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公開番号2025114188
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-05
出願番号2024008714
出願日2024-01-24
発明の名称設備機器の制御システム及び設備機器の制御方法
出願人株式会社リコー
代理人個人,個人,個人
主分類F26B 21/00 20060101AFI20250729BHJP(乾燥)
要約【課題】排気手段及び空調手段を制御して、エネルギー消費を低減する。
【解決手段】本発明に係る設備機器の制御システムは、シートSに液を付与する液付与手段3と、液が付与されたシートSを加熱する加熱装置4とを含む液付与装置200と、液付与装置200が設置される空間10内の空気を排気する排気手段5と、空間10内の空気環境を調整する空調手段9と、液付与装置200の状態に応じて排気手段5及び空調手段9を制御する制御部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
シートに液を付与する液付与手段と、液が付与された前記シートを加熱する加熱装置とを含む液付与装置と、
前記液付与装置が設置される空間内の空気を排気する排気手段と、
前記空間内の空気環境を調整する空調手段と、
前記液付与装置の状態に応じて前記排気手段及び前記空調手段を制御する制御部と、
を備えることを特徴とする設備機器の制御システム。
続きを表示(約 960 文字)【請求項2】
前記空調手段は、前記空間内へ給気する給気手段を有し、
前記制御部は、前記液付与装置の状態に応じて前記排気手段及び前記給気手段を制御する請求項1に記載の設備機器の制御システム。
【請求項3】
前記液付与装置が複数ある場合、前記制御部は、複数の前記液付与装置ごとに前記液付与装置の状態に応じた排気量及び給気量を算出し、算出した排気量の合算値及び算出した給気量の合算値に基づいて前記排気手段及び前記給気手段を制御する請求項2に記載の設備機器の制御システム。
【請求項4】
前記空調手段は、前記給気手段のほか、給気される空気を加熱する加熱手段と、給気される空気を加湿する加湿手段と、給気される空気を除湿する除湿手段とを有し、
前記制御部は、前記液付与装置の状態に応じて、前記排気手段及び前記給気手段に加え、前記加熱手段、前記加湿手段及び前記除湿手段の少なくとも1つを制御する請求項2に記載の設備機器の制御システム。
【請求項5】
前記液付与装置の状態には、前記液付与装置の稼働状態及び非稼働状態の情報が含まれる請求項1に記載の設備機器の制御システム。
【請求項6】
前記液付与装置の状態には、前記シートに液が付与される際の液付与条件が含まれる請求項1に記載の設備機器の制御システム。
【請求項7】
前記液付与条件には、前記シートに付与される液の量、前記液付与装置が前記シートを搬送するときのシート搬送速度、前記シートの種類、前記シートの厚さの少なくとも1つが含まれる請求項6に記載の設備機器の制御システム。
【請求項8】
前記液付与装置の状態には、前記液付与装置内の湿度が含まれる請求項1に記載の設備機器の制御システム。
【請求項9】
前記制御部は、前記液付与装置の状態に加え、前記空間の環境情報に基づいて前記排気手段及び前記空調手段を制御する請求項1に記載の設備機器の制御システム。
【請求項10】
前記環境情報には、人体感知情報、二酸化炭素濃度、温度、湿度の少なくとも1つが含まれる請求項9に記載の設備機器の制御システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、設備機器の制御システム及び設備機器の制御方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
紙などのシートに液を付与する液付与装置として、液付与後のシートを乾燥させる乾燥装置を備えるものが知られている。
【0003】
例えば、特許文献1(特許第5326091号公報)においては、印刷直後の印刷媒体を乾燥させる乾燥システムのエネルギー需要量を削減するため、乾燥装置から排出される空気の熱を回収し、その熱を乾燥装置に戻す方法が提案されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1においては、乾燥装置の排熱利用について提案されているものの、排気手段及び空調手段などの設備機器の制御については検討されていなかった。
【0005】
そこで、本発明においては、設備機器の排気手段及び空調手段の制御システム及び制御方法を提案することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本発明に係る設備機器の制御システムは、シートに液を付与する液付与手段と、液が付与された前記シートを加熱する加熱装置とを含む液付与装置と、前記液付与装置が設置される空間内の空気を排気する排気手段と、前記空間内の空気環境を調整する空調手段と、前記液付与装置の状態に応じて前記排気手段及び前記空調手段を制御する制御部と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、液付与装置の状態に応じて排気手段及び空調手段を制御できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の第1実施形態に係る画像形成設備の全体構成を示す概略図である。
本発明の第1実施形態に係る画像形成装置の概略構成図である。
本発明の第1実施形態に係る画像形成設備を制御する制御システムにおける画像形成に関するハードウェア構成を示すブロック図である。
本発明の第1実施形態に係る加熱装置の概略構成図である。
本発明の第1実施形態に係る設備機器の制御システムの構成を示すブロック図である。
本発明の第1実施形態に係る制御システムの動作を示すフローチャートである。
給排気量設定テーブルの一例を示す図である。
給排気量設定テーブルの他の例を示す図である。
給排気量設定テーブルの別の例を示す図である。
給排気量設定テーブルのさらに別の例を示す図である。
給排気量設定グラフである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付の図面に基づき、本発明について説明する。なお、本発明を説明するための各図面において、同一の機能もしくは形状を有する部材及び構成部品などの構成要素については、判別が可能な限り同一符号を付し、一度説明した後ではその説明を省略する。
【0010】
<画像形成設備の全体構成>
図1は、本発明の第1実施形態に係る画像形成設備1000の全体構成を示す概略図である。
(【0011】以降は省略されています)

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