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公開番号2025113499
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-01
出願番号2025090754,2024118464
出願日2025-05-30,2020-12-04
発明の名称同一位置ピクチャに関する情報を含むピクチャヘッダーに基づく画像符号化/復号化方法、装置、及びビットストリームを伝送する方法
出願人エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド,LG ELECTRONICS INC.
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類H04N 19/70 20140101AFI20250725BHJP(電気通信技術)
要約【課題】符号化/復号化効率が向上した画像符号化/復号化方法及び装置が提供される。
【解決手段】本開示による画像復号化方法は、現在ブロックに対する同一位置ピクチャに基づいて、現在ブロックに対する時間動きベクトル予測子(temporal motion vector predictor)を導出するステップと、時間動きベクトル予測子に基づいて現在ブロックの動きベクトルを導出するステップと、動きベクトルに基づいて現在ブロックの予測ブロックを生成するステップと、を含み、同一位置ピクチャは、現在ブロックを含む現在スライスのスライスヘッダーに含まれている同一位置ピクチャの識別情報に基づいて決定されるが、スライスヘッダーが同一位置ピクチャの識別情報を含まない場合、同一位置ピクチャは、現在ブロックを含む現在ピクチャのピクチャヘッダーに含まれている同一位置ピクチャの識別情報に基づいて決定されることができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
画像復号化装置によって行われる画像復号化方法であって、
現在ブロックに対する同一位置ピクチャに基づいて、前記現在ブロックに対する時間動きベクトル予測子を導出するステップと、
動きベクトル差分に関する情報に基づいて、前記現在ブロックの動きベクトル差分を導出するステップと、
前記時間動きベクトル予測子及び前記動きベクトル差分に基づいて前記現在ブロックの動きベクトルを導出するステップと、
前記動きベクトルに基づいて前記現在ブロックの予測ブロックを生成するステップと、を含み、
前記同一位置ピクチャは、前記同一位置ピクチャの識別情報に基づいて決定され、前記同一位置ピクチャの前記識別情報は、前記現在ブロックに対する参照ピクチャリスト内の前記同一位置ピクチャを示す参照インデックス情報を含み、
前記時間動きベクトル予測子が前記現在ブロックを含む現在ピクチャに対して有効であるかどうかを所定のシグナリング情報が示すことに基づいて、前記同一位置ピクチャの前記識別情報がピクチャヘッダーから取得されるかどうかが決定され、
前記時間動きベクトル予測子が、前記現在ブロックを含む現在ピクチャに対して有効であることに基づいて、前記同一位置ピクチャの前記識別情報は、前記現在ピクチャに対するピクチャヘッダーから取得される、画像復号化方法。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
画像符号化装置によって行われる画像符号化方法であって、
現在ブロックの動きベクトルに基づいて前記現在ブロックの予測ブロックを生成するステップと、
前記現在ブロックに対する同一位置ピクチャに基づいて前記現在ブロックに対する時間動きベクトル予測子を導出するステップと、
前記動きベクトル及び前記時間動きベクトル予測子に基づいて、前記現在ブロックの動きベクトル差分を導出するステップと、
前記時間動きベクトル予測子及び前記動きベクトル差分に基づいて前記現在ブロックの動きベクトルを符号化するステップと、を含み、
前記同一位置ピクチャの識別情報は符号化され、前記同一位置ピクチャの前記識別情報は、前記現在ブロックに対する参照ピクチャリスト内の前記同一位置ピクチャを示す参照インデックス情報を含み、
前記時間動きベクトル予測子が前記現在ブロックを含む現在ピクチャに対して有効であるかどうかに基づいて、前記同一位置ピクチャの前記識別情報がピクチャヘッダー内に符号化されるかどうかが決定され、前記時間動きベクトル予測子が前記現在ブロックを含む現在ピクチャに対して有効であるかどうかを示すシグナリング情報が符号化され、
