TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025113701
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-04
出願番号2024007985
出願日2024-01-23
発明の名称微細気泡発生器
出願人株式会社No.
代理人個人,個人
主分類B01F 23/2326 20220101AFI20250728BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約【課題】流水中に安定して大量の微細気泡を含有させることのできる微細気泡発生器を提供する。
【解決手段】微細気泡発生器1は、外殻部10と、外殻部10内に流水方向に沿って順に配置されている第1筒状部20、板状部30、および第2筒状部40とを備えている。第1筒状部20における出水側の端部には、複数の第1流水孔を有する底板22が設けられている。板状部30には、第1流水孔と一対一に対応し、かつ、第1流水孔と同軸上に配置されている複数の第2流水孔が設けられている。第1筒状部20の底板22と、板状部30との間には、外部からの気体が流入する気体導入部50に連通する空間Qが設けられている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
任意の軸方向に延びる管状形状を有し、前記軸方向の一方の端部が水の入口であり、他方の端部が水の出口となっている外殻部と、
前記外殻部内に、流水方向に沿って順に配置されている第1筒状部、板状部、および第2筒状部と
を備えている微細気泡発生器であって、
前記第1筒状部における前記軸方向の出水側の端部には、複数の第1流水孔を有する底板が設けられており、
前記板状部は、前記第2筒状部における前記軸方向の入水側の端部に配置され、
前記板状部には、前記第1流水孔と一対一に対応し、かつ、前記第1流水孔と同軸上に配置されている複数の第2流水孔が設けられており、
前記第1流水孔および前記第2流水孔は、前記流水方向に沿って縮径する形状をそれぞれ有し、
前記第1筒状部の前記底板と、前記板状部との間には、外部からの気体が流入する気体導入部に連通する空間が設けられている、
微細気泡発生器。
続きを表示(約 550 文字)【請求項2】
前記第2流水孔の入水口の直径は前記第1流水孔の出水口の直径より大きくなっている、
請求項1に記載の微細気泡発生器。
【請求項3】
前記第2筒状部の前記軸方向の入水側の端部には、前記底板に向かって延びる複数の第2凸部が設けられているとともに、
前記板状部には、前記第2凸部と対応する位置に、前記第2凸部が嵌まり込む凹みが設けられており、
前記第1筒状部の前記底板の外縁には、前記板状部に向かって延びる複数の第1凸部が設けられており、
前記第1凸部の先端が前記板状部の表面に当接することで、前記空間の前記軸方向の長さが規定される、
請求項1または2に記載の微細気泡発生器。
【請求項4】
前記気体導入部には、逆止弁が設けられている、請求項1または2に記載の微細気泡発生器。
【請求項5】
前記第1筒状部における前記軸方向の入水側には、フィルタ部品が設けられており、
第2筒状部内には、網状部が設けられている、
請求項1または2に記載の微細気泡発生器。
【請求項6】
前記気体導入部は、空気供給ポンプを有している、
請求項1または2に記載の微細気泡発生器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、水道水などの吐出口に取り付けられ、吐出される水に微細な気泡を含有させるための微細気泡発生器に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
微細気泡は液体中の浮力が小さいため、液体中での滞留時間が長い。さらに、微細気泡は液体中で収縮し、最終的に破裂してさらに小さなナノ気泡を生成する。このような微細気泡を水道水などに含有させることで、水などの液体に種々の機能を持たせることができることが知られている。
【0003】
例えば、微細気泡を多く含む水を洗濯機用水やシャワー水などに使用することで、洗浄力を向上させることができることが知られている。特許文献1には、ウルトラファインバブルを多く発生させる微細気泡水生成器を備えた洗濯機用給水ホース及びシャワー用ホースが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-190955号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、既存の微細気泡発生器の構造では、流水と気流との接触面積が小さく、水中の溶存気体量が不足する傾向にある。このような構成の微細気泡発生器を用いて得られる微細気泡含有水では、洗浄能力の向上に限界がある。
