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公開番号
2025115078
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-06
出願番号
2024009420
出願日
2024-01-25
発明の名称
移動方向推定装置
出願人
株式会社アジラ
代理人
個人
主分類
G06T
7/20 20170101AFI20250730BHJP(計算;計数)
要約
【課題】映像に映ったエスカレーター等の移動物体の移動方向を正確に検出するための移動物体検出装置を提供する。
【解決手段】移動方向推定装置1は、移動物体Z1が含まれる所定範囲を撮影するように設置された撮影手段Xにより撮影された映像Yを取得する取得部2と、所定範囲内における移動物体Z1の移動範囲Rと、映像Yに映った行動体Z2の少なくとも一部を検出するための検出基準と、を記憶した記憶部3と、移動範囲Rに対して背景差分を用いて、映像Y中における移動物体Z1の移動方向を推定する推定部4と、検出基準に基づき、映像Yに映った行動体Z2を検出可能な検出部5と、を備え、移動範囲R内に行動体Z2が検出された場合には、推定部4は、移動範囲Rのうち行動体Z2が検出された部分を含む行動体部分を除いた残りの部分の移動方向を、移動物体Z1の移動方向として推定する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の所定の方向に移動可能な移動物体が含まれる所定範囲を撮影するように設置された撮影手段により撮影された映像を取得する取得部と、
前記所定範囲内における前記移動物体の移動範囲と、前記映像に映った行動体の少なくとも一部を検出するための検出基準と、を記憶した記憶部と、
前記移動範囲に対して背景差分を用いて、前記映像中における前記移動物体の移動方向を推定する推定部と、
前記検出基準に基づき、前記映像に映った行動体の少なくとも一部を検出可能な検出部と、
を備え、
前記移動範囲内に前記行動体が検出された場合には、前記推定部は、前記移動範囲のうち前記行動体が検出された部分を含む行動体部分を除いた残りの部分の移動方向を、前記移動物体の移動方向として推定することを特徴とする移動方向推定装置。
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【請求項2】
前記検出された行動体の少なくとも一部に基づき前記行動体の行動を判定する判定部を更に備え、
前記判定部は、前記行動体が前記推定部により推定された前記移動物体の移動方向と略反対方向に移動している場合に、前記行動体が逆走しているものと判定することを特徴とする請求項1に記載の移動方向推定装置。
【請求項3】
前記検出された行動体の少なくとも一部に基づき前記行動体の行動を判定する判定部と、
前記判定された行動に応じて報知を行う報知部と、
を更に備え、
前記記憶部は、所定の行動に関して前記移動物体の移動方向に応じた危険度を記憶しており、
前記報知部は、前記所定の行動が行われたと判定された場合、前記推定された移動物体の移動方向に応じた危険度に応じて異なる報知を行うことを特徴とする請求項1に記載の移動方向推定装置。
【請求項4】
複数の所定の方向に移動可能な移動物体の所定範囲内における移動範囲と、映像に映った行動体の少なくとも一部を検出するための検出基準と、を記憶したコンピュータで実行されるプログラムであって、
前記移動物体が含まれる前記所定範囲を撮影するように設置された撮影手段により撮影された映像を取得するステップと、
前記移動範囲に対して背景差分を用いて、前記映像中における前記移動物体の移動方向を推定するステップと、
前記検出基準に基づき、前記映像に映った行動体の少なくとも一部を検出するステップと、
を備え、
前記推定するステップでは、前記移動範囲内に前記行動体が検出された場合には、前記推定部は、前記移動範囲のうち前記行動体が検出された部分を含む行動体部分を除いた残りの部分の移動方向を、前記移動物体の移動方向として推定する特徴とする移動方向推定プログラム。
【請求項5】
複数の所定の方向に移動可能な移動物体の所定範囲内における移動範囲と、映像に映った行動体の少なくとも一部を検出するための検出基準と、を記憶したコンピュータで実行される方法であって、
前記移動物体が含まれる前記所定範囲を撮影するように設置された撮影手段により撮影された映像を取得するステップと、
前記移動範囲に対して背景差分を用いて、前記映像中における前記移動物体の移動方向を推定するステップと、
前記検出基準に基づき、前記映像に映った行動体の少なくとも一部を検出するステップと、
を備え、
前記推定するステップでは、前記移動範囲内に前記行動体が検出された場合には、前記推定部は、前記移動範囲のうち前記行動体が検出された部分を含む行動体部分を除いた残りの部分の移動方向を、前記移動物体の移動方向として推定する特徴とする移動方向推定方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、映像に映ったエスカレーター等の移動物体の移動方向を正確に検出するための移動物体検出装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より、時系列画像に映った複数の関節に基づき、一の対象に属する関節群を識別し、当該関節群の変位に基づき、当該一の対象の行動を推定する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6525179号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記技術を用いて、エスカレーター等の移動物体に乗った人間の逆走等の異常行動を検出することも考えられるが、その場合、移動物体の移動方向に応じて異常行動か否かを判定することとなるので、移動物体の移動方向も把握しておく必要がある。
【0005】
ところで、移動物体の移動方向が一の方向に限定されているのであれば、予め、その移動方向を記憶しておけば良いが、例えば、エスカレーターの場合、その移動方向を上から下、又は、下から上へ変更して使用するケースも存在する。
【0006】
従って、移動方向を変更可能な移動物体の場合、背景差分法等を用いて、その移動方向を映像から把握する必要があるが、人間が移動物体に重なっていたり、更には、重なった人間が移動物体と異なる方向に移動している場合には、当該人間の影響により移動物体の移動方向の検出に失敗してしまうという問題が生じていた。
【0007】
そこで、本発明は、映像に映ったエスカレーター等の移動物体の移動方向を正確に検出するための移動方向推定装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、複数の所定の方向に移動可能な移動物体が含まれる所定範囲を撮影するように設置された撮影手段により撮影された映像を取得する取得部と、前記所定範囲内における前記移動物体の移動範囲と、前記映像に映った行動体の少なくとも一部を検出するための検出基準と、を記憶した記憶部と、前記移動範囲に対して背景差分を用いて、前記映像中における前記移動物体の移動方向を推定する推定部と、前記検出基準に基づき、前記映像に映った行動体の少なくとも一部を検出可能な検出部と、を備え、前記移動範囲内に前記行動体が検出された場合には、前記推定部は、前記移動範囲のうち前記行動体が検出された部分を含む行動体部分を除いた残りの部分の移動方向を、前記移動物体の移動方向として推定することを特徴とする移動方向推定装置を提供している。
【0009】
また、本発明の別の観点によれば、上記移動方向推定装置に対応する移動方向推定プログラム及び移動方向推定方法を提供している。
【発明の効果】
【0010】
本発明の移動方向推定装置によれば、映像に映ったエスカレーター等の移動物体の移動方向を正確に検出することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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