュールを平面視した際、互いに隣接する前記太陽光発電セル間に配置されている、請求項5に記載の太陽電池モジュール。
【請求項10】
前記中間接着膜の一部に着色中間接着膜が設けられている、請求項1または2に記載の太陽電池モジュール。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、太陽電池モジュールに関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
近年、自然エネルギーを利用するために、太陽光発電セルが設けられた太陽電池モジュールの利用が進められている。特に、合わせガラスの内部に太陽光発電セルが設けられた太陽電池モジュールが広く利用されている。
【0003】
特許文献1には、太陽電池に着色を付与して意匠性を高め、周囲との調和を図ることが可能な太陽電池に関する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2001-53298号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
背景技術で説明したように、近年、合わせガラスの内部に太陽光発電セルが設けられた太陽電池モジュールが広く利用されている。このような太陽電池モジュールは、建築物の窓ガラスなど建材として利用されている。
【0006】
しかしながら、窓ガラスの内部に太陽光発電セルを設けた場合は、太陽光発電セルが人の視野に入るため、建築物の意匠性が損なわれるという問題がある。
【0007】
上記課題に鑑み本発明の目的は、太陽電池モジュールに設けられた太陽光発電セルによって意匠性が損なわれることを抑制可能な太陽電池モジュールを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一態様にかかる太陽電池モジュールは下記の通りである。
【0009】
[1]
第1透光部材と、
前記第1透光部材と対向するように配置された第2透光部材と、
前記第1透光部材と前記第2透光部材との間に配置された中間接着膜と、
前記第1透光部材と前記第2透光部材との間に配置された太陽光発電セルと、を備える太陽電池モジュールであって、
前記太陽電池モジュールを平面視した際、前記太陽電池モジュールは、前記太陽光発電セルが設置された設置部と、前記太陽光発電セルが設置されていない非設置部と、を有し、
前記設置部と前記非設置部の色相角度差が20度以下である、
太陽電池モジュール。
【0010】
[2]
前記設置部と前記非設置部の彩度差が30以下である、[1]に記載の太陽電池モジュール。
(【0011】以降は省略されています)

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