特許ウォッチ

公開番号2025114192
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-05
出願番号2024008720
出願日2024-01-24
発明の名称スチーム噴出器
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人個人
主分類D06F 75/14 20060101AFI20250729BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約【課題】スチーム噴出器の利便性を向上させる。
【解決手段】スチーム噴出器1は、スチームを噴出する噴出部3と、使用者が使用時に把持するためのハンドル4と、スチームを噴出部3から噴出させるための使用者による指示を検知する検知部10と、検知部10により指示が検知されているときは噴出部3にスチームを噴出させ、検知部10により指示が検知されていないときは噴出部3にスチームを噴出させないように制御する制御部16と、を備え、検知部10は、指示を検知するためのスイッチ6の変形及びハンドル4に対する変位を要することなく、指示を検知可能に構成される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
スチームを噴出する噴出部と、
使用者が使用時に把持するためのハンドルと、
スチームを前記噴出部から噴出させるための使用者による指示を検知する検知部と、
前記検知部により前記指示が検知されているときは前記噴出部にスチームを噴出させ、前記検知部により前記指示が検知されていないときは前記噴出部にスチームを噴出させないように制御する制御部と、
を備え、
前記検知部は、前記指示を検知するための検知部位の変形及び前記ハンドルに対する変位を要することなく、前記指示を検知可能に構成される
スチーム噴出器。
続きを表示（約 680 文字）【請求項２】
前記検知部は、前記検知部位に対する使用者の体の一部の接触を検知する
請求項１に記載のスチーム噴出器。
【請求項３】
前記検知部位は、使用者が前記ハンドルの把持部を把持する指とは異なる指で接触可能な位置に設けられる
請求項２に記載のスチーム噴出器。
【請求項４】
前記検知部位と前記検知部位以外の部位とが視覚的に識別可能に構成される
請求項２又は３に記載のスチーム噴出器。
【請求項５】
前記検知部と前記検知部以外の構成とが電気的に分離されるように構成される
請求項２又は３に記載のスチーム噴出器。
【請求項６】
前記検知部は、前記検知部位の近傍に設けられた電極と、前記電極と前記制御部とを電気的に接続する導電性可撓部材と、を含む
請求項５に記載のスチーム噴出器。
【請求項７】
前記電極と前記導電性可撓部材とは、相互に機械的に固定される
請求項６に記載のスチーム噴出器。
【請求項８】
前記検知部位の周囲が接地された構成により覆われる
請求項５に記載のスチーム噴出器。
【請求項９】
前記検知部位と前記検知部位以外の構成とが別の部材で構成される
請求項５に記載のスチーム噴出器。
【請求項１０】
前記検知部位と前記検知部位以外の部位とが物理的に区画される
請求項２又は３に記載のスチーム噴出器。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、スチーム噴出器に関する。
続きを表示（約 1,400 文字）【背景技術】
【０００２】
衣類等の繊維製品のしわを伸ばすためのスチーム噴出器が提供されている。例えば、特許文献１に記載されたスチーム噴出器は、使用中にポンプスイッチがオン操作されたとき、電動ポンプが駆動され、気化室に設定量の水が送水されてスチームを噴出する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１５－００２８２０号公報
特開２０２３－０４６４７６号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
特許文献１に記載されたスチーム噴出器によってスチームを長時間にわたって噴出させたい場合は、ポンプスイッチを長時間押圧し続ける必要がある。本発明者らは、使用者の利便性をより向上させることを課題として認識し、本開示の技術に想到した。
【０００５】
本開示は、スチーム噴出器の利便性を向上させるための技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示におけるスチーム噴出器は、スチームを噴出する噴出部と、使用者が使用時に把持するためのハンドルと、スチームを噴出部から噴出させるための使用者による指示を検知する検知部と、検知部により指示が検知されているときは噴出部にスチームを噴出させ、検知部により指示が検知されていないときは噴出部にスチームを噴出させないように制御する制御部と、を備える。検知部は、指示を検知するための検知部位の変形及びハンドルに対する変位を要することなく、指示を検知可能に構成される。
【発明の効果】
【０００７】
本開示によれば、スチーム噴出器の利便性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
実施の形態１のスチーム噴出器がスタンドに置かれた状態の外観を示す側面図である。
実施の形態１のスチーム噴出器を使用者が把持した様子を示す図である。
実施の形態１のスチーム噴出器の構成を示すブロック図である。
スイッチ付近の構成を示す側面図である。
実施の形態１のスチーム噴出器のスイッチ付近の構成を示す図である。
スイッチ付近の構成の別の例を示す図である。
スイッチ付近の構成の別の例を示す図である。
スイッチ付近の構成の別の例を示す図である。
スイッチ付近の構成の別の例を示す図である。
スイッチ付近の構成の別の例を示す図である。
検知部の構成を示す斜視図である。
検知部の側面図である。
検知部の構成例を示す図である。
別の態様のスチーム噴出器の構成を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、図面を参照しながら実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明、または、実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。
【００１０】
なお、添付図面及び以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図していない。
（【００１１】以降は省略されています）

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