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公開番号2025111995
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-31
出願番号2024005975
出願日2024-01-18
発明の名称導光体及び車両内装用照明装置
出願人豊田合成株式会社
代理人弁理士法人平田国際特許事務所
主分類B60Q 3/64 20170101AFI20250724BHJP(車両一般)
要約【課題】特定の方向に指向した光を長さ方向の所望の範囲から照射することのできる、通知イルミネーションにも好適に用いることができる導光体、及びその導光体を備えた車両内装用照明装置を提供する。
【解決手段】棒状の導光体本体10の側面にV溝形状のレンズカット12が設けられ、レンズカット12のV溝形状を構成する2つの面の一方又は両方が湾曲傾斜面であり、湾曲傾斜面が、レンズカット12の長さ方向に垂直な断面における輪郭が導光体本体10の内側に向かって湾曲し、かつ前記輪郭が湾曲していないとしたときの直線122の傾斜角度θが0°より大きく、90°未満である、導光体1を提供する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
棒状の導光体本体の側面に、前記導光体本体の内部を長さ方向に沿って伝播する光を反射して前記導光体本体の外部に射出するためのV溝形状のレンズカットが設けられ、
前記レンズカットの前記V溝形状を構成する2つの面の一方又は両方が湾曲傾斜面であり、
前記湾曲傾斜面が、前記レンズカットの長さ方向に垂直な断面における輪郭が前記導光体本体の内側に向かって湾曲し、かつ前記輪郭が湾曲していないとしたときの直線の、前記導光体本体の長さ方向を基準とした傾斜角度θが0°より大きく、90°未満である、
導光体。
続きを表示(約 420 文字)【請求項2】
前記レンズカットの前記V溝形状を構成する2つの面の両方が前記湾曲傾斜面である、
請求項1に記載の導光体。
【請求項3】
前記導光体本体の長さ方向の端部のうちの前記湾曲傾斜面の側に位置する端部がTIRレンズ構造を有する、
請求項1又は2に記載の導光体。
【請求項4】
請求項1又は2に記載の導光体と、
前記導光体本体の長さ方向の端部のうちの前記湾曲傾斜面の側に位置する端部から前記導光体本体の内部に光を進入させる発光装置と、
前記発光装置から発せられた光を前記導光体本体の長さ方向に指向させる光指向手段と、
を備えた、
車両内装用照明装置。
【請求項5】
前記導光体が車両室内のインストルメントパネルに設置され、
前記傾斜角度θが20°以上、60°以下である、
請求項4に記載の車両内装用照明装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、導光体及び車両内装用照明装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、棒状の導光体を備えた、車両の内装に用いられる照明装置が知られている(特許文献1を参照)。特許文献1に記載の照明装置においては、棒状の導光体の一端面に対向して発光素子が配置され、上記の一端面から導光体に光を導入して導光体を発光させる。
【0003】
また、特許文献1に記載の照明装置においては、発光素子から発せられた光が、導光体の入力側の端面に形成された集光部で集光されて、導光体の内部に導光される。そして、導光体の側面のシボ加工された部分により光を拡散反射して、外部に射出する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-147440号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
近年、車両室内において用いられる、光による乗員への注意喚起機能が付加された、通知イルミネーションと呼ばれる照明装置が注目されている。この通知イルミネーションにおいては、例えば、運転席を向く方向などの特定の方向に指向した光を導光体の長さ方向の広い範囲から照射することにより、昼間などの明るい環境下でも乗員が認識しやすくなる。
【0006】
特許文献1に記載の照明装置を含め、特定の方向に指向した光を導光体の長さ方向の広い範囲から照射する機構を備えていない照明装置は、通知イルミネーションとしての利用には適していない。
【0007】
本発明の目的は、特定の方向に指向した光を長さ方向の所望の範囲から照射することのできる、通知イルミネーションにも好適に用いることができる導光体、及びその導光体を備えた車両内装用照明装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一態様は、上記目的を達成するために、下記の導光体及び車両内装用照明装置を提供する。
【0009】
[1]棒状の導光体本体の側面に、前記導光体本体の内部を長さ方向に沿って伝播する光を反射して前記導光体本体の外部に射出するためのV溝形状のレンズカットが設けられ、前記レンズカットの前記V溝形状を構成する2つの面の一方又は両方が湾曲傾斜面であり、前記湾曲傾斜面が、前記レンズカットの長さ方向に垂直な断面における輪郭が前記導光体本体の内側に向かって湾曲し、かつ前記輪郭が湾曲していないとしたときの直線の、前記導光体本体の長さ方向を基準とした傾斜角度θが0°より大きく、90°未満である、導光体。
[2]前記レンズカットの前記V溝形状を構成する2つの面の両方が前記湾曲傾斜面である、上記[1]に記載の導光体。
[3]前記導光体本体の長さ方向の端部のうちの前記湾曲傾斜面の側に位置する端部がTIRレンズ構造を有する、上記[1]又は[2]に記載の導光体。
[4]上記[1]又は[2]に記載の導光体と、前記導光体本体の長さ方向の端部のうちの前記湾曲傾斜面の側に位置する端部から前記導光体本体の内部に光を進入させる発光装置と、前記発光装置から発せられた光を前記導光体本体の長さ方向に指向させる光指向手段と、を備えた、車両内装用照明装置。
[5]前記導光体が車両室内のインストルメントパネルに設置され、前記傾斜角度θが20°以上、60°以下である、上記[4]に記載の車両内装用照明装置。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、特定の方向に指向した光を長さ方向の所望の範囲から照射することのできる、通知イルミネーションにも好適に用いることができる導光体、及びその導光体を備えた車両内装用照明装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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