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公開番号
2025114132
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-05
出願番号
2024008619
出願日
2024-01-24
発明の名称
仮想化環境における障害発生時のログ解析
出願人
楽天モバイル株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G06F
11/07 20060101AFI20250729BHJP(計算;計数)
要約
【課題】仮想化環境における障害発生時のログの一次解析を迅速に行う。
【解決手段】ネットワーク管理装置は、保存処理と、記憶処理と、検索処理と、提示処理と、を実行する。保存処理は、ネットワークの仮想化環境を構成する複数のコンポーネントのログを保存する処理である。記憶処理は、ネットワークにおいて発生しうる障害ごとに、当該障害に関連する複数のコンポーネントのエラーログを対応付けた対応情報を記憶する処理である。検索処理は、ネットワークにおいて障害が発生した場合に、複数のコンポーネントのうちの第1のコンポーネントのエラーログをもとに、対応情報を用いて、保存されたログから障害に関連する第2のコンポーネントのエラーログを検索する処理である。提示処理は、検索の結果をユーザに提示する処理である。
【選択図】 図14
特許請求の範囲
【請求項1】
1以上のプロセッサを備え、
前記1以上のプロセッサの少なくとも一つによって、
ネットワークの仮想化環境を構成する複数のコンポーネントのログを保存する保存処理と、
前記ネットワークにおいて発生しうる障害ごとに、当該障害に関連する前記複数のコンポーネントのエラーログを対応付けた対応情報を記憶する記憶処理と、
前記ネットワークにおいて障害が発生した場合に、前記複数のコンポーネントのうちの第1のコンポーネントのエラーログをもとに、前記対応情報を用いて、前記保存されたログから前記障害に関連する第2のコンポーネントのエラーログを検索する検索処理と、
前記検索の結果をユーザに提示する提示処理と、
が実行される、
ことを特徴とするネットワーク管理装置。
続きを表示(約 1,900 文字)
【請求項2】
前記記憶処理は、前記障害に関連する前記複数のコンポーネントのエラーログの内容を表すキーワード同士を対応付けた前記対応情報を記憶し、
前記検索処理は、前記第1のコンポーネントのエラーログの内容を表すキーワードをもとに、前記対応情報を参照して前記第2のコンポーネントのエラーログの内容を表すキーワードを検索し、検索された前記キーワードをもとに、前記保存されたログから前記第2のコンポーネントのエラーログを検索する、
ことを特徴とする請求項1に記載のネットワーク管理装置。
【請求項3】
前記提示処理は、
前記検索の結果として、前記第1のコンポーネントのエラーログの内容を表すキーワードと、前記対応情報を参照して検索された前記第2のコンポーネントのエラーログの内容を表すキーワードと、を含む情報を提示する、
ことを特徴とする請求項2に記載のネットワーク管理装置。
【請求項4】
前記提示処理は、
前記検索処理において、前記保存されたログから前記第2のコンポーネントのエラーログが検索された場合、前記検索の結果として、検索された前記第2のコンポーネントのエラーログへのリンクを含む情報を提示する、
ことを特徴とする請求項1に記載のネットワーク管理装置。
【請求項5】
前記複数のコンポーネントは、仮想化基盤と、当該仮想化基盤上のアプリケーションとを含む、
ことを特徴とする請求項1に記載のネットワーク管理装置。
【請求項6】
前記第1のコンポーネントは、前記アプリケーションであり、
前記第2のコンポーネントは、前記仮想化基盤であり、
前記提示処理は、
前記検索処理において、前記保存されたログから前記障害に関連する前記仮想化基盤のエラーログが検索された場合、当該仮想化基盤を前記障害の発生原因の候補として提示する、
ことを特徴とする請求項5に記載のネットワーク管理装置。
【請求項7】
前記第1のコンポーネントは、前記アプリケーションであり、
前記第2のコンポーネントは、前記仮想化基盤であり、
前記提示処理は、
前記検索処理において、前記保存されたログから前記障害に関連する前記仮想化基盤のエラーログが検索されない場合、前記アプリケーションを前記障害の発生原因として提示する、
ことを特徴とする請求項5に記載のネットワーク管理装置。
【請求項8】
前記第1のコンポーネントは、前記仮想化基盤であり、
前記第2のコンポーネントは、前記アプリケーションであり、
前記提示処理は、
前記検索処理において、前記保存されたログから前記障害に関連する前記アプリケーションのエラーログが検索された場合、当該アプリケーションを前記障害の影響範囲として提示する、
ことを特徴とする請求項5に記載のネットワーク管理装置。
【請求項9】
ネットワークの仮想化環境を構成する複数のコンポーネントのログを保存し、
前記ネットワークにおいて発生しうる障害ごとに、当該障害に関連する前記複数のコンポーネントのエラーログを対応付けた対応情報を記憶し、
前記ネットワークにおいて障害が発生した場合に、前記複数のコンポーネントのうちの第1のコンポーネントのエラーログをもとに、前記対応情報を用いて、前記保存されたログから前記障害に関連する第2のコンポーネントのエラーログを検索し、
前記検索の結果をユーザに提示する、
ことを含むことを特徴とするネットワーク管理方法。
【請求項10】
1以上のプロセッサを備え、
前記1以上のプロセッサの少なくとも一つによって、
ネットワークの仮想化環境を構成する複数のコンポーネントのログを保存する保存処理と、
前記ネットワークにおいて発生しうる障害ごとに、当該障害に関連する前記複数のコンポーネントのエラーログを対応付けた対応情報を記憶する記憶処理と、
前記ネットワークにおいて障害が発生した場合に、前記複数のコンポーネントのうちの第1のコンポーネントのエラーログをもとに、前記対応情報を用いて、前記保存されたログから前記障害に関連する第2のコンポーネントのエラーログを検索する検索処理と、
