TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025111301
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-30
出願番号
2024005640
出願日
2024-01-17
発明の名称
電子部品ユニット及びその製造方法
出願人
本田技研工業株式会社
代理人
弁理士法人大島特許事務所
主分類
H05K
5/06 20060101AFI20250723BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】バスバーを短くして軽量化すると共に、バスバーとケースの外部に配置された接続対象部品との接続位置の自由度を高める。
【解決手段】複数の電子部品147を一体化した電子部品ユニット79は、複数の電子部品147と、複数の電子部品147を収容するケース148と、ケース148の内部に充填され、複数の電子部品147を封止するモールド材と、各電子部品147に接続されるバスバー150、151と、を備え、ケース148は、複数の電子部品147を支持するケース本体153と、ケース本体153とは別体に形成され、ケース本体153に取り付けられる壁体154と、を有し、バスバー150、151は、ケース本体153と壁体154との間に設けられた隙間Gを貫通する。
【選択図】図10
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の電子部品を一体化した電子部品ユニットであって、
前記複数の電子部品と、
前記複数の電子部品を収容するケースと、
前記ケースの内部に充填され、前記複数の電子部品を封止するモールド材と、
前記各電子部品に接続されるバスバーと、を備え、
前記ケースは、
前記複数の電子部品を支持するケース本体と、
前記ケース本体とは別体に形成され、前記ケース本体に取り付けられる壁体と、を有し、
前記バスバーは、前記ケース本体と前記壁体との間に設けられた隙間を貫通する電子部品ユニット。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記ケース本体は、切り欠き部を有し、
前記壁体は、前記切り欠き部と対応する形状を成しており、前記切り欠き部に係合している請求項1に記載の電子部品ユニット。
【請求項3】
前記バスバーは、前記切り欠き部と対応する位置に集合するように複数設けられ、
前記切り欠き部は、
互いに対向する一対の側縁部と、
前記一対の側縁部を接続する底縁部と、を有し、
前記壁体は、
前記一対の側縁部に係合する一対の側辺部と、
前記一対の側辺部を接続する底辺部と、を備え、
前記バスバーは、前記底縁部と前記底辺部との間に設けられた前記隙間を貫通している請求項2に記載の電子部品ユニット。
【請求項4】
前記ケースは、前記ケース本体及び前記壁体とは別体に形成され、前記バスバーを保持する保持体を更に有し、
前記保持体は、前記隙間の少なくとも一部を埋めると共に前記バスバーのうちの前記隙間を貫通する部分を囲んでいる請求項1~3のいずれか1項に記載の電子部品ユニット。
【請求項5】
前記保持体は、
平板状のベース板と、
前記ベース板の一方の面から突出し、第1方向に間隔をおいて並ぶ複数の第1リブと、
前記ベース板の前記一方の面と間隔をおいて対向し、前記第1方向に延在して前記複数の第1リブを接続する第2リブと、を有し、
前記ベース板、前記複数の第1リブ、及び前記第2リブは、前記バスバーのうちの前記隙間を貫通する部分を囲んでいる請求項4に記載の電子部品ユニット。
【請求項6】
前記複数の第1リブは、前記第1方向と直交する第2方向に延在し、
前記ベース板の前記一方の面には、前記複数の第1リブの間に、前記バスバーを保持する保持溝が形成されている請求項5に記載の電子部品ユニット。
【請求項7】
前記壁体には、前記第1方向に沿って係合溝が形成され、
前記第2リブは、前記係合溝に係合している請求項5に記載の電子部品ユニット。
【請求項8】
前記壁体は、前記複数の電子部品と対応する位置に複数設けられ、
前記バスバーは、前記複数の電子部品と対応する位置に複数設けられ、前記ケース本体と前記各壁体との間に設けられた前記隙間を貫通する請求項1~3のいずれか1項に記載の電子部品ユニット。
【請求項9】
前記複数の電子部品は、それぞれ円柱状を成しており、互いに隣接して配置され、
前記ケース本体は、前記複数の電子部品の軸心方向に視て、前記ケース本体の幅方向一方側に向かって凸となるように屈曲しており、
前記複数の壁体は、前記ケース本体の前記幅方向一方側の壁部に取り付けられている請求項8に記載の電子部品ユニット。
【請求項10】
複数の電子部品と、
前記各電子部品に接続されるバスバーと、
切り欠き部を有するケース本体と、前記切り欠き部に係合する壁体と、を有し、前記複数の電子部品を収容するケースと、を備えた電子部品ユニットの製造方法であって、
前記切り欠き部を横切るように前記バスバーを前記ケース本体に配置するステップと、
前記切り欠き部と前記壁体の間に設けられた隙間を前記バスバーが貫通するように前記切り欠き部に前記壁体を係合させるステップと、
