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公開番号
2025115042
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-06
出願番号
2024009350
出願日
2024-01-25
発明の名称
光学素子駆動装置
出願人
アルプスアルパイン株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G02B
7/02 20210101AFI20250730BHJP(光学)
要約
【課題】光学素子保持部材の不要な振動を抑制しながら、光学素子駆動装置の内部への異物の侵入を抑制できる光学素子駆動装置を提供すること。
【解決手段】光学素子駆動装置101は、スペーサ部材1と、筒状部12を有し、光学素子を保持可能な光学素子保持部材2と、光学素子保持部材2を上下方向へ移動可能に支持する板ばね6と、固定側部材FBに対して光学素子保持部材2を上下方向へ移動させる駆動部MPとを備える。スペーサ部材1は、下方に開放された収容部SPを有する。光学素子保持部材2は、先端部EDが収容部SPに挿入される突出部PTを有する。収容部SPには、制振材DMが収容されている。突出部PTの先端部EDは、収容部SPに設けられた制振材DMと接触している。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
固定側部材と、
上下方向に貫通する貫通部を有し、光学素子を保持可能な光学素子保持部材と、
前記光学素子保持部材を上下方向へ移動可能に支持する支持部材と、
前記固定側部材に対して前記光学素子保持部材を少なくとも上下方向へ移動させる駆動部と、を備えた光学素子駆動装置において、
前記固定側部材は、上方及び下方の少なくとも一方に開放された収容部を有し、
前記光学素子保持部材は、先端部が前記収容部に挿入される突出部を有し、
前記収容部には、制振材が収容されており、
前記突出部の前記先端部は、前記収容部に設けられた前記制振材と接触していることを特徴とする光学素子駆動装置。
続きを表示(約 900 文字)
【請求項2】
前記突出部は、金属によって形成されている、
請求項1に記載の光学素子駆動装置。
【請求項3】
前記光学素子保持部材には、金属部材が埋設されており、
前記突出部は、前記光学素子保持部材から露出した前記金属部材によって構成されている、
請求項2に記載の光学素子駆動装置。
【請求項4】
前記金属部材は、金属板によって構成されるとともに、前記光学素子保持部材に埋設される基部を有し、
前記基部は、前記突出部の前記先端部よりも幅の広い部分を有する、
請求項3に記載の光学素子駆動装置。
【請求項5】
前記金属部材は、前記基部と前記突出部との間に折り曲げ部を有する、
請求項4に記載の光学素子駆動装置。
【請求項6】
前記光学素子保持部材は、前記収容部を露出させる貫通部を有する、
請求項1に記載の光学素子駆動装置。
【請求項7】
前記支持部材は、前記光学素子保持部材の上部に固定される上側板ばねと前記光学素子保持部材の下部に固定される下側板ばねとを有し、
前記固定側部材は、ベース部材と、前記ベース部材に一体化されるカバー部材と、前記カバー部材の天井部と前記上側板ばねとの間に配置されるスペーサ部材とを有し、
前記収容部は、前記スペーサ部材の下面側に設けられている、
請求項1乃至請求項6の何れかに記載の光学素子駆動装置。
【請求項8】
前記ベース部材は、前記収容部を露出させる開口部を有する、
請求項7に記載の光学素子駆動装置。
【請求項9】
前記支持部材は、前記光学素子保持部材の上部に固定される上側板ばねと前記光学素子保持部材の下部に固定される下側板ばねとを有し、
前記固定側部材は、ベース部材と、前記ベース部材に一体化されるカバー部材とを有し、
前記収容部は、前記ベース部材の上面側に設けられている、
請求項1乃至請求項6の何れかに記載の光学素子駆動装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、例えば携帯機器等に搭載される光学素子駆動装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、レンズホルダ(光学素子保持部材)と光学素子保持部材の外周に配置されるコイルとを含むレンズユニット駆動装置(光学素子駆動装置)が知られている(特許文献1参照。)。この装置では、光学素子保持部材は、その上下に配置された一対の弾性部材(板ばね)によって、レンズの光軸に平行な方向に移動可能に保持されている。
【0003】
また、この装置では、外部からの振動又は衝撃等により光学素子保持部材が不要に振動してしまうのを抑制するために、光学素子保持部材の上面に設けられた凹部にダンパー材(制振材)が収容され、カバー部材の天面部から下方に突出する突起状部がその制振材に接触するように構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-140017号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上述の構成では、突起状部を形成するために天面部の開口を大きくする必要があり、異物がその開口を通じて光学素子駆動装置の内部に入り込みやすくなる。そして、その異物が光学素子駆動装置の下に設けられている撮像素子に付着すると画像に影響を及ぼすおそれがある。
【0006】
そこで、光学素子保持部材の不要な振動を抑制しながら、光学素子駆動装置の内部への異物の侵入を抑制できる光学素子駆動装置を提供することが望ましい。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の実施形態に係る光学素子駆動装置は、固定側部材と、上下方向に貫通する貫通部を有し、光学素子を保持可能な光学素子保持部材と、前記光学素子保持部材を上下方向へ移動可能に支持する支持部材と、前記固定側部材に対して前記光学素子保持部材を少なくとも上下方向へ移動させる駆動部と、を備えた光学素子駆動装置において、前記固定側部材は、上方及び下方の少なくとも一方に開放された収容部を有し、前記光学素子保持部材は、先端部が前記収容部に挿入される突出部を有し、前記収容部には、制振材が収容されており、前記突出部の前記先端部は、前記収容部に設けられた前記制振材と接触している。
【発明の効果】
【0008】
上述の光学素子駆動装置は、光学素子保持部材の不要な振動を抑制しながら、光学素子駆動装置の内部への異物の侵入を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示の実施形態に係る光学素子駆動装置の構成例の上方斜視図である。
図1に示す光学素子駆動装置の分解斜視図である。
図1に示す光学素子駆動装置の下面図である。
構成要素の一部が取り外された状態にある図1に示す光学素子駆動装置の上方斜視図である。
光学素子保持部材、コイル、及び金属部材の上方斜視図である。
光学素子保持部材、コイル、及び金属部材の上面図及び下面図である。
スペーサ部材及び光学素子保持部材の下方斜視図である。
図1に示す光学素子駆動装置の断面図である。
構成要素の一部が取り外された状態にある図1に示す光学素子駆動装置の下面図である。
コイル、端子部材、金属部材、及び下側板ばねの斜視図である。
本開示の実施形態に係る光学素子駆動装置の別の構成例の分解斜視図である。
図11に示す光学素子保持部材に埋設される金属部材の上方斜視図である。
構成要素の一部が取り外された状態にある図11に示す光学素子駆動装置の上面図である。
図11に示す光学素子駆動装置の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示の実施形態に係る光学素子駆動装置101について図面を参照して説明する。図1は、光学素子駆動装置101の上方斜視図である。図2は、光学素子駆動装置101の分解斜視図である。図3は、光学素子駆動装置101の下面図である。
(【0011】以降は省略されています)
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