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公開番号2025113646
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-04
出願番号2024007909
出願日2024-01-23
発明の名称施工管理システム
出願人日本精機株式会社
代理人
主分類G01D 21/00 20060101AFI20250728BHJP(測定;試験)
要約【課題】施工による施工現場の周辺地盤や周辺建物への影響を評価可能とする。
【解決手段】施工現場、又は前記施工現場の隣接地に設置される検知ユニット2と、検知ユニット2から送信された検出値を取得する管理端末1と、を備え、管理端末1は、検知ユニット2の設定情報を送信する設定情報送信手段を備え、設定情報には、検知ユニット2の稼働期間を指定する稼働期間指定情報が含まれ、検知ユニット2は、管理端末1と通信する無線通信部25と、無線通信部25に電源を供給するバッテリ22と、設定情報を取得する設定情報取得手段と、指定された稼働期間内のときは無線通信部25への電源供給をオンにし、稼働期間外のときは無線通信部25への電源供給をオフにする稼働状態切替手段と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
施工現場、又は前記施工現場の隣接地に設置される検知ユニットと、
前記検知ユニットから送信された検出値を取得する管理端末と、を備え、
前記管理端末は、前記検知ユニットの設定情報を送信する設定情報送信手段を備え、
前記設定情報には、前記検知ユニットの稼働期間を指定する稼働期間指定情報が含まれ、
前記検知ユニットは、
前記管理端末と通信する通信部と、
前記通信部に電源を供給するバッテリと、
前記設定情報を取得する設定情報取得手段と、
指定された前記稼働期間内のときは前記通信部への電源供給をオンにし、前記稼働期間外のときは前記通信部への電源供給をオフにする稼働状態切替手段と、を備える、施工管理システム。
続きを表示（約 340 文字）【請求項２】
前記稼働期間指定情報には、前記稼働期間の開始時刻を指定する稼働開始時刻情報と、前記稼働期間の終了時刻を指定する稼働終了時刻情報と、が含まれる、請求項１に記載の施工管理システム。
【請求項３】
前記稼働期間指定情報には、前記稼働期間とする曜日を指定する稼働曜日情報が含まれる、請求項１に記載の施工管理システム。
【請求項４】
前記稼働期間指定情報には、前記稼働期間の指定の有無を示す指定有無情報が含まれる、請求項１に記載の施工管理システム。
【請求項５】
前記検知ユニットは、書き換え可能な不揮発性メモリからなる記憶部をさらに備え、
前記設定情報は、前記記憶部に保存される、請求項１に記載の施工管理システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、施工管理システムに関する。
続きを表示（約 1,300 文字）【背景技術】
【０００２】
土木や建設などの施工を行うにあたって、施工による周辺地盤や周辺建物への悪影響を防ぐ技術として、特許文献１に開示される矢板を施工現場と周囲との間に設置するものが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
国際公開第２０１５／０２９４２６号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
特許文献１に開示される技術は、施工による周辺地盤や周辺建物への悪影響を防ぐものであるが、施工による周辺地盤や周辺建物への影響を検出したいという要望もある。
【０００５】
そこで、本開示は、施工による周辺地盤や周辺建物への影響を評価できる施工管理システムの提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
１つの側面では、以下のような解決手段を提供する。
施工現場、又は前記施工現場の隣接地に設置される検知ユニットと、
前記検知ユニットから送信された検出値を取得する管理端末と、を備え、
前記管理端末は、前記検知ユニットの設定情報を送信する設定情報送信手段を備え、
前記設定情報には、前記検知ユニットの稼働期間を指定する稼働期間指定情報が含まれ、
前記検知ユニットは、
前記管理端末と通信する通信部と、
前記通信部に電源を供給するバッテリと、
前記設定情報を取得する設定情報取得手段と、
指定された前記稼働期間内のときは前記通信部への電源供給をオンにし、前記稼働期間外のときは前記通信部への電源供給をオフにする稼働状態切替手段と、を備える。
【発明の効果】
【０００７】
本開示によれば、施工による周辺地盤や周辺建物への影響を評価することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
本実施例の施工管理システムの構成を示すブロック図である。
検知ユニットの構成を示すブロック図である。
検知ユニットの接続時の処理手順を示すフローチャートである。
（ａ）及び（ｂ）は管理端末の接続時の表示画面を示す図である。
検知ユニットの設定時などの処理手順を示すフローチャートである。
（ａ）～（ｅ）は管理端末の設定時などの表示画面を示す図である。
検知ユニットの切断処理時の処理手順を示すフローチャートである。
検知ユニットの傾斜測定時の処理手順を示すフローチャートである。
検知ユニットのアラーム起動時の処理手順を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、添付図面を参照しながら実施例について詳細に説明する。
【００１０】
＜施工管理システムの構成＞
図１に示すように、本発明の実施例による施工管理システムＳは、管理端末１と、検知ユニット２と、他の端末３と、を備える。
（【００１１】以降は省略されています）

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