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公開番号2025113806
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-04
出願番号2024008149
出願日2024-01-23
発明の名称車両の駆動力制御方法および駆動力制御装置
出願人日産自動車株式会社
代理人弁理士法人樹之下知的財産事務所
主分類B60L 15/20 20060101AFI20250728BHJP(車両一般)
要約【課題】運転者のスキルに応じて駆動力を制御できる車両の駆動力制御方法および駆動力制御装置を提供する。
【解決手段】アクセル操作量に応じた駆動力を発生させる車両の駆動力制御方法は、車両のアクセル操作量を検出し、車両が所定の走行状態にあるときにアクセル操作量の変動幅および変動周期が閾値を超えると、駆動力を補正する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
アクセル操作量に応じた駆動力を発生させる車両の駆動力制御方法であって、
前記車両のアクセル操作量を検出し、
前記車両が所定の走行状態にあるときに前記アクセル操作量の変動幅および変動周期が閾値を超えると、前記駆動力を補正する駆動力制御方法。
続きを表示(約 610 文字)【請求項2】
請求項1に記載の駆動力制御方法において、
前記車両の速度の変動量が閾値内にある状態が所定時間継続した場合に、前記車両が所定の走行状態にあると判定する駆動力制御方法。
【請求項3】
請求項2に記載の駆動力制御方法において、
さらに前記車両の前方を走行する前走車との車間距離が閾値を超えている状態が所定時間継続した場合に、前記車両が所定の走行状態にあると判定する駆動力制御方法。
【請求項4】
請求項1または請求項2に記載の駆動力制御方法において、
前記車両の電子キーに前記駆動力の補正が必要であることが関連付けられている場合に、前記駆動力を補正する駆動力制御方法。
【請求項5】
請求項1または請求項2に記載の駆動力制御方法において、
運転者情報記憶装置に記憶されている中から選択された運転者情報に前記駆動力の補正が必要であることが関連付けられている場合に、前記駆動力を補正する駆動力制御方法。
【請求項6】
アクセル操作量に応じた駆動力を発生させる車両の駆動力制御装置であって、
前記車両のアクセル操作量を検出するセンサと、
前記車両が所定の走行状態にあるときに前記アクセル操作量の変動幅および変動周期が閾値を超えると、前記駆動力を補正するコントローラとを備えている駆動力制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両の駆動力制御方法および駆動力制御装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
運転者の操作に応じて車両の駆動力を制御する駆動力制御装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-298019号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載された駆動力制御装置では、駆動力を設定するための制御モードが設定されているが、運転者のスキルによらずに駆動力が設定されるため、運転者のスキルに応じて駆動力を制御することができない。そのため、例えば、運転者のスキルが高くない場合のように、アクセル操作が必要以上に繰り返されてしまうと、駆動力の変動が大きくなり過ぎてしまう。
【0005】
本発明の目的は、運転者のスキルに応じて駆動力を制御できる車両の駆動力制御方法および駆動力制御装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様は、アクセル操作量に応じた駆動力を発生させる車両の駆動力制御方法であって、前記車両のアクセル操作量を検出し、前記車両が所定の走行状態にあるときに前記アクセル操作量の変動幅および変動周期が閾値を超えると、前記駆動力を補正する。
【0007】
上記態様によれば、車両が所定の走行状態にあるときにアクセル操作量の変動幅および変動周期が閾値を超えると、駆動力を補正するので、運転者のスキルに応じて駆動力を制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
車両の概略構成を示す模式図である。
本発明の第1実施形態に係るコントローラの制御ブロック図である。
コントローラが実行する制御のフローチャートである。
アクセル操作量および車両速度の推移を示す図である。
駆動力制御のフローチャートである。
アクセル操作量およびその平均値の推移を示す図である。
アクセル操作量およびその平均値の推移を示す図である。
運転者によるアクセル操作の違いを示す図である。
本発明の第2実施形態に係るコントローラの制御ブロック図である。
コントローラが実行する制御のフローチャートである。
本発明の第3実施形態に係るコントローラの制御ブロック図である。
コントローラが実行する制御のフローチャートである。
本発明の第4実施形態に係るコントローラの制御ブロック図である。
コントローラが実行する制御のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。
なお、以下では、アクセルペダル等の駆動力要求操作手段による運転者の駆動力要求操作を「アクセル操作」といい、その操作量を「アクセル操作量」という。
また、第2実施形態以降において、既に説明した実施形態の構成と同じものには、その構成と同じ番号を付し、または図示を省略し、それらの説明を簡略化または省略する。
【0010】
[第1実施形態]
図1は、車両10の概略構成を示す模式図である。
車両10は、電子キー1と、運転者情報記憶装置2と、駆動源3と、車輪4と、車間距離センサ5と、駆動力制御装置6とを備えている。車両10は、ネットワークを介してサーバ8と通信可能となっている。
(【0011】以降は省略されています)

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