TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025113851
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-04
出願番号
2024008226
出願日
2024-01-23
発明の名称
光学系及び撮像装置
出願人
ニデックプレシジョン株式会社
代理人
個人
主分類
G02B
13/00 20060101AFI20250728BHJP(光学)
要約
【課題】広画角でありながら可視光域と近赤外光域のいずれにおいても撮影可能で、周囲の温度変化に対しても光学特性が変化しにくい光学系及びそのような光学系を備えた撮像装置を提供する。
【解決手段】光学系4は、光軸Pに沿って対象物B側から像面S側に向けて順番に配置された、負の屈折力を有する前方レンズ群FLと、開口が形成された絞り90と、アポクロマートレンズ又はアクロマートレンズアポクロマートレンズ40,50,60を含み、正の屈折力を有する後方レンズ群RLとを備える。前方レンズ群FLと後方レンズ群RLに含まれるレンズの合計枚数は7枚である。第1レンズ10の有効半径r
1
は3.75mm以下である。第1レンズ10の頂点11から像面Sまでの光軸Pに沿った距離は16mm以下である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
光軸に沿って対象物側から像面側に向けて順番に配置された、
第1レンズを含み、負の屈折力を有する前方レンズ群と、
開口が備えられた絞りと、
アポクロマートレンズ又はアクロマートレンズを含み、正の屈折力を有する後方レンズ群と
を備え、
前記前方レンズ群に含まれるレンズと前記後方レンズ群に含まれるレンズの合計枚数は7枚であり、
前記第1レンズの有効半径r
1
は3.75mm以下であり、
前記第1レンズの頂点から前記像面までの前記光軸に沿った距離TTLは16mm以下である、
光学系。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記第1レンズの前記頂点から前記絞りまでの距離をt
1
とすると、
1.3<t
1
/r
1
<1.5
を満たす、
請求項1に記載の光学系。
【請求項3】
4.1<TTL/r
1
<4.4
を満たす、
請求項1に記載の光学系。
【請求項4】
前記第1レンズの焦点距離をf
1
とすると、
1.3<|f
1
/r
1
|<1.8
請求項1に記載の光学系。
【請求項5】
前記前方レンズ群の合成焦点距離をf
F
とし、
前記後方レンズ群の合成焦点距離をf
R
とすると、
2<|f
F
/f
R
|<5
を満たす、
請求項1に記載の光学系。
【請求項6】
前記前方レンズ群は、
前記第1レンズと、
前記第1レンズの後方に位置する第2レンズと
から構成され、
前記後方レンズ群は、
前記絞りの後方に位置する第3レンズと、
前記第3レンズの後方に位置する第4レンズと、
前記第4レンズの後方に位置する第5レンズと、
前記第5レンズの後方に位置する第6レンズと、
前記第6レンズの後方に位置する第7レンズと
から構成される、
請求項1に記載の光学系。
【請求項7】
前記第1レンズ、前記第2レンズ、前記第3レンズ、前記第4レンズ、前記第5レンズ、前記第6レンズ、及び前記第7レンズの合成焦点距離をf
1234567
とすると、
1.5mm<f
1234567
<2.5mm
を満たす、
請求項6に記載の光学系。
【請求項8】
前記第1レンズは、樹脂から形成され、前記対象物側に凸の前方レンズ面と、前記像面側に凹の後方レンズ面とを含み、負の屈折力を有し、
前記第2レンズは、樹脂から形成され、前記対象物側に凹の前方レンズ面と、前記像面側に凸の後方レンズ面とを含み、正の屈折力を有する、
請求項6に記載の光学系。
【請求項9】
前記第4レンズは、ガラスから形成され、前記対象物側に凸の前方レンズ面と、前記像面側に凸の後方レンズ面とを含み、
前記第5レンズは、樹脂から形成され、前記対象物側に凹の前方レンズ面と、前記像面側に凹の後方レンズ面とを含み、
前記第6レンズは、樹脂から形成され、前記対象物側に凸の前方レンズ面と、前記像面側に凸の後方レンズ面とを含み、
前記第4レンズ、前記第5レンズ、及び前記第6レンズは前記アポクロマートレンズを構成する、
請求項6に記載の光学系。
【請求項10】
前記第4レンズ、前記第5レンズ、及び前記第6レンズの合成焦点距離をf
456
とすると、
3<f
456
<6
を満たす、
請求項6に記載の光学系。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、光学系及び撮像装置に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、自動車の安全性や快適性を高めるために、運転者の状態(注意力の低下や居眠りの兆候など)をモニタリングするドライバモニタリングシステム(DMS)や車室内全体の状態をモニタリングする乗員モニタリングシステム(OMS)の需要が高まっている。従来、このようなシステムにおいては、周囲の温度変化に対する耐性を考慮し、すべてのレンズをガラスレンズにより構成した光学系が用いられてきた(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
