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公開番号2025112580
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-01
出願番号2024006899
出願日2024-01-19
発明の名称管理サーバ、PONシステム、及び切替方法
出願人住友電気工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類H04L 41/0668 20220101AFI20250725BHJP(電気通信技術)
要約【課題】PONシステムにおける障害発生時の復旧時間を短くすること。
【解決手段】管理サーバは、複数のOLTについて対応するONUの設定ファイルを生成するための設定情報を記憶する記憶部と、いずれかのOLTに係る異常情報を取得する取得部と、異常情報に係るOLTから別のOLTに切り替えが可能になるように、該別のOLTの設定情報に基づき設定ファイルを生成する生成部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数のOLTについて対応するONUの設定ファイルを生成するための設定情報を記憶する記憶部と、
いずれかのOLTに係る異常情報を取得する取得部と、
前記異常情報に係るOLTから別のOLTに切り替えが可能になるように、該別のOLTの前記設定情報に基づき前記設定ファイルを生成する生成部と、を備える管理サーバ。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記設定情報は、ONU及び複数のOLTの間に設けられて出力ポートを切り替えることにより出力先のOLTを切替可能に構成された光スイッチの配線情報である、請求項1記載の管理サーバ。
【請求項3】
前記取得部は、前記異常情報として、障害が発生しているOLTからの異常状態を通知する信号、又は、障害が発生しているOLTの光レベル低下を検知した前記光スイッチからの信号を取得する、請求項2記載の管理サーバ。
【請求項4】
前記取得部は、各OLTから定期的に情報を取得し、取得した情報と所定の判定条件リストとを比較して、比較結果に基づき、障害が発生しているOLTを特定し、特定したOLTに係る情報を前記異常情報として取得する、請求項2記載の管理サーバ。
【請求項5】
前記判定条件リストは、複数の障害シナリオにおける各種情報を含んでいる、請求項4記載の管理サーバ。
【請求項6】
前記生成部により前記別のOLTの前記設定ファイルが生成されている場合において、前記光スイッチの出力先が前記別のOLTになるように前記出力ポートを切り替える切替制御部を更に備える、請求項2記載の管理サーバ。
【請求項7】
複数のOLTと、
前記複数のOLTを管理する管理サーバと、を備えるPONシステムであって、
前記管理サーバは、
前記複数のOLTについて対応するONUの設定ファイルを生成するための設定情報を記憶する記憶部と、
いずれかのOLTに係る異常情報を取得する取得部と、
前記異常情報に係るOLTから別のOLTに切り替えが可能になるように、該別のOLTの前記設定情報に基づき前記設定ファイルを生成する生成部と、を備える、PONシステム。
【請求項8】
前記異常情報に係るOLTと前記別のOLTとが、互いに異なる機種のOLTである、請求項7記載のPONシステム。
【請求項9】
複数のOLTを管理する管理サーバが実行する切替方法であって、
いずれかのOLTに係る異常情報を取得することと、
前記異常情報に係るOLTから別のOLTに切り替えが可能になるように、予め記憶されている各OLTについての対応するONUの設定ファイルを生成するための設定情報のうち前記別のOLTの前記設定情報に基づき、前記設定ファイルを生成することと、を含む切替方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、管理サーバ、PONシステム、及び切替方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、FTTH(Fiber to the Home)等のサービスにおいて、光信号を複数に分岐して一心の光ファイバを複数ユーザで共有するPON(Passive Optical Network)システムが利用されている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-257280号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
例えばPONシステムに含まれるOLT(Optical Line Terminal)の障害発生時等において、障害復旧までの時間を短くすることが求められている。
【0005】
本開示は、PONシステムにおける障害発生時の復旧時間を短くすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一実施形態に係る管理サーバは、複数のOLTについて対応するONUの設定ファイルを生成するための設定情報を記憶する記憶部と、いずれかのOLTに係る異常情報を取得する取得部と、異常情報に係るOLTから別のOLTに切り替えが可能になるように、該別のOLTの設定情報に基づき設定ファイルを生成する生成部と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、PONシステムにおける障害発生時の復旧時間を短くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本実施形態に係るPONシステムの構成図である。
図2は、光配線の一例を示す図である。
図3は、ONUの設定ファイルの生成について説明する図である。
図4は、PONシステムにおける切替処理を示すフローチャートである。
図5は、比較例に係るPONシステムを説明する図である。
図6は、変形例に係るPONシステムの構成図である。
図7は、判定条件リストを説明する図である。
図8は、変形例に係るPONシステムにおける切替処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本願発明の実施形態の説明]
最初に、本開示の実施形態の内容を列記して説明する。
【0010】
[1]一実施形態に係る管理サーバは、複数のOLTについて対応するONUの設定ファイルを生成するための設定情報を記憶する記憶部と、いずれかのOLTに係る異常情報を取得する取得部と、異常情報に係るOLTから別のOLTに切り替えが可能になるように、該別のOLTの設定情報に基づき設定ファイルを生成する生成部と、を備える。
(【0011】以降は省略されています)

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