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公開番号
2025110047
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-28
出願番号
2024003747
出願日
2024-01-15
発明の名称
画像形成装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B41J
29/12 20060101AFI20250718BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】低コストかつ省スペースを実現しつつ、発熱源から樹脂部材への熱を遮断するとともに、発火による延焼や異物を起因とする延焼を防止すること。
【解決手段】金属板30と、金属板30から突出する軸部23sを有する歯車23と、金属板30の一部を切り起こした穴301aと、切り起こしの穴301aから切り起こされた切り起こしの曲げ部301bと、を備え、軸部23sは、切り起こしの穴301aから突出し、切り起こしの曲げ部301bは、軸部23sが切り起こしの穴301aから突出した状態で、鉛直方向Zにおいて軸部23sの下方向に位置し、下方向から見たときに軸部23sを覆っている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
金属板と、
前記金属板から突出する突出部を有する突出部材と、
前記金属板の一部を切り起こした穴と、
前記穴から切り起こされた曲げ部と、
を備え、
前記突出部は、前記穴から突出し、
前記曲げ部は、前記突出部が前記穴から突出した状態で、鉛直方向において前記突出部の下方向に位置し、前記下方向から見たときに前記突出部を覆っていることを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記曲げ部は、前記突出部と対向する面が前記下方向に突出した凹部を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記突出部材は、摺動部材であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記鉛直方向において、前記突出部の下方の端部と前記曲げ部の前記突出部に対向する面との距離は、3mm以下であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
回転部材と、
前記回転部材を駆動するモータと、
軸部を有し、前記モータの駆動を前記回転部材に伝達する歯車と、
前記モータが取り付けられる電気基板と、
前記電気基板に実装される素子と、
を備え、
前記電気基板は、前記金属板に取り付けられ、
前記突出部は、前記歯車の前記軸部であり、
前記素子は、前記鉛直方向において、前記曲げ部の前記下方向に位置することを特徴とする請求項1から請求項4のうちのいずれか1項に記載の画像形成装置。
【請求項6】
金属板と、
前記金属板から突出する突出部を有する突出部材と、
鉛直方向において前記突出部の下方向に設けられた庇部材と、
を備え、
前記庇部材は、前記下方向から見たときに前記突出部を覆っていることを特徴とする画像形成装置。
【請求項7】
前記庇部材は、前記突出部と対向する面が前記下方向に突出した凹部を有することを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記鉛直方向において、前記突出部の下方の端部と前記突出部に対向する前記庇部材との距離は、3mm以下であることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
【請求項9】
軸部材と、
凸部を有し、前記軸部材が取り付けられる軸受け部材と、
前記金属板に取り付けられる電気基板と、
前記電気基板に実装される素子と、
を備え、
前記軸受け部材は、前記金属板に取り付けられ、
前記突出部は、前記軸受け部材の前記凸部であり、
前記素子は、前記鉛直方向において、前記庇部材の前記下方向に位置することを特徴とする請求項6から請求項8のうちのいずれか1項に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記突出部材は、樹脂部材であることを特徴とする請求項1又は請求項6に記載の画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、複写機、プリンタ、ファクシミリ及びこれら複合機等の画像形成装置には、装置を駆動するためのモータやソレノイド等のアクチュエータ、そしてそれらへの電力供給を制御するための電気基板が備えられている。電気基板を備えた画像形成装置は、例えば電気基板内の電気回路の異常等により万一火災が発生した場合に、他の部位への延焼を防止するための構成が採用されている。例えば特許文献1では、難燃性材料又は不燃性材料で形成されたケースで電気基板を覆うことによって、電気基板に起因して火災が発生した場合における他の部位への延焼を防止している。
【0003】
画像形成装置においては、電気基板上の素子などが万が一発火した場合においても、延焼することがないよう、発火する可能性のある部品(以後、「発火源」とする。)からの距離が一定以下の範囲内にある樹脂部材には、次のような延焼防止対策をとっている。例えば、樹脂部材に難燃性の高い材料を用いたり、対象となる樹脂部材を難燃性の高い材料にできない場合には、発火源と樹脂部材との間に、延焼防止バリアを配置したりするなどの延焼防止対策を行っている。特に、難燃性の低い部品への延焼対策は重要である。画像形成装置には、駆動を伝達するための歯車が多く用いられている。歯車の材料としては、一般的にPOM(Polyoxymethylene)が用いられることが多く、一般的にPOMは難燃性が低く、難燃グレードにおいては自己消火性を持たないHB材であることが多い。これらの歯車は、金属板で構成された駆動ボックスに収容されていることも多いが、歯車の一部が金属板から露出している場合や、本体側板に直接設けられ発火源との距離が短い場合には、対延焼防止対策が必要となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2007-315640号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、難燃性の高い防火シートの追加はコストアップにつながるおそれや、防火シートや防火シートを保持するため部品のスペースが必要となり、装置の大型化につながるおそれもある。また、発火源から十分な距離を取って部品を配置した場合においても、発火源の上方から異物が落下し、その異物が原因で延焼してしまう可能性がある。そのため、異物落下のリスクがある箇所に対しては、発火源に対して遮蔽部材を設ける等の対策が考えられるが、上述した防火シートと同様にコストアップやスペースの課題がある。
【0006】
本発明は、このような状況のもとでなされたもので、低コストかつ省スペースを実現しつつ、発熱源から樹脂部材への熱を遮断するとともに、発火による延焼や異物を起因とする延焼を防止することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した課題を解決するために、本発明は、以下の構成を備える。
【0008】
(1)金属板と、前記金属板から突出する突出部を有する突出部材と、前記金属板の一部を切り起こした穴と、前記穴から切り起こされた曲げ部と、を備え、前記突出部は、前記穴から突出し、前記曲げ部は、前記突出部が前記穴から突出した状態で、鉛直方向において前記突出部の下方向に位置し、前記下方向から見たときに前記突出部を覆っていることを特徴とする画像形成装置。
【0009】
(2)金属板と、前記金属板から突出する突出部を有する突出部材と、鉛直方向において前記突出部の下方向に設けられた庇部材と、を備え、前記庇部材は、前記下方向から見たときに前記突出部を覆っていることを特徴とする画像形成装置。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、低コストかつ省スペースを実現しつつ、発熱源から樹脂部材への熱を遮断するとともに、発火による延焼や異物を起因とする延焼を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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