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公開番号
2025114348
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-05
出願番号
2024008991
出願日
2024-01-24
発明の名称
作業車両
出願人
井関農機株式会社
代理人
弁理士法人新大阪国際特許事務所
主分類
A01C
11/02 20060101AFI20250729BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】 従来の作業車両については、ブレーキング構成は必ずしも安定的でない。
【解決手段】 動力を発生するモーター装置10と、モーター装置10へ電力を供給するバッテリー装置20と、モーター装置10により発生された動力の変速を行うトランスミッション装置30と、モーター装置10から動力を出力する出力プーリー部材40と、トランスミッション装置30へ動力を入力する入力プーリー部材50と、モーター装置10からトランスミッション装置30へ動力を伝達する、出力プーリー部材40と入力プーリー部材50との間に巻装されたベルト部材60と、ベルト部材60を押圧することによりモーター装置10からトランスミッション装置30への動力の伝達をオフするブレーキ部材70と、を備えている野菜移植機である。
【選択図】 図2
特許請求の範囲
【請求項1】
動力を発生するモーター装置と、
前記モーター装置へ電力を供給するバッテリー装置と、
前記モーター装置により前記発生された動力の変速を行うトランスミッション装置と、
前記モーター装置から前記動力を出力する出力プーリー部材と、
前記トランスミッション装置へ前記動力を入力する入力プーリー部材と、
前記モーター装置から前記トランスミッション装置へ前記動力を伝達する、前記出力プーリー部材と前記入力プーリー部材との間に巻装されたベルト部材と、
前記ベルト部材を押圧することにより前記モーター装置から前記トランスミッション装置への前記動力の伝達をオフするブレーキ部材と、
を備えていることを特徴とする作業車両。
続きを表示(約 1,800 文字)
【請求項2】
前記ベルト部材の緩みを抑制するテンショナー部材をさらに備えており、
前記ブレーキ部材が前記動力の前記伝達をオフしているとき、前記テンショナー部材は前記ベルト部材の前記緩みを抑制しないことを特徴とする請求項1に記載の作業車両。
【請求項3】
前記ブレーキ部材は、前記ベルト部材が前記入力プーリー部材に接触する箇所で前記ベルト部材を押圧することを特徴とする請求項2に記載の作業車両。
【請求項4】
前記出力プーリー部材の径は、前記入力プーリー部材の径より小さく、
前記テンショナー部材は、前記ベルト部材を押圧することにより前記ベルト部材の前記緩みを抑制することを特徴とする請求項3に記載の作業車両。
【請求項5】
前記テンショナー部材は、ワイヤーで前記ブレーキ部材と連結されており、
前記ブレーキ部材が前記動力の前記伝達をオフしているとき、前記ワイヤーが牽引されることにより、前記テンショナー部材は前記ベルト部材の前記緩みを抑制しないように前記ブレーキ部材と連動させられることを特徴とする請求項4に記載の作業車両。
【請求項6】
前記モーター装置は、車体の前部へ配置されており、
前記バッテリー装置は、前記モーター装置の上方へ配置されており、
前記トランスミッション装置は、前記モーター装置の後方へ配置されており、
前記出力プーリー部材の出力プーリー回転軸の方向および前記入力プーリー部材の入力プーリー回転軸の方向は、車体左右方向と一致しており、
前記入力プーリー回転軸が配置されている位置は、前記出力プーリー回転軸の上方であって前記出力プーリー回転軸の後方である位置であり、
前記テンショナー部材は、前記ベルト部材の下方から前記ベルト部材を押圧し、
前記ブレーキ部材は、前記入力プーリー部材の後方から前記ベルト部材を押圧し、
前記ワイヤーは、前記ベルト部材の下方へ配置された中継プーリーを介して前記テンショナー部材と前記ブレーキ部材との間へ配索されていることを特徴とする請求項5に記載の作業車両。
【請求項7】
前記トランスミッション装置は、走行装置を駆動するための前記動力の減速を行う走行動力減速機構を有し、
前記走行動力減速機構は、前記入力プーリー回転軸と連動する、前記入力プーリー回転軸の下方へ配置されたカウンター軸と、前記カウンター軸と連動する、前記カウンター軸の下方へ配置された走行動力出力軸と、を有し、
前記減速が行われた前記動力は、前記車体左右方向に関して前記走行動力出力軸の両側へ設けられたサイドクラッチ機構を介して前記走行装置へ出力されることを特徴とする請求項6に記載の作業車両。
【請求項8】
