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公開番号2025110459
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-29
出願番号2024004304
出願日2024-01-16
発明の名称コネクタおよびコネクタアセンブリ
出願人株式会社オートネットワーク技術研究所,住友電装株式会社,住友電気工業株式会社
代理人個人,個人
主分類H01R 13/52 20060101AFI20250722BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】組立作業性を向上できるコネクタおよびコネクタアセンブリを提供する。
【解決手段】第1コネクタ10は、第1端子30と、第1端子30を保持する第1ハウジング40と、第1ハウジング40を第1方向X1に貫通するとともに、第1端子30を露出する作業孔51Xとを有する。第1コネクタ10は、第1ハウジング40に取り付けられるサービスカバー90を有する。サービスカバー90は、第1ハウジング40に取り付けられた状態において、作業孔51Xを露出する第1位置と、作業孔51Xを閉塞する第2位置とに移動可能に設けられている。第1ハウジング40は、支持軸61と、支持軸61を中心として円運動する際のサービスカバー90をガイドする第1ガイド部62とを有する。サービスカバー90は、支持軸61が挿入される軸受孔94を有する。サービスカバー90は、第1位置と第2位置との間において、上記円運動が可能に設けられている。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
第1端子と、
前記第1端子を保持する第1ハウジングと、
前記第1ハウジングを第1方向に貫通するとともに、前記第1端子を露出する作業孔と、
前記第1ハウジングに取り付けられるとともに、前記作業孔を閉塞可能であるサービスカバーと、を有し、
前記サービスカバーは、前記第1ハウジングに取り付けられた状態において、前記作業孔を露出する第1位置と、前記作業孔を閉塞する第2位置とに移動可能に設けられており、
前記第1ハウジングは、支持軸と、前記支持軸を中心として前記サービスカバーが円運動する際に前記サービスカバーをガイドする第1ガイド部と、を有し、
前記サービスカバーは、前記支持軸が挿入される軸受孔を有し、
前記サービスカバーは、前記第1位置と前記第2位置との間において、前記円運動が可能に設けられている、コネクタ。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記サービスカバーは、前記第1ハウジングに取り付けられた状態において、前記第1位置と、前記第2位置と、前記第2位置よりも前記第1方向の反対方向である第1反対方向に向かった位置である第3位置とに移動可能に設けられており、
前記サービスカバーは、前記第1位置から前記第3位置まで前記円運動が可能に設けられており、
前記サービスカバーは、前記第3位置から前記第2位置まで前記第1方向に沿ってスライド可能に設けられている、請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
前記第1ハウジングは、前記サービスカバーが前記第1方向に沿ってスライドする際に前記サービスカバーをガイドする第2ガイド部を更に有する、請求項2に記載のコネクタ。
【請求項4】
前記第1ハウジングは、前記軸受孔と係合可能である係合部を更に有し、
前記係合部は、前記サービスカバーが前記第2位置に配置された状態において、前記軸受孔に係合される、請求項1に記載のコネクタ。
【請求項5】
前記第1ハウジングは、前記第1位置に配置された前記サービスカバーを支持する支持部を更に有する、請求項1に記載のコネクタ。
【請求項6】
前記第1ハウジングは、前記第1ハウジングの外周面から外方に突出するとともに、前記作業孔に連通する筒部を有し、
前記コネクタは、前記筒部の外周面に装着されたシール部材を有し、
前記サービスカバーは、前記作業孔を閉塞する本体部と、前記本体部から前記第1方向に向かって突出する嵌合筒部と、を有し、
前記嵌合筒部は、前記サービスカバーが前記第2位置に配置された状態において、前記筒部の外側に嵌合されるように設けられており、
前記シール部材は、前記筒部の外周面と前記嵌合筒部の内周面との間をシールする、請求項1に記載のコネクタ。
【請求項7】
前記筒部の内部には、筒状のシールホルダが取り付けられており、
前記シールホルダは、前記筒部のうち前記第1方向の反対方向である第1反対方向の端面を被覆するとともに、前記筒部の外周面よりも外方に突出する突出部を有し、
前記シール部材は、前記第1方向において、前記第1ハウジングの外周面と前記突出部との間に設けられており、
前記突出部は、前記シール部材と係合可能である、請求項6に記載のコネクタ。
【請求項8】
前記サービスカバーは、前記本体部から前記第1方向に向かって突出する枠体と、前記枠体の先端部から前記第1方向と直交する方向に向かって突出する突出片とを有し、
前記軸受孔は、前記枠体に設けられており、
前記突出片は、前記サービスカバーが前記円運動する際に前記第1ガイド部にガイドされる、請求項6に記載のコネクタ。
【請求項9】
請求項1から請求項8のいずれか1項に記載のコネクタである第1コネクタと、
前記第1コネクタに接続される第2コネクタと、を有し、
前記第2コネクタは、
前記第1端子に接続される第2端子と、
前記第2端子を保持するとともに、前記第1ハウジングに嵌合される第2ハウジングと、を有する、コネクタアセンブリ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、コネクタおよびコネクタアセンブリに関するものである。