【0006】
そこで、本発明では、流水中に安定して大量の微細気泡を含有させることのできる微細気泡発生器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一局面にかかる微細気泡発生器は、任意の軸方向に延びる管状形状を有し、前記軸方向の一方の端部が水の入口であり、他方の端部が水の出口となっている外殻部と、前記外殻部内に、流水方向に沿って順に配置されている第1筒状部、板状部、および第2筒状部とを備えている。この微細気泡発生器において、前記第1筒状部における前記軸方向の出水側の端部には、複数の第1流水孔を有する底板が設けられており、前記板状部は、前記第2筒状部における前記軸方向の入水側の端部に配置されている。前記板状部には、前記第1流水孔と一対一に対応し、かつ、前記第1流水孔と同軸上に配置されている複数の第2流水孔が設けられており、前記第1流水孔および前記第2流水孔は、前記流水方向に沿って縮径する形状をそれぞれ有している。前記第1筒状部の前記底板と、前記板状部との間には、外部からの気体が流入する気体導入部に連通する空間が設けられている。
【0008】
本発明の一局面にかかる微細気泡発生器において、前記第2流水孔の入水口の直径は、前記第1流水孔の出水口の直径より大きくなっていることが好ましい。
【0009】
本発明の一局面にかかる微細気泡発生器において、前記第2筒状部の前記軸方向の入水側の端部には、前記底板に向かって延びる複数の第2凸部が設けられているとともに、前記板状部には、前記第2凸部と対応する位置に、前記第2凸部が嵌まり込む凹みが設けられており、前記第1筒状部の前記底板の外縁には、前記板状部に向かって延びる複数の第1凸部が設けられており、前記第1凸部の先端が前記板状部の表面に当接することで、前記空間の前記軸方向の長さが規定される構成であってもよい。
【0010】
本発明の一局面にかかる微細気泡発生器において、前記気体導入部には、逆止弁が設けられていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

株式会社No.
微細気泡発生器
2日前
東ソー株式会社
捕捉剤
1か月前
株式会社日本触媒
二酸化炭素吸着剤
12日前
個人
二酸化炭素吸着分離装置
14日前
株式会社近畿理研
吸引・収集装置
1か月前
日本バイリーン株式会社
円筒型フィルター
1か月前
株式会社石垣
スクリュープレスの制御方法
7日前
株式会社石垣
スクリュープレスの制御方法
7日前
白元アース株式会社
除湿容器
14日前
トヨタ自動車株式会社
ガスミキサー
15日前
株式会社石垣
フィルタープレスの運転方法
20日前
株式会社Tornada
気泡発生装置
1か月前
株式会社No.
微細気泡発生器
2日前
個人
循環槽用フィルタ及び浄化システム
1か月前
栗田工業株式会社
溶液の濃縮方法
12日前
株式会社フクハラ
オイルミスト捕集装置
7日前
東ソー株式会社
二酸化炭素分離用アミン組成物
12日前
株式会社トクヤマ
有機スズ化合物を低減する方法
1か月前
ユニチカ株式会社
フィルター材の製造方法
1か月前
株式会社クレハ
流体処理装置
29日前
トヨタ自動車株式会社
混合ガスの均一化方法
1か月前
アクアインテック株式会社
攪拌槽
29日前
東レ株式会社
除害装置、除害方法及び半導体製造方法
1か月前
本田技研工業株式会社
二酸化炭素回収装置
今日
株式会社放電精密加工研究所
混合溶融装置
1か月前
本田技研工業株式会社
二酸化炭素回収装置
5日前
本田技研工業株式会社
二酸化炭素回収装置
2日前
東レ株式会社
親水性多孔質フィルムおよび、その製造方法
1か月前
メドモンツ カンパニー リミテッド
空気浄化装置
12日前
進和テック株式会社
卓上式フード付き実験台
7日前
DIC株式会社
二酸化炭素吸収材
1か月前
リンナイ株式会社
混合装置
1か月前
パナソニックIPマネジメント株式会社
除湿装置
1か月前
日本特殊陶業株式会社
反応装置
8日前
日亜化学工業株式会社
流体処理装置
1か月前
東レ株式会社
気体分離膜モジュールの検査方法および検査装置
今日
続きを見る