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公開番号2025113819
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-04
出願番号2024008178
出願日2024-01-23
発明の名称マルチ入出力装置、及び車載装置
出願人株式会社オートネットワーク技術研究所,住友電装株式会社,住友電気工業株式会社
代理人個人,個人
主分類H02J 1/00 20060101AFI20250728BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】接続された車載負荷に応じて効率的に対応するマルチ入出力装置等を提供する。
【解決手段】本開示の一態様に係るマルチ入出力装置は、車載負荷が接続されるマルチ入出力装置であって、前記車載負荷に給電する電源装置に入力端が接続される2つの上流側開閉スイッチ、又はグランドに出力端が接地される2つの下流側開閉スイッチが接続される4つのスイッチ側端子と、前記車載負荷が接続される複数の負荷側端子と、前記スイッチ側端子それぞれと、前記負荷側端子それぞれとを接続する複数の内部結線と、前記負荷側端子に接続される前記車載負荷に応じて、前記複数の内部結線の接続状態を切り替える複数の半導体リレーとを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車載負荷が接続されるマルチ入出力装置であって、
前記車載負荷に給電する電源装置に入力端が接続される2つの上流側開閉スイッチ、又はグランドに出力端が接地される2つの下流側開閉スイッチが接続される4つのスイッチ側端子と、
前記車載負荷が接続される複数の負荷側端子と、
前記スイッチ側端子それぞれと、前記負荷側端子それぞれとを接続する複数の内部結線と、
前記負荷側端子に接続される前記車載負荷に応じて、前記複数の内部結線の接続状態を切り替える複数の半導体リレーと
を備えるマルチ入出力装置。
続きを表示(約 1,900 文字)【請求項2】
前記複数の内部結線のうち、少なくとも2つの前記内部結線を接続する複数の結線接続線を備え、
前記半導体リレーは、前記結線接続線それぞれに設けられる接続リレーを含む
請求項1に記載のマルチ入出力装置。
【請求項3】
前記4つのスイッチ側端子は、第1スイッチ側端子、第2スイッチ側端子、第3スイッチ側端子、及び第4スイッチ側端子を含み、
前記複数の負荷側端子は、第1負荷側端子、第2負荷側端子、第3負荷側端子、及び第4負荷側端子を含み、
前記内部結線は、前記第1スイッチ側端子と前記第1負荷側端子を接続する第1結線と、前記第2スイッチ側端子と前記第2負荷側端子を接続する第2結線と、前記第3スイッチ側端子と前記第3負荷側端子を接続する第3結線と、前記第4スイッチ側端子と前記第4負荷側端子を接続する第4結線とを含み、
前記結線接続線は、前記第1結線と前記第2結線とを接続する第12接続線と、前記第1結線と前記第3結線とを接続する第13接続線と、前記第1結線と前記第4結線とを接続する第14接続線と、前記第2結線と前記第3結線とを接続する第23接続線と、前記第3結線と前記第4結線とを接続する第34接続線とを含む
請求項2に記載のマルチ入出力装置。
【請求項4】
前記半導体リレーは、
前記スイッチ側端子に設けられ、前記スイッチ側端子と前記内部結線との間の通電の有無を切り替えるスイッチ側リレーと、
前記負荷側端子に設けられ、前記内部結線と前記負荷側端子との間の通電の有無を切り替える負荷側リレーと
を含む
請求項1または2に記載のマルチ入出力装置。
【請求項5】
オンにされる前記上流側開閉スイッチまたは前記下流側開閉スイッチが接続される前記スイッチ側端子の前記スイッチ側リレーはオンにされ、
オフにされる前記上流側開閉スイッチまたは前記下流側開閉スイッチが接続される前記スイッチ側端子の前記スイッチ側リレーはオフにされる
請求項4に記載のマルチ入出力装置。
【請求項6】
前記車載負荷が接続される前記負荷側端子の負荷側リレーはオンにされ、
前記車載負荷が接続されない前記負荷側端子の負荷側リレーはオフにされる
請求項4に記載のマルチ入出力装置。
【請求項7】
複数の前記負荷側リレーのうち、少なくとも一つの前記負荷側リレーは、それぞれのボディダイオードの順方向が異なるように接続された2つの半導体によって構成される
請求項4に記載のマルチ入出力装置。
【請求項8】
前記2つの上流側開閉スイッチは、前記第1スイッチ側端子に接続される第1上流側開閉スイッチと、前記第2スイッチ側端子に接続される第2上流側開閉スイッチとを含み、
前記2つの下流側開閉スイッチは、前記第3スイッチ側端子に接続される第1下流側開閉スイッチと、前記第4スイッチ側端子に接続される第2下流側開閉スイッチとを含み、
前記接続リレーは、前記第12接続線に設けられる第12接続リレーと、前記第13接続線に設けられる第13接続リレーと、前記第14接続線に設けられる第14接続リレーと、前記第23接続線に設けられる第23接続リレーと、前記第34接続線に設けられる第34接続リレーとを含み、
前記第1負荷側端子及び前記第4負荷側端子の定格電流値は、前記第2負荷側端子及び前記第3負荷側端子の定格電流値よりも高い
請求項3に記載のマルチ入出力装置。
【請求項9】
前記第12接続リレー及び前記第34接続リレーは、それぞれのボディダイオードの順方向が異なるように接続された2つの半導体によって構成される
請求項8に記載のマルチ入出力装置。
【請求項10】
前記負荷側端子に接続される前記車載負荷は、正逆転モータを含む正逆転負荷であり、
前記正逆転負荷の一端は前記第1負荷側端子に接続され、
前記正逆転負荷の他端は前記第4負荷側端子に接続され、
