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公開番号2025112185
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-31
出願番号2024006340
出願日2024-01-18
発明の名称厚み検知装置、シート処理装置及び画像形成システム
出願人株式会社リコー
代理人弁理士法人武和国際特許事務所
主分類G01B 5/06 20060101AFI20250724BHJP(測定;試験)
要約【課題】シート束の厚みの検知精度を向上させ、また、オフライン綴じにおけるシート束挿入時のダメージを軽減できるシート処理装置を提供する。
【解決手段】物体の厚みを検知する厚み検知装置であって、複数の方向に開口を有する空隙部に挿入される物体によって厚みの方向への移動が可能なように保持された厚み方向移動部材と、空隙部に挿入された物体によって移動した厚み方向移動部材を検知することで厚みを検知する厚み検知部と、を備え、厚み方向移動部材は、空隙部に挿入された物体に対向する部分の形状が、挿入方向に対して傾斜している、厚み検知装置による。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
物体の厚みを検知する厚み検知装置であって、
複数の方向に開口を有する空隙部に挿入される前記物体によって前記厚みの方向への移動が可能なように保持された厚み方向移動部材と、
前記空隙部に挿入された前記物体によって移動した前記厚み方向移動部材を検知することで前記厚みを検知する厚み検知部と、
を備え、
前記厚み方向移動部材は、
前記空隙部に挿入された前記物体に対向する部分の形状が、挿入方向に対して傾斜している、
ことを特徴とする厚み検知装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記厚み方向移動部材は、前記物体の厚み方向に付勢されていて、
前記空隙部を構成する面の一部には、付勢方向に凹んでいる凹部が形成されていて、
前記厚み方向移動部材が前記物体によって移動していないとき、当該厚み方向移動部材は前記凹部に接する、
請求項1に記載のシート処理装置。
【請求項3】
前記厚み方向移動部材は、前記空隙部が有する複数の開口のうちの一の開口の端部近傍に配置される、
請求項1に記載のシート処理装置。
【請求項4】
前記物体はシート状の媒体を束ねたシート束であり、
前記シート束を綴る綴じユニットを備える綴じ処理部と、
前記シート束の厚みに応じて前記綴じ処理部の動作を制御する制御部と、
前記シート束の厚みを検知する請求項1乃至3のいずれか一項に記載の厚み検知装置と、
を備え、
前記綴じ処理部は、複数の異なる種類の綴じ処理を行う綴じユニットを備え、
前記制御部は、前記厚みに応じて複数の当該綴じユニットのうちの一の綴じ処理ユニットによる綴じ処理を選択し実行させる、
ことを特徴とするシート処理装置。
【請求項5】
前記厚みに応じて選択可能な複数の綴じユニットのうちの一の綴じ処理ユニットを用いて綴じ処理を実行可能にする設定をするための設定部と備える、
請求項4に記載のシート処理装置。
【請求項6】
前記制御部は、
前記厚みに応じて前記一の綴じ処理ユニットが設定された後に、
前記設定部を介して使用者が当該設定を変更したとき、変更後の設定に応じて前記綴じ処理を選択し実行させるように制御する、
請求項5に記載のシート処理装置。
【請求項7】
前記制御部は、
前記厚みに応じて前記一の綴じ処理ユニットを選択する選択条件が設定されているとき、
前記厚みと当該選択条件に基づいて、前記綴じ処理を選択し実行させるように制御する、
請求項5に記載のシート処理装置。
【請求項8】
シートに画像を形成する画像形成装置と、
前記画像形成装置に接続された請求項4に記載のシート処理装置と、
を備える画像形成システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、厚み検知装置、シート処理装置及び画像形成システムに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
物体の厚みを検知する厚み検知装置が知られている。例えば、複数のシート状の媒体(以下「シート」と表記する。)を積層したシート束に対して綴じ処理を行うシート処理装置において、物体としてのシート束の厚みを検知するときに用いられる。
【0003】
また、厚み検知装置を備えるシート処理装置の機能を含む処理ユニットを搭載した画像形成装置や、厚み検知装置を備えるシート処理装置と画像形成装置とを連携させた画像形成システムも知られている。
【0004】
なお、シート処理装置には、画像形成装置の筐体内部に取付可能であって、筐体外部からシートを挿入して所定の処理を実行させる胴内型の装置も知られている。
【0005】
複数のシートを重ねてシート束を、使用者(ユーザ)が空隙に挿入して手動による綴じ処理を行う「オフライン綴じ」を実行可能にする構成を備えるシート処理装置において、挿入されたシート束の厚みを綴じ手段に合わせて管理する必要を無くす構成が開示されている(例えば、特許文献1を参照)。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1に開示されている構成は、シート束の厚みを規制する規制部を備え、綴じ可能枚数の異なる綴じ手段に合わせて規制部によりシート束を規制して、綴じ処理を行うものである。
【0007】
この特許文献1に開示されているような従来構成では、シート束の厚みを計測するための物理センサとして光学センサを用いている。従来構成においては、光学センサによってシート束の最上片に光を反射させてシート束の位置を直接的に読み取る方法でシート束の厚みを計測する。
【0008】
このような従来構成では、オフライン綴じを行う対象のシート束の最上部のシート片に光の反射率を変動させるような要因(例えば、形成されている画像の影響)があると、厚みの計測精度が低下する可能性がある。
【0009】
また、光学センサではなくシート束の最上片に直接接触して厚みを計測する検知部材を用いる場合は、シート束の挿入方向によっては抵抗が大きくなり、シート片(最上片)の先端部分が捲り上がるなどのダメージを受ける可能性がある。
【0010】
本発明は、シート束の厚みの検知精度を向上させ、また、オフライン綴じにおけるシート束挿入時のダメージを軽減できるシート処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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