前記時間動きベクトル予測子が、前記現在ブロックを含む現在ピクチャに対して有効であることに基づいて、前記同一位置ピクチャの前記識別情報は、前記現在ピクチャに対するピクチャヘッダー内に符号化される、画像符号化方法。
【請求項3】
画像符号化方法によって生成されたビットストリームを伝送する方法であって、
前記画像符号化方法は、
現在ブロックの動きベクトルに基づいて前記現在ブロックの予測ブロックを生成するステップと、
前記現在ブロックに対する同一位置ピクチャに基づいて前記現在ブロックに対する時間動きベクトル予測子を導出するステップと、
前記動きベクトル及び前記時間動きベクトル予測子に基づいて、前記現在ブロックの動きベクトル差分を導出するステップと、
前記時間動きベクトル予測子及び前記動きベクトル差分に基づいて前記現在ブロックの動きベクトルを符号化するステップと、を含み、
前記同一位置ピクチャの識別情報は符号化され、前記同一位置ピクチャの前記識別情報は、前記現在ブロックに対する参照ピクチャリスト内の前記同一位置ピクチャを示す参照インデックス情報を含み、
前記時間動きベクトル予測子が前記現在ブロックを含む現在ピクチャに対して有効であるかどうかに基づいて、前記同一位置ピクチャの前記識別情報がピクチャヘッダー内に符号化されるかどうかが決定され、前記時間動きベクトル予測子が前記現在ブロックを含む現在ピクチャに対して有効であるかどうかを示すシグナリング情報が符号化され、
前記時間動きベクトル予測子が、前記現在ブロックを含む現在ピクチャに対して有効であることに基づいて、前記同一位置ピクチャの前記識別情報は、前記現在ピクチャに対するピクチャヘッダー内に符号化される、ビットストリーム伝送方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、同一位置ピクチャに関する情報を含むピクチャヘッダーに基づく画像符号化/復号化方法、装置、及びビットストリームを伝送する方法に関し、より詳細には、同一位置ピクチャの識別情報を含むピクチャヘッダーに基づいてインター予測を行う画像符号化/復号化方法、装置、及び本開示の画像符号化方法/装置によって生成されたビットストリームを伝送する方法に関する。
続きを表示(約 940 文字)【背景技術】
【0002】
最近、高解像度、高品質の画像、例えばHD(High Definition)画像及びUHD(Ultra High Definition)画像への需要が多様な分野で増加している。画像データが高解像度、高品質になるほど、従来の画像データに比べて、伝送される情報量又はビット量が相対的に増加する。伝送される情報量又はビット量の増加は、伝送費用と保存費用の増加をもたらす。
【0003】
これにより、高解像度、高品質画像の情報を効果的に伝送又は保存し、再生するための高効率の画像圧縮技術が求められる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、符号化/復号化効率が向上した画像符号化/復号化方法及び装置を提供することを目的とする。
【0005】
また、本開示は、同一位置ピクチャに関する情報を含むピクチャヘッダーに基づく画像符号化/復号化方法及び装置を提供することを目的とする。
【0006】
また、本開示は、TMVPのためのシグナリングメカニズム効率が向上した画像符号化/復号化方法及び装置を提供することを目的とする。
【0007】
また、本開示は、本開示による画像符号化方法又は装置によって生成されたビットストリームを伝送する方法を提供することを目的とする。
【0008】
また、本開示は、本開示による画像符号化方法又は装置によって生成されたビットストリームを保存した記録媒体を提供することを目的とする。
【0009】
また、本開示は、本開示による画像復号化装置によって受信され、復号化されて画像の復元に利用されるビットストリームを保存した記録媒体を提供することを目的とする。
【0010】
本開示で解決しようとする技術的課題は上述した技術的課題に制限されず、上述していない別の技術的課題は以降の記載から本開示の属する技術分野における通常の知識を有する者に明確に理解できるであろう。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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