前記第1上流側開閉スイッチ及び前記第2下流側開閉スイッチがオンにされる場合、前記第12接続リレー、前記第13接続リレー、前記第14接続リレー、前記第23接続リレー、及び前記第34接続リレーはオフにされ、
前記第2上流側開閉スイッチ及び前記第1下流側開閉スイッチがオンにされる場合、前記第13接続リレー、前記第23接続リレー、及び前記第34接続リレーはオンにされる
請求項8に記載のマルチ入出力装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本技術は、マルチ入出力装置、及び車載装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
車両には、バッテリから負荷への給電を制御する給電制御装置(例えば、特許文献1を参照)が搭載されている。特許文献1に記載の給電制御装置では、バッテリから負荷に流れる電流の電流経路に下流半導体ヒューズが設けられ、下流半導体ヒューズをオン又はオフに切り替えることによって、バッテリから負荷への給電を制御する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-143905号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の給電制御装置では、接続された車載負荷に対し効率的に対応する点については考慮されていない。
【0005】
本開示は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、接続された車載負荷に応じて効率的に対応するマルチ入出力装置等を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係るマルチ入出力装置は、車載負荷が接続されるマルチ入出力装置であって、前記車載負荷に給電する電源装置に入力端が接続される2つの上流側開閉スイッチ、又はグランドに出力端が接地される2つの下流側開閉スイッチが接続される4つのスイッチ側端子と、前記車載負荷が接続される複数の負荷側端子と、前記スイッチ側端子それぞれと、前記負荷側端子それぞれとを接続する複数の内部結線と、前記負荷側端子に接続される前記車載負荷に応じて、前記複数の内部結線の接続状態を切り替える複数の半導体リレーとを備える。
【発明の効果】
【0007】
本開示の一実施形態に係るマルチ入出力装置にあっては、接続された車載負荷に応じて効率的に対応することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態1に係る車載装置等を含む車載システムの構成を例示する模式図である。
車載装置の内部構成を例示するブロック図である。
マルチ入出力装置の詳細を例示する模式図である。
車載装置と正転時の車載負荷(正逆転負荷)との接続態様を例示する模式図である。
車載装置と逆転時の車載負荷(正逆転負荷)との接続態様を例示する模式図である。
車載負荷(正逆転負荷)のリレー切り替えテーブルを例示する説明図である。
車載装置と車載負荷(小電流正転負荷)との接続態様を例示する模式図である。
車載負荷(小電流正転負荷)のリレー切り替えテーブルを例示する説明図である。
車載装置と車載負荷(フェールセーフ等)との接続態様を例示する模式図である。
車載負荷(フェールセーフ等)のリレー切り替えテーブルを例示する説明図である。
車載装置と車載負荷(小電流両端接続)との接続態様を例示する模式図である。
車載負荷(小電流両端接続)のリレー切り替えテーブルを例示する説明図である。
車載装置と車載負荷(大電流正転負荷)との接続態様を例示する模式図である。
車載負荷(大電流正転負荷)のリレー切り替えテーブルを例示する説明図である。
車載装置と車載負荷(大電流両端接続)との接続態様を例示する模式図である。
車載負荷(大電流両端接続)のリレー切り替えテーブルを例示する説明図である。
実施形態2に係る車載装置と正転時の車載負荷(機電一体型正逆転負荷)との接続態様を例示する模式図である。
車載装置と逆転時の車載負荷(機電一体型正逆転負荷)との接続態様を例示する模式図である。
車載負荷(機電一体型正逆転負荷)のリレー切り替えテーブルを例示する説明図である。
車載装置と車載負荷(機電一体型小電流正転負荷)との接続態様を例示する模式図である。
車載装置と車載負荷(機電一体型フェールセーフ等)との接続態様を例示する模式図である。
車載装置と車載負荷(機電一体型小電流両端接続)との接続態様を例示する模式図である。
車載装置と車載負荷(機電一体型大電流正転負荷)との接続態様を例示する模式図である。
車載装置と車載負荷(機電一体型大電流両端接続)との接続態様を例示する模式図である。
実施形態3に係る車載装置の内部構成を例示するブロック図である。
【0009】
[本発明の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列挙して説明する。また、以下に記載する実施形態の少なくとも一部を任意に組み合わせてもよい。
【0010】
(1)本開示の一態様に係るマルチ入出力装置は、車載負荷が接続されるマルチ入出力装置であって、前記車載負荷に給電する電源装置に入力端が接続される2つの上流側開閉スイッチ、又はグランドに出力端が接地される2つの下流側開閉スイッチが接続される4つのスイッチ側端子と、前記車載負荷が接続される複数の負荷側端子と、前記スイッチ側端子それぞれと、前記負荷側端子それぞれとを接続する複数の内部結線と、前記負荷側端子に接続される前記車載負荷に応じて、前記複数の内部結線の接続状態を切り替える複数の半導体リレーとを備える。
(【0011】以降は省略されています)

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