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公開番号
2025111752
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-30
出願番号
2025075971,2021567587
出願日
2025-05-01,2020-12-24
発明の名称
電力装置及びその制御方法
出願人
本田技研工業株式会社
代理人
弁理士法人桐朋
主分類
H02J
7/34 20060101AFI20250723BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】蓄電部の劣化や故障を未然に防止し、蓄電部の長寿命化を実現する、複数の蓄電部を有する電力装置及びその制御方法を提供する。
【解決手段】電力装置(10)において、ECU(14)は、複数の蓄電部(12a~12d)の電圧値を取得し、取得した複数の蓄電部(12a~12d)の電圧値の電圧差が閾値を超える場合には、電圧差が閾値を超える複数の蓄電部(12a~12d)同士の接続を禁止する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の蓄電部(12、12a~12d)を着脱可能であり、ECU(14)を有する電力装置(10)において、
前記ECUは、
複数の前記蓄電部から送信される電圧値をそれぞれ取得する電圧取得部(14)と、
前記電圧取得部が取得した複数の前記蓄電部の前記電圧値の電圧差が電圧閾値(Vthr)を超える場合、前記電圧差が前記電圧閾値を超える複数の前記蓄電部同士の接続を禁止する接続制御部(14)と、
を有する、電力装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数の蓄電部を有する電力装置及びその制御方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
複数のバッテリ(蓄電部)が電圧変換器を介して互いに並列接続される電力装置が、例えば、特開2016-25791号公報に開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-25791号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、電圧又はSOC(充電率)の異なる複数の蓄電部を互いに並列接続する場合、複数の蓄電部の間では、電圧又はSOCが互いに均等になるように、各蓄電部の電圧差に比例して電流が流れる充放電が行われる。この場合、複数の蓄電部を単純に結線した際、無視できるほど小さな電圧差であれば、各蓄電部を直接、並列接続しても問題はない。
【0005】
しかしながら、電圧差の大きな複数の蓄電部を並列接続すると、当該電圧差に起因して大電流が流れる。これにより、蓄電部の劣化や故障が発生し、蓄電部の寿命が短くなる場合がある。例えば、鉛バッテリは、内部抵抗が高いため、電圧差があっても大電流(過電流)は流れにくい。一方、着脱式のリチウムイオンバッテリのような内部抵抗の低い蓄電部について、並列に接続して充放電を行う場合、大電流(過電流)が流れやすい。
【0006】
本発明は、このような課題を考慮してなされたものであり、蓄電部の劣化や故障を未然に防止することで、蓄電部の長寿命化を実現することができる電力装置及びその制御方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の第1の態様は、複数の蓄電部を有する電力装置であって、複数の前記蓄電部の電圧値をそれぞれ取得する電圧取得部と、前記電圧取得部が取得した複数の前記蓄電部の前記電圧値の電圧差が電圧閾値を超える場合、前記電圧差が前記電圧閾値を超える複数の前記蓄電部同士の接続を禁止する接続制御部とを有する。
【0008】
本発明の第2の態様は、複数の蓄電部を有する電力装置の制御方法であって、電圧取得部によって複数の前記蓄電部の電圧値をそれぞれ取得するステップと、前記電圧取得部が取得した複数の前記蓄電部の前記電圧値の電圧差が電圧閾値を超える場合、接続制御部によって前記電圧差が前記電圧閾値を超える複数の前記蓄電部同士の接続を禁止するステップとを有する。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、複数の蓄電部の電圧値の電圧差が電圧閾値を超えると、複数の蓄電部同士の接続を禁止する。これにより、電圧差に起因して大電流が流れることが回避される。この結果、蓄電部の劣化や故障が未然に防止され、蓄電部の長寿命化を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本実施形態に係る電力装置の構成図である。
図1の蓄電部の構成図である。
図1の電力装置の動作を図示したフローチャートである。
図1の電力装置の動作を図示したフローチャートである。
具体例の説明図である。
変形例に係る電力装置の構成図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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