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公開番号2025111032
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-30
出願番号2024005170
出願日2024-01-17
発明の名称車両用外装品及び車両の外装構造
出願人豊田合成株式会社
代理人個人,個人
主分類F21S 43/20 20180101AFI20250723BHJP(照明)
要約【課題】カバーパネルの外観を向上させることができる車両用外装品及び車両の外装構造を提供する。
【解決手段】発光グリルは、可視光を照射可能に構成された光源と、光源を覆うカバーパネルとを備える。カバーパネル17は、可視光を透過させる基材層23と、基材層23の表面側または裏面側に配置されるとともに面方向に並んで配置された遮光層30及び非遮光層31と、遮光層30及び非遮光層31の表面側に配置された着色層27とを有する。カバーパネル17における非遮光層31と重なる領域であって非遮光層31よりも表面側の領域は、可視光を透過させる透光部34とされる。カバーパネル17における遮光層30と重なる領域であって遮光層30よりも表面側の領域は、可視光を透過させない非透光部35とされる。光源が非点灯の場合、透光部34と非透光部35との外観の色差ΔEは5以下である。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
可視光を照射可能に構成された光源と、前記光源を覆うカバーパネルとを備えた車両用外装品であって、
前記カバーパネルは、前記可視光を透過させる基材層と、前記基材層の表面側または裏面側に配置されるとともに面方向に並んで配置された遮光層及び非遮光層と、前記遮光層及び前記非遮光層の表面側に配置された着色層とを有し、
前記カバーパネルにおける前記非遮光層と重なる領域であって前記非遮光層よりも表面側の領域は、前記可視光を透過させる透光部とされ、
前記カバーパネルにおける前記遮光層と重なる領域であって前記遮光層よりも表面側の領域は、前記可視光を透過させない非透光部とされ、
前記光源が非点灯の場合、前記透光部と前記非透光部との外観の色差ΔEは5以下であることを特徴とする車両用外装品。
続きを表示(約 570 文字)【請求項2】
前記光源として白色の前記可視光を照射するものが用いられ、
前記カバーパネルにおいて前記非遮光層を含むとともに前記非遮光層と重なる領域の前記可視光の透過率は、5%以上70%以下の範囲であることを特徴とする請求項1に記載の車両用外装品。
【請求項3】
前記着色層は、前記透光部と前記非透光部とで同一構成であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用外装品。
【請求項4】
前記透光部の一部には、前記着色層が存在しない非着色部が設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用外装品。
【請求項5】
前記非遮光層は、前記遮光層に細孔を複数形成したものであることを特徴とする請求項4に記載の車両用外装品。
【請求項6】
前記カバーパネルは、電磁波を透過させる電磁波透過部を有していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用外装品。
【請求項7】
請求項1または請求項2に記載の車両用外装品を第1外装品とした場合において、前記第1外装品と前記第1外装品の周囲に配置される第2外装品とを備え、
前記第2外装品は、前記第1外装品の前記着色層と同一構成の着色層を有していることを特徴とする車両の外装構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用外装品及び車両の外装構造に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
一般に、車両の外装構造を構成するフロントグリルとして発光グリルが知られている(例えば、特許文献1参照)。こうした発光グリルは、透光性のアウタカバーと、アウタカバーの内側に配置された発光素子とを有している。発光グリルは、夜間に発光素子の光がアウタカバーを透過することによって発光する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-35593号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、発光グリルは、通常、日中に発光させることはない。発光グリルは、発光していない場合、太陽光などの外部からの光が照射されると、その光のうち一部がアウタカバーを透過するとともに残りがアウタカバーで反射する。一方、車両において発光グリルに隣接するフードは、太陽光などの外部からの光が照射されると、その光のほとんどを反射する。このため、発光グリルの外観とフードの外観とが大きく異なってしまうので、車両の外観が低下するという課題がある。
【0005】
こうした課題は、車両の外装構造に限らず、光を透過させない非透光部と、非透光部の周辺に配置されるとともに光を透過させる透光部とを有した車両用外装品においても概ね共通したものとなっている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
以下、上記課題を解決するための車両用外装品及び車両の外装構造の各態様を記載する。
[態様1]可視光を照射可能に構成された光源と、前記光源を覆うカバーパネルとを備えた車両用外装品であって、前記カバーパネルは、前記可視光を透過させる基材層と、前記基材層の表面側または裏面側に配置されるとともに面方向に並んで配置された遮光層及び非遮光層と、前記遮光層及び前記非遮光層の表面側に配置された着色層とを有し、前記カバーパネルにおける前記非遮光層と重なる領域であって前記非遮光層よりも表面側の領域は、前記可視光を透過させる透光部とされ、前記カバーパネルにおける前記遮光層と重なる領域であって前記遮光層よりも表面側の領域は、前記可視光を透過させない非透光部とされ、前記光源が非点灯の場合、前記透光部と前記非透光部との外観の色差ΔEは5以下であることを特徴とする車両用外装品。
【0007】
上記構成によれば、光源が点灯された場合、光源からの可視光は、カバーパネルの透光部を透過するが、カバーパネルの非透光部を透過しないので、光源からの可視光によってカバーパネルの透光部のみを発光させることができる。一方、光源が点灯されない場合、カバーパネルの非透光部と透光部との外観の色差ΔEが5以下であるので、非透光部と透光部との境界が目立ち難くなる。このため、カバーパネルの外観を向上させることができる。
【0008】
[態様2]前記光源として白色の前記可視光を照射するものが用いられ、前記カバーパネルにおいて前記非遮光層を含むとともに前記非遮光層と重なる領域の前記可視光の透過率は、5%以上70%以下の範囲であることを特徴とする[態様1]に記載の車両用外装品。
【0009】
上記構成によれば、透光部を白色の可視光で発光させることができる。
[態様3]前記着色層は、前記透光部と前記非透光部とで同一構成であることを特徴とする[態様1]または[態様2]に記載の車両用外装品。
【0010】
上記構成によれば、透光部と非透光部とで着色層の構成が異なる場合に比べて、カバーパネルを容易に製造できる。
[態様4]前記透光部の一部には、前記着色層が存在しない非着色部が設けられていることを特徴とする[態様1]~[態様3]のうちいずれか一つに記載の車両用外装品。
(【0011】以降は省略されています)

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