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公開番号2025112100
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-31
出願番号2024006190
出願日2024-01-18
発明の名称情報提供システム
出願人株式会社フジタ,株式会社建設技術研究所
代理人個人,個人,個人
主分類G01W 1/10 20060101AFI20250724BHJP(測定;試験)
要約【課題】ユーザーにとって使いやすい情報提供システムを提供する。
【解決手段】水害リスクに関連する複数の情報を地図表示して一元的に閲覧できるダッシュボードシステムを提供する。リアルタイムに配信される気象予測データをバックエンドで必要な形に演算処理をしたうえでダッシュボードに表示し、閾値を超えるとアラートが発出される情報提供システム100を提供する。累計降雨量が予測通りに計画降雨量を超えた際に発生することが予測される浸水被害規模(浸水の到達する平面的範囲、浸水深さ等)を2D、3D表示することにより、被害予測を直感的に把握しやすくするGUIを提供する。着目する拠点に特化した水害関連情報を1つの画面にまとめて表示する。タイムラインに応じた浸水危険度、予測浸水レベル、予測の信頼度(情報ソース)を、1つの画面で直感的に把握できるGUIを提供する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
リアルタイム配信される気象データ及び河川データを取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された前記気象データ及び前記河川データを所定の演算処理で必要な形に加工した加工データを生成する制御手段と、
前記制御手段により生成された前記加工データを表示する表示手段と、
前記気象データ及び前記河川データに対する閾値を設定することができる入力手段と、
前記加工データと前記閾値とに基づき、警報を発出する警報発出手段と、
を備える情報提供システム。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
請求項1に記載の情報提供システムにおいて、
過去に観測された前記気象データ及び前記河川データを記憶するデータ格納手段を備えることを特徴とする情報提供システム。
【請求項3】
請求項1に記載の情報提供システムにおいて、
前記制御手段は、前記取得手段により取得された前記気象データ及び前記河川データに基づく現在の浸水被害を予測した予測データを生成し、
前記表示手段は、前記制御手段により生成された前記予測データを地図上に表示することを特徴とする情報提供システム。
【請求項4】
請求項1に記載の情報提供システムにおいて、
前記制御手段は、時系列に応じた浸水危険度、予測浸水レベル、予測の信頼度のうち少なくとも1つを含む補助データを生成し、
前記表示手段は、前記制御手段により生成された前記補助データを表示することを特徴とする情報提供システム。
【請求項5】
請求項4に記載の情報提供システムにおいて、
前記補助データは、1つの画面に表示されることを特徴とする情報提供システム。
【請求項6】
請求項1に記載の情報提供システムにおいて、
前記加工データは、予測雨量又は予測水位のうち少なくとも一方の情報を含み、
前記警報発出手段は、前記予測雨量又は前記予測水位が前記閾値を超えた場合、警報を発出することを特徴とする情報提供システム。
【請求項7】
請求項6に記載の情報提供システムにおいて、
前記閾値は、複数の値を設定可能であり、
前記警報発出手段は、前記予測雨量又は前記予測水位が、複数の前記閾値のうちいずれかの閾値を超えるたびに警報を発出し、
前記表示手段は、前記警報発出手段により発出された警報をリストにして表示することを特徴とする情報提供システム。
【請求項8】
請求項6に記載の情報提供システムにおいて、
前記制御手段は、前記予測雨量と実績雨量とを対比する対比グラフを生成し、
前記表示手段は、前記制御手段により生成された前記対比グラフを表示することを特徴とする情報提供システム。
【請求項9】
請求項1に記載の情報提供システムにおいて、
前記制御手段は、前記河川データに関する複数の観測所のグラフを重ね合わせた第1グラフを生成し、
前記表示手段は、前記制御手段により生成された前記第1グラフを表示することを特徴とする情報提供システム。
【請求項10】
請求項1に記載の情報提供システムにおいて、
前記制御手段は、前記河川データに関する複数の観測所のグラフを河川の上流から下流に向けて河口からの距離に応じて順番に並べた第2グラフを生成するとともに、前記第2グラフのピークから河川の水位の上昇を予測する予測ラインを生成し、
前記表示手段は、前記制御手段により生成された前記第2グラフ及び前記予測ラインを表示することを特徴とする情報提供システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、気象データ及び河川データに関する情報を提供する情報提供システムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来の技術として、数時間先までの予測降雨量及び流域内の実測降雨量を取得のうえ、最大累計降雨量を演算し計画降雨量と対比することにより河川の氾濫発生を予測する方法がある(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-165689号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の技術によれば、河川の氾濫発生を予測することができるが、ユーザーにとってより一層使いやすい情報提供システムが望まれている。
【0005】
そこで、本発明は、ユーザーにとって使いやすい情報提供システムの提供を課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、上記の課題を解決するため以下の解決手段を採用する。なお、以下の解決手段及び括弧書中の文言はあくまで例示であり、本発明はこれに限定されるものではない。また、本発明は、以下の解決手段に示す各発明特定事項を少なくとも1つ含む発明とすることができる。さらに、以下の解決手段に示す各発明特定事項には、発明特定事項を限定する要素を追加して下位概念化することができ、発明特定事項を限定する要素を削除して上位概念化することもできる。
【0007】
解決手段1:本解決手段の情報提供システムは、リアルタイム配信される気象データ及び河川データを取得する取得手段と、前記取得手段により取得された前記気象データ及び前記河川データを所定の演算処理で必要な形に加工した加工データを生成する制御手段と、前記制御手段により生成された前記加工データを表示する表示手段と、前記気象データ及び前記河川データに対する閾値を設定することができる入力手段と、前記加工データと前記閾値とに基づき、警報を発出する警報発出手段と、データ格納手段と、を備える情報提供システムである。なお、データ格納手段は、本解決手段に含めてもよく、本解決手段に含めなくてもよい。
【0008】
本解決手段によれば、気象データ及び河川データを必要な形に加工した加工データが表示されるため、気象データ及び河川データをそのまま表示する方式と比較して、ユーザーにとって使いやすい情報を提供することができる。
また、本解決手段によれば、閾値を設定して警報を発出することができるため、ユーザーが警報の発出具合を自由に調整することができ、ユーザーにとって使いやすいシステムとすることができる。
【0009】
解決手段2:本解決手段の情報提供システムは、上述したいずれかの解決手段において、過去に観測された前記気象データ及び前記河川データを記憶するデータ格納手段を備えることを特徴とする情報提供システムである。
【0010】
本解決手段によれば、過去に観測された気象データ及び河川データ、すなわち、観測データの実績を記憶(アーカイブ)するため、現在のデータだけでなく、過去のデータも遡って確認することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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