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公開番号
2025114148
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-05
出願番号
2024008644
出願日
2024-01-24
発明の名称
情報処理装置、その制御方法及びプログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人谷・阿部特許事務所
主分類
H04N
1/00 20060101AFI20250729BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】従前の設定データのうちユーザが適用したい設定データを対象機器に対して選択的に適用できるようにする。
【解決手段】情報処理装置において、自装置に適用可能な各種設定値の情報が印刷された用紙のスキャン画像から各種設定値の情報を取得する。そして、取得された情報に基づき、各種設定値のうちユーザが指定した設定値を自装置に適用する。
【選択図】 図7
特許請求の範囲
【請求項1】
自装置に適用可能な各種設定値の情報が印刷された用紙のスキャン画像から前記各種設定値を取得する取得手段と、
取得された前記情報に基づき、前記各種設定値のうちユーザが指定した設定値を自装置に適用する適用手段と、
を有することを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記ユーザの指示を受け付ける受付手段と、
受け付けた前記ユーザの指示に基づいて、自装置に適用する設定値であるか否かを設定項目毎に判定する判定手段と、
をさらに有し、
前記適用手段は、前記判定手段によって適用すると判定された設定項目の設定値を自装置に適用する、
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記用紙には、設定項目毎にチェックボックスが存在し、
前記判定手段は、前記スキャン画像におけるチェックボックスへのチェックマークの有無に基づいて、自装置に適用する設定値を判定する、
ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記判定手段は、チェックマークが入っているチェックボックスに対応する設定項目の設定値を、自装置に適用する設定値であると判定する、
ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記判定手段は、チェックマークが入っていないチェックボックスに対応する設定項目の設定値を、自装置に適用する設定値であると判定する、
ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記判定手段によって自装置に適用すると判定された設定項目の設定値について、その親設定の設定値が自装置に適用すると判定されていない場合、ユーザに警告する警告手段をさらに有することを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記警告手段は、前記親設定に関する情報を前記警告と共に通知する、ことを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記各種設定値の情報には、設定値を符号化したコード情報が含まれ、
前記コード情報を復号する復号手段をさらに有する、
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項9】
自装置の初回起動時に、前記用紙を用いた各種設定値の適用をユーザに促す通知を行う通知手段をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記用紙をスキャンして前記スキャン画像を得るスキャン手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理装置の設定データのバックアップ及びリストアの方法に関する。
続きを表示(約 2,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より、複合機等の情報処理装置について、設定データをバックアップしたり、バックアップされた設定データをリストアしたりする方法として、バーコードを用いた方法が知られている。例えば特許文献1には、設定データを符号化したバーコードと設定データの内容を示す文字列とを併記して印刷し、バーコードが汚れ等で解読できなくても、当該バーコードと文字列とを照合して設定データを手動登録できるようにする方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-44299号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
故障した装置を修理後に再設置したり、既存装置と同種のものを追加購入して増設したりする場面において、従前の設定データの全部ではなくその一部のみを適用したいというケースがある。例えば、複合機の場合、2in1や片面/両面といった印刷設定は適用したいが、ネットワーク設定については別の固定IPアドレスを使いたいので適用したくないといったケースである。このように従前の設定データの一部のみを対象機器に適用したいというユースケースについては、上記特許文献1を含む従来の技術では対応することができなかった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示に係る情報処理装置は、自装置に適用可能な各種設定値の情報が印刷された用紙のスキャン画像から前記各種設定値を取得する取得手段と、取得された前記情報に基づき、前記各種設定値のうちユーザが指定した設定値を自装置に適用する適用手段と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本開示によれば、従前の設定データのうちユーザが適用したい設定データを対象機器に対して選択的に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
複合機のハードウェア構成を示すブロック図。
複合機100のソフトウェア構成を示す機能ブロック図。
設定データのバックアップ処理の流れを示すフローチャート。
設定値をQRコードに変換する様子を示した図。
設定用UI画面の一例を示す図。
(a)はバックアップ用画像の一例を示す図、(b)チェックマーク記入済みのバックアップ用紙の一例を示す図。
実施形態1に係る、設定データのリストア処理の流れを示すフローチャート。
(a)はリストア用UI画面の一例を示す図、(b)はリストアが不要な設定値に関する部分を塗り潰したマークの一例を示す図。
(a)~(c)は、リストアガイド用UI画面の一例を示す図。
バックアップ処理の実行を促すメッセージ画面をポップアップ表示する様子を示した図。
実施形態2に係る、設定データのリストア処理の流れを示すフローチャート。
チェックマーク記入済みのバックアップ用紙の一例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本実施形態を実施するための形態について図面などを参照して説明する。なお、以下の実施形態は、本開示の技術を限定するものではなく、また、以下の実施形態で説明されている全ての構成が課題を解決するための手段に必須であるとは限らない。
【0009】
[実施形態1]
<ハードウェア構成>
図1は、印刷やスキャンといった複数の機能を有する複合機のハードウェア構成を示すブロック図である。複合機100は、コントローラユニット101を持ち、コントローラユニット101は、スキャナ部111、プリンタ部112、操作部107および通信部109を制御する。ユーザがコピー機能を利用する場合、コントローラユニット101は、不図示の原稿台に載置された原稿をスキャナ部111で読み取ってスキャン画像を取得し、当該スキャン画像に基づく印刷をプリンタ部112に実行させる。また、ユーザがスキャン機能を利用する場合、コントローラユニット101は、不図示の原稿台に載置された原稿をスキャナ部111で読み取ってスキャン画像を取得し、当該スキャン画像を、通信部109を介して外部装置(不図示)へ送信する。これら各機能における処理の実行指示は「ジョブ」と呼ばれ、複合機100は各機能に対応するジョブに従って所定の処理を実行する。
【0010】
コントローラユニット101は、CPU102、RAM103、ROM104、HDD105、操作部I/F106、ネットワークI/F108及びデバイスI/F110で構成され、それらはシステムバス120を介して接続される。CPU102は、複合機100のシステム全体を制御する演算処理装置である。RAM103は、オペレーティングシステムやアプリケーションソフトウェアなどのプログラムや各種データを展開してCPU102が動作するためのシステムワークメモリである。また、RAM103は、画像データを一時記憶するための画像メモリでもあり、スキャナ部111で読み取られたスキャン画像を格納したり、通信部109を介して受信した印刷用画像を格納したりする。ROM104は、システムのブートプログラム等を格納する不揮発性メモリである。ハードディスクドライブ(HDD)105は、オペレーティングシステムやアプリケーションソフトウェア、各種設定値などを格納する大容量記憶装置である。操作部I/F106は、操作部107のディスプレイに表示するUI画面を操作部107に対して出力したり、操作部107の物理ボタンの操作やUI画面を介したユーザ指示を受け付けるインターフェースである。ネットワークI/F108は、通信部109を介して不図示の外部装置との各種通信制御を行うインターフェースである。デバイスI/F110は、画像データの読み取りや印刷を実行するスキャナ部111やプリンタ部112とコントローラユニット101を接続し、画像データの入出力を行うインターフェースである。スキャナ部111は、不図示の原稿台に載置された原稿を光学的に読み取るスキャン処理を行なう。プリンタ部112は、外部装置から入力された印刷指示データ(PDLデータ)やスキャン処理で得られたスキャン画像に基づき、不図示の用紙トレイに載置された用紙に対して印刷処理を行う。また、プリンタ部112は、複合機100の各種設定値を符号化して得られたコード情報を含むバックアップ用画像の印刷処理も行う。
(【0011】以降は省略されています)
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