前記ケースの内部にモールド材を充填することで複数の電子部品を前記モールド材によって封止するステップと、を順次実行する電子部品ユニットの製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子部品ユニット及びその製造方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、低炭素社会又は脱炭素社会の実現に向けた取り組みが活発化し、車両や航空機等においてもCO
2
排出量の削減やエネルギー効率の改善のために、電動化技術に関する研究開発が行われている。
【0003】
このような電動化技術に関する研究開発の一つとして、複数の電子部品を一体化した電子部品ユニットの研究開発が行われている。例えば、特許文献1には、複数の電子部品(回路素子)と、複数の電子部品を収容するケースと、ケースの内部に充填されるモールド材(モールド樹脂)と、各電子部品に接続されるバスバーと、を備えた電子部品ユニット(回路素子ユニット)が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-170015号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1では、バスバーがケースを迂回するようにケースから引き出されている(特許文献1の図1、図2参照)。そのため、バスバーが長くなり、バスバーの重量が増加するという課題がある。また、バスバーがケースを迂回しているため、ケースの開口側からしかバスバーを引き出すことができない。そのため、バスバーとケースの外部に配置された接続対象部品との接続位置に対する制約が大きくなるという課題がある。
【0006】
本発明は、以上の背景に鑑み、バスバーを短くして軽量化すると共に、バスバーとケースの外部に配置された接続対象部品との接続位置の自由度を高めることを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために本発明のある態様は、複数の電子部品(147)を一体化した電子部品ユニット(79)であって、前記複数の電子部品と、前記複数の電子部品を収容するケース(148)と、前記ケースの内部に充填され、前記複数の電子部品を封止するモールド材(149)と、前記各電子部品に接続されるバスバー(150、151)と、を備え、前記ケースは、前記複数の電子部品を支持するケース本体(153)と、前記ケース本体とは別体に形成され、前記ケース本体に取り付けられる壁体(154)と、を有し、前記バスバーは、前記ケース本体と前記壁体との間に設けられた隙間(G)を貫通する。
【0008】
この態様によれば、バスバーをケースの隙間から引き出すことができる。そのため、バスバーがケースを迂回する場合と比較して、バスバーを短くして軽量化することができる。また、ケースの隙間の位置を調整することで、バスバーをケースの所望の位置から引き出すことができる。そのため、バスバーとケースの外部に配置された接続対象部品との接続位置の自由度を高めることができる。
【0009】
上記の態様において、前記ケース本体は、切り欠き部(166)を有し、前記壁体は、前記切り欠き部と対応する形状を成しており、前記切り欠き部に係合していても良い。
【0010】
この態様によれば、ケース本体に壁体を容易に取り付けることができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
本田技研工業株式会社
車両構造
24日前
本田技研工業株式会社
回転電機
1日前
本田技研工業株式会社
制御装置
22日前
本田技研工業株式会社
制御装置
22日前
本田技研工業株式会社
回転電機
1日前
本田技研工業株式会社
鞍乗型車両
15日前
本田技研工業株式会社
蓄電システム
9日前
本田技研工業株式会社
電動駆動装置
1日前
本田技研工業株式会社
鞍乗り型車両
22日前
本田技研工業株式会社
着座部材構造
22日前
本田技研工業株式会社
電動駆動装置
1日前
本田技研工業株式会社
電動駆動装置
1日前
本田技研工業株式会社
電気駆動装置
1日前
本田技研工業株式会社
固体二次電池
7日前
本田技研工業株式会社
運転評価装置
今日
本田技研工業株式会社
保険料算出装置
今日
本田技研工業株式会社
非水電解質電池
21日前
本田技研工業株式会社
通話サポート装置
21日前
本田技研工業株式会社
ステアリング装置
1日前
本田技研工業株式会社
燃料電池スタック
1日前
本田技研工業株式会社
燃料電池スタック
1日前
本田技研工業株式会社
カメラの取付構造
21日前
本田技研工業株式会社
鞍乗り型電動車両
21日前
本田技研工業株式会社
回転電機の制御装置
1日前
本田技研工業株式会社
燃料電池用貼合方法
8日前
本田技研工業株式会社
接着剤塗布システム
8日前
本田技研工業株式会社
鞍乗型車両の排気装置
22日前
本田技研工業株式会社
電極インクの塗工方法
今日
本田技研工業株式会社
外界センサの保持構造
8日前
本田技研工業株式会社
動力伝達装置及び車両
28日前
本田技研工業株式会社
通信システム及びFPGA
7日前
本田技研工業株式会社
燃料電池スタックの製造装置
6日前
本田技研工業株式会社
運転支援装置及び運転支援方法
23日前
本田技研工業株式会社
エンドエフェクタ及びロボット
3日前
本田技研工業株式会社
運転支援装置及び運転支援方法
23日前
本田技研工業株式会社
音声認識方法および音声認識装置
1日前
続きを見る
他の特許を見る