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公開番号2025131164
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-09
出願番号2024028718
出願日2024-02-28
発明の名称状態評価装置および状態評価システム
出願人株式会社フジタ,株式会社シスミック
代理人弁理士法人高橋・林アンドパートナーズ
主分類G01N 29/04 20060101AFI20250902BHJP(測定;試験)
要約【課題】使用者が把持し、検査対象物の表面に沿って移動させながら検査対象物の状態を評価することができる状態評価装置を提供すること。
【解決手段】状態評価装置は、検査対象物の表面を打撃する打撃装置と、打撃装置と通信可能に接続される制御装置と、を含み、打撃装置は、検査対象物の表面を打撃する打撃ヘッドと、打撃ヘッドを昇降可能に駆動するアクチュエータと、アクチュエータを覆う筒形状を有する本体と、を含む打撃部と、打撃ヘッドによる検査対象物の表面の打音を検出するマイクを含む集音部と、本体と接続され、使用者によって把持される持ち手部と、制御装置と通信可能に接続され、光源を含む判定表示部と、を含み、制御装置は、アクチュエータを昇降可能に駆動する制御信号を生成し、かつ、マイクで検出された打音に基づいて検査対象物の判定結果を生成し、判定表示部は、判定結果に基づいて光源を点灯させる。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
検査対象物の表面を打撃する打撃装置と、
前記打撃装置と通信可能に接続される制御装置と、を含み、
前記打撃装置は、
前記検査対象物の表面を打撃する打撃ヘッドと、前記打撃ヘッドを昇降可能に駆動するアクチュエータと、前記アクチュエータを覆う筒形状を有する本体と、を含む打撃部と、
前記打撃ヘッドによる前記検査対象物の前記表面の打音を検出するマイクを含む集音部と、
前記本体と接続され、使用者によって把持される持ち手部と、
前記制御装置と通信可能に接続され、光源を含む判定表示部と、を含み、
前記制御装置は、前記アクチュエータを昇降可能に駆動する制御信号を生成し、かつ、前記マイクで検出された打音に基づいて前記検査対象物の判定結果を生成し、
前記判定表示部は、前記判定結果に基づいて前記光源を点灯させる、状態評価装置。
続きを表示(約 840 文字)【請求項2】
前記持ち手部は、
前記本体と接続される把持部材と、
前記把持部材から突出する突起部材と、を含み、
前記把持部材は、前記使用者の親指が当接する第1の指当接面と、前記使用者の前記親指以外の指が当接する第2の指当接面と、を含み、
前記突起部材は、前記使用者の掌が当接して押圧される掌当接面を含む、請求項1に記載の状態評価装置。
【請求項3】
前記把持部材は、弾性部材である、請求項2に記載の状態評価装置。
【請求項4】
前記掌当接面は、湾曲している、請求項2に記載の状態評価装置。
【請求項5】
前記持ち手部は、
前記本体と接続される支持部材と、
前記支持部材の上に設けられる把持部材と、を含み、
前記把持部材は、前記本体の上方から下方に向かって広がるように湾曲する形状を有し、前記使用者の親指が当接する窪みを含む、請求項1に記載の状態評価装置。
【請求項6】
前記持ち手部は、
前記本体と接続される支持部材と、
前記支持部材の端部に設けられる把持部材と、を含み、
前記把持部材は、前記使用者の指が当接する複数の窪みを含む、請求項1に記載の状態評価装置。
【請求項7】
前記支持部材は、前記本体の側面に接続されている、請求項6に記載の状態評価装置。
【請求項8】
さらに、前記検査対象物の前記表面に沿って転動する車輪を含む、請求項1に記載の状態評価装置。
【請求項9】
打撃部は、さらに、前記打撃ヘッドの先端が露出されるように前記打撃ヘッドに固定される打撃ヘッドカバーを含む、請求項1乃至請求項8のいずれか一項に記載の状態評価装置。
【請求項10】
前記打撃ヘッドカバーは、可塑性部材を含む、請求項9に記載の状態評価装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の一実施形態は、検査対象物の状態を評価する状態評価装置に関する。また、本発明の一実施形態は、状態評価装置を含む状態評価システムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
建物の外装材(外壁材)の剥離または剥落を未然に防止するため、建物の状態を診断するさまざまな方法が提案されている。例えば、建物躯体に接着された外装材の表面をハンマーで打撃した際に発生する打音をマイクで検出し、マイクからの検出信号に基づいて外装材の状態を評価する方法が知られている(特許文献1~特許文献3参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-203711号公報
特開2021-021667号公報
特開2021-021668号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の一実施形態は、使用者が把持し、検査対象物の表面に沿って移動させながら検査対象物の状態を評価することができる状態評価装置を提供することを目的の一つとする。また、本発明の一実施形態は、状態評価装置の打撃装置の位置および判定結果を取得し、これらが対応付けられた評価データを生成する状態評価システムを提供することを目的の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一実施形態に係る状態評価装置は、検査対象物の表面を打撃する打撃装置と、打撃装置と通信可能に接続される制御装置と、を含み、打撃装置は、検査対象物の表面を打撃する打撃ヘッドと、打撃ヘッドを昇降可能に駆動するアクチュエータと、アクチュエータを覆う筒形状を有する本体と、を含む打撃部と、打撃ヘッドによる検査対象物の表面の打音を検出するマイクを含む集音部と、本体と接続され、使用者によって把持される持ち手部と、制御装置と通信可能に接続され、光源を含む判定表示部と、を含み、制御装置は、アクチュエータを昇降可能に駆動する制御信号を生成し、かつ、マイクで検出された打音に基づいて検査対象物の判定結果を生成し、判定表示部は、判定結果に基づいて光源を点灯させる。
【0006】
持ち手部は、本体と接続される把持部材と、把持部材から突出する突起部材と、を含み、把持部材は、使用者の親指が当接する第1の指当接面と、使用者の親指以外の指が当接する第2の指当接面と、を含み、突起部材は、使用者の掌が当接して押圧される掌当接面を含んでもよい。把持部材は、弾性部材であってもよい。掌当接面は、湾曲していてもよい。
【0007】
持ち手部は、本体と接続される支持部材と、支持部材の上に設けられる把持部材と、を含み、把持部材は、本体の上方から下方に向かって広がるように湾曲する形状を有し、使用者の親指が当接する窪みを含んでもよい。
【0008】
持ち手部は、本体と接続される支持部材と、支持部材の端部に設けられる把持部材と、を含み、把持部材は、使用者の指が当接する複数の窪みを含んでもよい。支持部材は、本体の側面に接続されていてもよい。
【0009】
状態評価装置は、さらに、検査対象物の表面に沿って転動する車輪を含んでもよい。
【0010】
打撃部は、さらに、打撃ヘッドの先端が露出されるように打撃ヘッドに固定される打撃ヘッドカバーを含んでもよい。打撃ヘッドカバーは、可塑性部材を含んでもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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