前記トランスミッション装置は、作業装置を駆動するための前記動力の減速を行う作業動力減速機構をさらに有し、
前記作業動力減速機構は、前記車体左右方向に関して前記入力プーリー部材の右側へ設けられていることを特徴とする請求項7に記載の作業車両。
【請求項9】
前記作業装置は、圃場へ移植物を植付ける植付け部を有し、
搭乗作業者がシートへ着座しているか否かを検出する搭乗作業者センサーが、設けられており、
前記植付けられる移植物が前記植付け部へ供給されているか否かを検出する移植物センサーが、設けられており、
前記搭乗作業者センサーおよび前記移植物センサーの検出に基づいて前記ブレーキ部材を制御するコントローラーが、設けられており、
前記コントローラーは、前記搭乗作業者が前記シートへ着座しておらず、前記植付けられる移植物が前記植付け部へ供給されていないとき、前記ブレーキ部材に前記ベルト部材を押圧させることにより、前記車体が停止させられるような制御を行い、前記搭乗作業者が前記シートへ着座しており、前記植付けられる移植物が前記植付け部へ供給されているとき、走行速度が所定の走行速度レベルで維持されるような制御を行い、前記搭乗作業者が前記シートへ着座しておらず、前記植付けられる移植物が前記植付け部へ供給されているとき、前記走行速度が前記所定の走行速度レベルと比べて小さく抑えられるような制御を行うことを特徴とする請求項8に記載の作業車両。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、野菜移植機のような作業車両に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
走行車輪に支持される走行機体と、走行車輪を駆動させる電動モーターと、走行機体に昇降自在に支持される植付け作業機と、を備えた田植機において、変速レバーのレバー位置を検出する変速レバー検出手段と、ブレーキの入切を検出するブレーキ検出手段と、植付け作業機による植付け作業を許容する植付け許可手段と、変速レバー検出手段の検出位置に拘らず、ブレーキ検出手段が入状態の際に、電動モーターを停止させるモーター停止手段と、変速レバー検出手段が走行位置を検出した状態で、ブレーキ検出手段が入状態から切状態になり、かつ植付け許可手段が植付け作業を許容する状態にある場合、電動モーターの出力を変速レバー検出手段が検出した所定走行速度まで徐々に増速させる自動増速手段と、を備えてなる、田植機のような作業車両が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-188180号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、本発明者は、ユーザーのさまざまなニーズを考慮し、便利な機能が作業車両へつぎつぎと実装される趨勢はますます加速すると考えている。
【0005】
しかしながら、従来の作業車両については、便利な機能を利用するときの使い勝手が必ずしもよくないことに本発明者は気付いた。
【0006】
より具体的には、従来の作業車両については、ブレーキング構成は必ずしも安定的でないことに本発明者は気付いた。
【0007】
本発明は、上述された従来の課題を考慮し、使い勝手を向上することができる作業車両を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
第1の本発明は、動力を発生するモーター装置と、
前記モーター装置へ電力を供給するバッテリー装置と、
前記モーター装置により前記発生された動力の変速を行うトランスミッション装置と、
前記モーター装置から前記動力を出力する出力プーリー部材と、
前記トランスミッション装置へ前記動力を入力する入力プーリー部材と、
前記モーター装置から前記トランスミッション装置へ前記動力を伝達する、前記出力プーリー部材と前記入力プーリー部材との間に巻装されたベルト部材と、
前記ベルト部材を押圧することにより前記モーター装置から前記トランスミッション装置への前記動力の伝達をオフするブレーキ部材と、
を備えていることを特徴とする作業車両である。
【0009】
第2の本発明は、前記ベルト部材の緩みを抑制するテンショナー部材をさらに備えており、
前記ブレーキ部材が前記動力の前記伝達をオフしているとき、前記テンショナー部材は前記ベルト部材の前記緩みを抑制しないことを特徴とする第1の本発明の作業車両である。
【0010】
第3の本発明は、前記ブレーキ部材は、前記ベルト部材が前記入力プーリー部材に接触する箇所で前記ベルト部材を押圧することを特徴とする第2の本発明の作業車両である。
(【0011】以降は省略されています)
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