中国特許出願公開第115437115号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、このようにすべてのレンズをガラスレンズで構成すると、光学系全体が大型化してしまうという問題がある。また、このような光学系においては、可視光域と近赤外光域のいずれにおいても広画角で撮影できることが求められている。
【0005】
本発明は、このような従来技術の問題点に鑑みてなされたもので、広画角でありながら可視光域と近赤外光域のいずれにおいても撮影可能で、周囲の温度変化に対しても光学特性が変化しにくい光学系及びそのような光学系を備えた撮像装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の態様によれば、広画角でありながら可視光域と近赤外光域のいずれにおいても撮影可能で、周囲の温度変化に対しても光学特性が変化しにくい光学系が提供される。この光学系は、光軸に沿って対象物側から像面側に向けて順番に配置された、第1レンズを含み、負の屈折力を有する前方レンズ群と、開口が形成された絞りと、アポクロマートレンズ又はアクロマートレンズを含み、正の屈折力を有する後方レンズ群とを備える。上記前方レンズ群に含まれるレンズと上記後方レンズ群に含まれるレンズの合計枚数は7枚である。上記第1レンズの有効半径r
1
は3.75mm以下である。上記第1レンズの頂点から上記像面までの上記光軸に沿った距離TTLは16mm以下である。
【0007】
本発明の第2の態様によれば、上述した光学系と、上記像面に配置された撮像素子とを備える撮像装置が提供される。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、広画角でありながら可視光域と近赤外光域のいずれにおいても撮影可能で、周囲の温度変化に対しても光学特性が変化しにくい光学系が得られる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本発明の第1の実施形態における撮像装置の構成を示す模式図である。
図2は、本発明の第2の実施形態における撮像装置の構成を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明に係る光学系及び撮像装置の実施形態について図1及び図2を参照して詳細に説明する。図1及び図2において、同一又は相当する構成要素には、同一の符号を付して重複した説明を省略する。また、図1及び図2においては、各構成要素の縮尺や寸法が誇張されて示されている場合や一部の構成要素が省略されている場合がある。以下の説明では、特に言及がない場合には、「第1」や「第2」などの用語は、構成要素を互いに区別するために使用されているだけであり、特定の順位や順番を表すものではない。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
眼鏡
今日
株式会社シグマ
結像光学系
29日前
個人
眼鏡
今日
日亜化学工業株式会社
発光装置
20日前
日本電波工業株式会社
光学フィルタ
28日前
株式会社ニコン
撮像装置
8日前
株式会社シグマ
大口径比超広角レンズ
1か月前
株式会社シャルマン
眼鏡
1か月前
個人
2重らせん構造式仮想現実シミュレーター
1か月前
住友化学株式会社
光学積層体
1か月前
新光電気工業株式会社
光導波路部品
29日前
住友化学株式会社
偏光子の製造方法
29日前
キヤノン株式会社
レンズ装置
5日前
日本電気株式会社
光モジュール及び通信装置
2日前
株式会社カネカ
反射防止層形成用組成物
9日前
株式会社フジクラ
光コンバイナ及びレーザ装置
7日前
信越化学工業株式会社
シングルモード光ファイバ
28日前
上海天馬微電子有限公司
液晶表示装置
27日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
28日前
マクセル株式会社
空中浮遊映像表示装置
27日前
株式会社小糸製作所
画像投影装置
6日前
ニデックプレシジョン株式会社
光学系及び撮像装置
9日前
ニデックプレシジョン株式会社
光学系及び撮像装置
2日前
キヤノン株式会社
光学系および撮像装置
12日前
日亜化学工業株式会社
波長変換部品、発光装置
6日前
セイコーエプソン株式会社
光学表示装置
1か月前
アルプスアルパイン株式会社
光学素子駆動装置
今日
ウシオ電機株式会社
光源装置および光測定装置
20日前
キヤノン株式会社
レンズ装置、及び撮像装置
13日前
アルプスアルパイン株式会社
表示装置
29日前
国立大学法人東北大学
液晶装置
7日前
キヤノン株式会社
レンズ装置および撮像装置
14日前
アルプスアルパイン株式会社
表示装置
5日前
アルプスアルパイン株式会社
表示装置
5日前
富士フイルム株式会社
レンズ装置
8日前
富士フイルム株式会社
レンズ装置
8日前
続きを見る
他の特許を見る