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公開番号
2025112366
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-01
出願番号
2024006537
出願日
2024-01-19
発明の名称
水田除草装置
出願人
井関農機株式会社
代理人
弁理士法人藤本パートナーズ
主分類
A01C
11/02 20060101AFI20250725BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】 水田除草装置の汎用性を向上し、ユーザの利便性を向上することのできる水田除草装置を提供する。
【解決手段】
スクリュー12aにより水田の水上を走行しつつ水を攪拌して除草する水田除草装置1であって、水上を走行するための船体部10に、苗マットを載せる苗載部40と、水田に苗を植え付ける苗植付部50と、各部を制御する制御装置Cとが設けられ、
苗載部40は、載置された苗マットを搬送して前記苗植付部に供給する苗マット搬送機構40aを備えたことを特徴とする水田除草装置により、上記課題が解決される。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
スクリューにより水田の水上を走行しつつ水を攪拌して除草する水田除草装置であって、
前記水田除草装置は、水上を走行するための船体部を備え、前記船体部に、苗マットを載せる苗載部と、水田に苗を植え付ける苗植付部と、各部を制御する制御装置とが設けられ、
前記苗載部は、載置された苗マットを搬送して前記苗植付部に供給する苗マット搬送機構を備えたことを特徴とする水田除草装置。
続きを表示(約 640 文字)
【請求項2】
前記苗植付部は、駆動源である駆動用モータが収容された伝動ケースと、前記伝動ケースの回転軸と連結されて回転駆動されるロータリケースと、前記ロータリケースの2つの偏心支軸にそれぞれ取り付けられた一対の植込杆とによって前記苗載部に載置された苗マットから苗を取り出して水田に植え付ける苗植付装置を備え、さらに、
前記苗植付装置を前記船体部に対して、往復するようにスライド移動させる往復スライド機構を備えたことを特徴とする請求項1に記載の水田除草装置。
【請求項3】
前記苗植付部は、前記苗植付装置の苗取量を調節する苗取量調節機構を備えたことを特徴とする請求項2に記載の水田除草装置。
【請求項4】
前記船体部の下面に、水中に超音波を照射する超音波発生装置が設けられたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の水田除草装置。
【請求項5】
請求項1に記載の水田除草装置と、水田に給水を行う給水装置と、前記水田除草装置及び給水装置とネットワークを介して情報を送受可能に構成されたシステム制御部と備えた水田除草システムであって、
前記システム制御部は、前記水田除草装置から、前記スクリューを駆動するモータの負荷値に関する情報を取得し、取得したモータの負荷値が所定の閾値を超える場合に、前記給水装置を制御し、水田に給水するよう構成されたことを特徴とする請求項1に記載の水田除草システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、水田の除草を行う水田除草装置に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より、合鴨を水田に放ち除草する合鴨農法が知られているが、生物の管理の困難性から、近年においては、合鴨をロボットで代替した水田除草装置(所謂、アイガモロボット)が知られている。例えば、特許文献1には、浮力を備えたフロートボディと、該フロートボディ下部に配されたスクリュー推進機構によって、水田(圃場)の水上を自動走行しながら、水底の泥を攪拌し、これにより水面下の雑草の光合成を阻害して、その生育を抑えることで除草する水田除草装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第7193817号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の水田除草装置は、水田の除草という機能に限定されており、汎用性に乏しいものであった。また、水田除草装置を活用し、作業の利便性をより向上したいというユーザのニーズが存在する。
【0005】
そこで、本発明は、このような背景の下でなされたものであり、水田除草装置の汎用性を向上し、ユーザの利便性を向上することのできる水田除草装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の目的を達成するために、第1の発明は、
スクリューにより水田の水上を走行しつつ水を攪拌して除草する水田除草装置であって、
前記水田除草装置は、水上を走行するための船体部を備え、前記船体部に、苗マットを載せる苗載部と、水田に苗を植え付ける苗植付部と、各部を制御する制御装置とが設けられ、
前記苗載部は、載置された苗マットを搬送して前記苗植付部に供給する苗マット搬送機構を備えたことを特徴とする水田除草装置を提供する。
【0007】
上記第1の発明によれば、水田に苗を植え付ける苗植付部によって、水田除草装置の汎用性を向上し、ユーザの利便性を向上することができる。また、苗マット搬送機構により、円滑な苗の植え付けが可能となる。
【0008】
第2の発明は、上記第1の発明の構成に加え、
前記苗植付部は、駆動源である駆動用モータが収容された伝動ケースと、前記伝動ケースの回転軸と連結されて回転駆動されるロータリケースと、前記ロータリケースの2つの偏心支軸にそれぞれ取り付けられた一対の植込杆とによって前記苗載部に載置された苗マットから苗を取り出して水田に植え付ける苗植付装置を備え、さらに、
前記苗植付装置を前記船体部に対して、往復するようにスライド移動させる往復スライド機構を備えたことを特徴とする。
【0009】
上記第2の発明によれば、上記第1の発明の効果に加え、
苗植付装置が、苗マットから満遍なく(偏りなく)苗を取り出すことができ、その結果、植付動作を安定させて効率よく植え付けが可能となる。
【0010】
第3の発明は、上記第2の発明の構成に加え、
前記苗植付部は、前記苗植付装置の苗取量を調節する苗取量調節機構を備えたことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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