前記検索の結果をユーザに提示する提示処理と、
が実行される、
ことを特徴とするネットワーク管理システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、仮想化環境における障害発生時のログ解析に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
汎用サーバの性能向上、ネットワーク基盤の充実を背景として、サーバなどの物理リソース上に仮想化されたコンピューティングリソースをオンデマンドで使うクラウドコンピューティング(以下、「クラウド」という。)が広く普及している。また、ネットワーク機能を仮想化し、クラウド上で提供するNFV(Network Function Virtualization)が知られている。NFVとは、仮想化技術およびクラウド技術を用いて、これまで専用ハードウェア上で動いていた様々なネットワークサービスのハードウェアとソフトウェアとを分離し、ソフトウェアを仮想化された基盤上で動かす技術である。これによって運用の高度化やコスト削減が期待される。
そして、近年、モバイルネットワークにおいても仮想化が進められている。
ETSI(European Telecommunications Standards Institute) NFVでは、NFVのアーキテクチャが定義されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2016/121802号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年のテレコムネットワークは、仮想化基盤サーバ群(Compute Nodes)上にVNF(Network Function Virtualization)を構成するアプリケーションを搭載した仮想化ネットワークである。このような仮想化ネットワークでは、仮想化基盤において障害が発生した場合、その上のアプリケーションにも影響が及びうる。
ネットワークにおいて何らかの障害が発生した場合、まず、障害が発生していると思われる箇所(被疑箇所)を特定したり、障害の影響範囲を特定したりする一次解析が行われる。この一次解析を行うためには、各コンポーネントのログを解析する必要がある。
【0005】
しかしながら、テレコムネットワークのような大規模ネットワークにおいては、仮想化基盤の担当者(インフラオーナー)と、アプリケーションの担当者(アプリオーナー)とが別組織(別部門、別会社)として分かれ、分業体制でシステムの開発が進められることから、各オーナーが互いのログを参照できない環境にあったり、各コンポーネントのログの定義が開発者によってそれぞれ異なっていたりしうる。
そのため、インフラオーナーは、仮想化基盤で発生した障害がアプリケーションへ及ぼす影響範囲を特定することが困難となりうる。また、アプリオーナーは、アプリケーションで発生した障害の原因が仮想化基盤側にあるのかアプリケーション側にあるのかを特定することが困難となりうる。その結果、コミュニケーションコストが増大するとともに、ログ解析および問題解決に時間を要する。
【0006】
そこで、本開示は、仮想化環境における障害発生時のログの一次解析を迅速に行うことを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様によるネットワーク管理装置は、1以上のプロセッサを備え、前記1以上のプロセッサの少なくとも一つによって、保存処理と、記憶処理と、検索処理と、提示処理と、が実行される。前記保存処理は、ネットワークの仮想化環境を構成する複数のコンポーネントのログを保存する処理である。前記記憶処理は、前記ネットワークにおいて発生しうる障害ごとに、当該障害に関連する前記複数のコンポーネントのエラーログを対応付けた対応情報を記憶する処理である。前記検索処理は、前記ネットワークにおいて障害が発生した場合に、前記複数のコンポーネントのうちの第1のコンポーネントのエラーログをもとに、前記対応情報を用いて、前記保存されたログから前記障害に関連する第2のコンポーネントのエラーログを検索する処理である。前記提示処理は、前記検索の結果をユーザに提示する処理である。
【0008】
本開示の一態様によるネットワーク管理方法は、ネットワークの仮想化環境を構成する複数のコンポーネントのログを保存し、前記ネットワークにおいて発生しうる障害ごとに、当該障害に関連する前記複数のコンポーネントのエラーログを対応付けた対応情報を記憶し、前記ネットワークにおいて障害が発生した場合に、前記複数のコンポーネントのうちの第1のコンポーネントのエラーログをもとに、前記対応情報を用いて、前記保存されたログから前記障害に関連する第2のコンポーネントのエラーログを検索し、前記検索の結果をユーザに提示する、ことを含む。
【0009】
本開示の一態様によるネットワーク管理システムは、1以上のプロセッサを備え、前記1以上のプロセッサの少なくとも一つによって、保存処理と、記憶処理と、検索処理と、提示処理と、が実行される。前記保存処理は、ネットワークの仮想化環境を構成する複数のコンポーネントのログを保存する処理である。前記記憶処理は、前記ネットワークにおいて発生しうる障害ごとに、当該障害に関連する前記複数のコンポーネントのエラーログを対応付けた対応情報を記憶する処理である。前記検索処理は、前記ネットワークにおいて障害が発生した場合に、前記複数のコンポーネントのうちの第1のコンポーネントのエラーログをもとに、前記対応情報を用いて、前記保存されたログから前記障害に関連する第2のコンポーネントのエラーログを検索する処理である。前記提示処理は、前記検索の結果をユーザに提示する処理である。
【発明の効果】
【0010】
本開示の一態様によれば、仮想化環境における障害発生時のログの一次解析を迅速に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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