続きを表示(約 2,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、車両には、電線の端部に取り付けられる第1コネクタと、電気機器のケースに装着されるとともに第1コネクタと電気的に接続される第2コネクタと、サービスカバーとを備えるコネクタアセンブリが搭載される(例えば、特許文献1参照)。第1コネクタは、電線の端末に接続された第1端子と、第1端子を保持する第1ハウジングとを有する。第2コネクタは、第2端子と、第2端子を保持する第2ハウジングとを有する。サービスカバーは、第1ハウジングが有する作業孔を閉塞するように第1ハウジングに取り付けられる。
【0003】
第1コネクタと第2コネクタとを接続する際には、まず、第1ハウジングを第2ハウジングに嵌合させるとともに、第1端子に設けられた第1ボルト孔と第2端子に設けられた第2ボルト孔とを重ね合わせる。続いて、第1ハウジングの作業孔を通じてボルトを第1ハウジングの内部に挿入し、そのボルトを第1ボルト孔および第2ボルト孔に貫通させる。次いで、ボルトをナットにねじ込むことにより、第1端子と第2端子とをボルト締結によって互いに電気的に接続する。その後、第1ハウジングの作業孔を閉塞するように第1ハウジングに対してサービスカバーを取り付ける。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-130300号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、上記コネクタアセンブリにおいては、組立作業性の向上が望まれている。
本開示の目的は、組立作業性を向上できるコネクタおよびコネクタアセンブリを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のコネクタは、第1端子と、前記第1端子を保持する第1ハウジングと、前記第1ハウジングを第1方向に貫通するとともに、前記第1端子を露出する作業孔と、前記第1ハウジングに取り付けられるとともに、前記作業孔を閉塞可能であるサービスカバーと、を有し、前記サービスカバーは、前記第1ハウジングに取り付けられた状態において、前記作業孔を露出する第1位置と、前記作業孔を閉塞する第2位置とに移動可能に設けられており、前記第1ハウジングは、支持軸と、前記支持軸を中心として前記サービスカバーが円運動する際に前記サービスカバーをガイドする第1ガイド部と、を有し、前記サービスカバーは、前記支持軸が挿入される軸受孔を有し、前記サービスカバーは、前記第1位置と前記第2位置との間において、前記円運動が可能に設けられている。
【発明の効果】
【0007】
本開示のコネクタおよびコネクタアセンブリによれば、組立作業性を向上できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、一実施形態のコネクタアセンブリを示す斜視図である。
図2は、一実施形態のコネクタアセンブリを示す分解斜視図である。
図3は、一実施形態のコネクタアセンブリを示す平面図である。
図4は、一実施形態の第1コネクタを示す分解斜視図である。
図5は、一実施形態のコネクタアセンブリの一部を示す断面図(図3における5-5線断面図)である。
図6は、一実施形態の第1コネクタを示す分解斜視図である。
図7は、一実施形態のサービスカバーを示す斜視図である。
図8は、一実施形態のコネクタアセンブリの一部を示す側面図である。
図9は、一実施形態のコネクタアセンブリの製造方法を示す側面図である。
図10は、一実施形態のコネクタアセンブリの製造方法を示す側面図である。
図11は、一実施形態のコネクタアセンブリの製造方法を示す側面図である。
図12は、一実施形態のコネクタアセンブリの製造方法を示す側面図である。
図13は、一実施形態のコネクタアセンブリの製造方法を示す側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施形態を列挙して説明する。
[1]本開示のコネクタは、第1端子と、前記第1端子を保持する第1ハウジングと、前記第1ハウジングを第1方向に貫通するとともに、前記第1端子を露出する作業孔と、前記第1ハウジングに取り付けられるとともに、前記作業孔を閉塞可能であるサービスカバーと、を有し、前記サービスカバーは、前記第1ハウジングに取り付けられた状態において、前記作業孔を露出する第1位置と、前記作業孔を閉塞する第2位置とに移動可能に設けられており、前記第1ハウジングは、支持軸と、前記支持軸を中心として前記サービスカバーが円運動する際に前記サービスカバーをガイドする第1ガイド部と、を有し、前記サービスカバーは、前記支持軸が挿入される軸受孔を有し、前記サービスカバーは、前記第1位置と前記第2位置との間において、前記円運動が可能に設けられている。
【0010】
この構成によれば、サービスカバーが、第1ハウジングに取り付けられた状態において、作業孔を露出する第1位置と、作業孔を閉塞する第2位置とに移動可能に第1ハウジングに取り付けられる。このため、コネクタに相手コネクタが接続される前の状態において、第1ハウジングに対して事前にサービスカバーを取り付けることができる。したがって、コネクタと相手コネクタとを接続する際に、第1ハウジングに対して事前に取り付けられたサービスカバーを利用して作業孔を閉塞することができる。この結果、作業孔を閉塞する際に、コネクタおよび相手コネクタとは別に用意しておいたサービスカバーをコネクタに取り付ける作業を省略できる。これにより、コネクタアセンブリの組立作業性を向上させることができる。特に、コネクタと相手コネクタとの接続作業を自動化する場合に有効である。具体的には、コネクタアセンブリの組み立て作業時に製造ラインに追加する部品を減らすことができるため、コネクタアセンブリの組み立て工程を自動化しやすくなる。
(【0011】以降は省略されています)

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