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公開番号2025108328
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-23
出願番号2024002198
出願日2024-01-10
発明の名称マルチバンドコイルアンテナ
出願人個人
代理人
主分類H01Q 7/00 20060101AFI20250715BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】既存のアンテナには、(A)MF帯とHF帯の3つ以上のアマチュアバンド(アマチュア無線の周波数帯)で送受信可能なコイル状アンテナと(B)整合回路なしでVHF帯とUHF帯の3つ以上のアマチュアバンドで送受信可能なコイル状アンテナはなかった。
【解決手段】本発明は、コイルを同じ回転方向に少し折り返して巻いたり、コイルピッチと巻き数を工夫することで、アンテナAとアンテナBを実現した。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
コイルを少し折り返して巻くことで、利得を大きく下げずに、第1共振周波数に第2共振周波数を近づけたコイル状アンテナ。
続きを表示(約 480 文字)【請求項2】
請求項1のようにコイルを少し折り返して巻いたり、コイルピッチや巻き数を工夫することで、トラップを使わずに、アマチュア無線の1.8MHz帯(1.8MHz~1.9125MHz)、3.5MHz帯(3.5MHz~3.805MHz)、7MHz帯(7MHz~7.2MHz)、10MHz帯(10.1MHz~10.15MHz)、14MHz帯(14MHz~14.35MHz)、18MHz帯(18.068MHz~18.168MHz)、21MHz帯(21MHz~21.45MHz)、24MHz帯(24.89MHz~24.99MHz)、28MHz帯(28MHz~29.7MHz)、50MHz帯(50MHz~54MHz)のうち、3バンド以上で送受信可能なコイル状アンテナ。
【請求項3】
コイルピッチや巻き数を工夫することで、トラップと整合回路を使わずに、アマチュア無線の144MHz帯(144MHz~146MHz)、430MHz帯(430MHz~440MHz)、1200MHz帯(1260MHz~1300MHz)の3バンドで送受信可能なコイル状アンテナ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、マルチバンドで送受信可能なコイル状アンテナに関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
マルチバンドで使えるコイル状アンテナは、いくつか提案されている。例えば、特許文献1は、複数のバンド別エレメントからなる受信用アンテナを提案しているが、当アンテナは送信に適さない。特許文献2は、2つのバンドで送受信可能な非一様ヘリカルアンテナを提案しているが、3つ以上の特定バンドで送受信を可能にする具体的方法を示していない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実全昭55-072311号公報
特表2001-501412号公報
【非特許文献】
【0004】
D.B. Miron, "A study of the CTHA based on analytical models", IEEE Transactions on Antennas and Propagation, (米), 2001, Vol. 49, No. 8, p. 1130-1137
Pino Zollo, "CTHA Antenna 2nd part", [online], 2006.11.5, [検索日2024.1.6], インターネット <URL: https://www.qsl.net/zp4kfx/Antenne/CTHA2.html>
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
既存のアンテナには、(A)MF帯やHF帯の3つ以上のアマチュアバンド(アマチュア無線の周波数帯)で送受信でき、トラップが不要なコイル状アンテナや、(B)VHF帯やUHF帯の3つ以上のアマチュアバンドで送受信でき、トラップと整合回路が不要なコイル状アンテナはなかった。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、コイルを少し折り返して巻いたり、コイルピッチや巻き数を工夫することで、アンテナ(A)とアンテナ(B)を実現した。
【発明の効果】
【0007】
本発明により、トラップのない単純な構造で、アンテナの小型化と3バンド以上のマルチバンド化を両方実現できる。アンテナ(B)は、これらの利点の他に、整合回路の不使用による軽量化、長寿命化、送信電力損失の低減の利点もある。
【図面の簡単な説明】
【0008】
9:1不平衡/不平衡トランス
アンテナ(A)の正面図
アンテナ(A)の背面図
コイルの一部を少し歪めたアンテナ(A)の正面図
カバーなしアンテナ(B)の正面図
カバー付きアンテナ(B)のカバーを外した正面図
【発明を実施するための形態】
【0009】
損失低減のため、ポリエチレンなど低誘電率材料の円筒にコイルを巻く。コイルピッチが小さい場合やコイルに折り返し部分がある場合、短絡防止のため、エナメル線などの被覆線でコイルを巻く。線材がずれないように、円筒に真横に溝を等間隔で彫り、線材が別の溝に移る所では、溝の凸部を取るとよい。
【0010】
コイル状アンテナでは、円筒の外径、円筒の厚さ、円筒の材料、導線の長さ、導線の直径、コイルピッチ等を変えることで、共振周波数を変えられる。導線を長くしたり、コイルピッチを小さくすれば、第1共振周波数は低くなる。コイルピッチを小さくすれば、共振周波数の間隔も狭まるが、これには限界がある。
(【0011】以降は省略されています)

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