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公開番号
2025125756
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-28
出願番号
2024021896
出願日
2024-02-16
発明の名称
容器構造体
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G01N
21/15 20060101AFI20250821BHJP(測定;試験)
要約
【課題】スポットを透過し前方に散乱する光の再帰光が背景光ノイズとなる影響を軽減する。
【解決手段】生体由来物質を含むスポットアレイが形成された上面を有するアレイプレートに装着され、該アレイプレートを底板として液体が貯留可能な容器が形成されるように構成された容器構造体であって、前記アレイプレートに装着されたときに、前記容器の側壁を形成する堤部と、該アレイプレートに対向して配置され、前記スポットアレイを通過した光が該スポットアレイへ再帰入射することを低減する再帰光減光部と、を有する容器構造体。
【選択図】 図2
特許請求の範囲
【請求項1】
生体由来物質を含むスポットアレイが形成された上面を有するアレイプレートに装着され、該アレイプレートを底板として液体を貯留することができる容器が形成されるように構成された容器構造体であって、
前記アレイプレートに装着されたときに、前記容器の側壁を形成する堤部と、
該アレイプレートに対向して配置され、前記スポットアレイを通過した光が該スポットアレイへ再帰入射することを低減する再帰光減光部と、
を有する容器構造体。
続きを表示(約 670 文字)
【請求項2】
前記再帰光減光部は、前記堤部に固定されている、請求項1に記載の容器構造体。
【請求項3】
前記再帰光減光部は、前記堤部に固定された対向部に支持されている、請求項1に記載の容器構造体。
【請求項4】
前記再帰光減光部は、前記スポットアレイと離間して配置されている、請求項1に記載の容器構造体。
【請求項5】
前記再帰光減光部は、前記スポットアレイより面積が大きい請求項1に記載の容器構造体。
【請求項6】
前記再帰光減光部を前記アレイプレートの上面に投影した領域は前記スポットアレイを内包する、請求項1に記載の容器構造体。
【請求項7】
請求項1~6の何れか一項に記載の容器構造体と前記アレイプレートとにより構成された容器。
【請求項8】
請求項7に記載の容器が載置される載置部と、
前記載置部に配置された前記容器の前記スポットアレイに対して前記再帰光減光部と反対側に位置し、
前記スポットアレイに一次光を照射する光出射部と、
前記容器、前記載置部および前記光出射部を収容する外囲器と、
を備える装置。
【請求項9】
前記光出射部と前記載置部とを相対移動させる移動部をさらに有する請求項8に記載の装置。
【請求項10】
前記スポットアレイに対して前記再帰光減光部と反対側に位置し、前記スポットアレイからの二次光を検出する検出部をさらに有する請求項8に記載の装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、検体分析装置においてアレイプレートに液状検体や薬液などの液体を供給して保持するために用いる容器構造体に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
基板上にタンパク質、ペプチド、核酸等の物質をスポット状に多数固定したプロテインアレイ、ペプチドアレイ、DNAアレイ等のアレイプレートが知られている。検体の分析にアレイプレートを用いることで、アレイプレートに固定された多数の物質と検体中の物質との相互作用を一度に観察することができる。これにより、血液、細胞抽出液、唾液、組織間液等の生体由来の液状検体と多数の物質との相互作用を網羅的に解析することができる。
【0003】
また、アレイプレートを用いた検体分析方法として、興味対象となる相互作用が生じたスポットを選択的に蛍光標識して、光学的情報を得る方法が知られている。蛍光標識された検体を観察する装置としては、共焦点レーザ顕微鏡が知られている。共焦点レーザ顕微鏡は、照射光学系、蛍光検出光学系、および2次元走査系を有している。蛍光検出光学系は、蛍光プローブによって標識されたスポットからの蛍光の光量を検出する機能を有する。2次元走査系は、アレイプレートあるいは光学系を2次元走査することで、アレイプレート上のスポット領域の蛍光画像を取得する機能を有する。
【0004】
特許文献1では、枠をアレイプレートに固定して液体の貯留を可能にした状態で、ピペットチップが当該枠付きアレイプレートの上方を移動して複数の薬液を順次、給液ないし排液して反応させる反応工程を行っている。そして、反応工程終了後に液保持状態を維持したまま光学走査測定を行ない、スポット領域の蛍光画像を取得する検体評価装置が記載されている。
【0005】
特許文献2では、底板と、側面を構成する堤部とを接着することで、薬液が保持部の外部に漏洩することを防止したチャンバースライドが記載されている。このチャンバースライドでは、カバーが堤部に対してスナップ機構で固定され、保持部の保湿および保温を可能にしている。このカバー付きチャンネルスライドを構成するすべての部材は外部から光学測定が可能な材料からなるため、これをそのまま蛍光観察に用いることもできる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2023-12426号公報
米国特許出願公開第2013/017143号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特許文献1の装置構成では、光学走査測定はアレイプレートの下面よりレーザ光を励起光として蛍光標識されたスポットに当て、そこから発する蛍光を測定している。しかし、スポット自体は透明体であり、多くの励起光はスポットを透過して上方に散乱する。そして、アレイプレート上で液保持状態を維持する容器の上部は開放されているため、散乱したレーザ光が容器の外に漏れ、容器外の部品に反射してスポットに再帰することで計測光に影響を与える可能性があった。また、スポット周辺に励起光が照射される際にも、容器外の部品に反射してアレイプレート面に再帰することで、スポット周辺の背景光を計測している際に影響を与える可能性があった。スポットをアレイ状に多数固定したアレイプレートを用いた反応計測では、スポット毎にスポット自体の蛍光光量とその周囲の背景光光量との比や差分からスポットが蛍光標識された量を算出している。そのためスポット近くに散乱光起因の不要な再帰光が部分的に入りこむと、測定結果に影響を与える恐れがあった。一方、特許文献2が示す構成では、容器上部に光学計測が可能なカバーをつけた場合も同様な懸念があった。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、生体由来物質を含むスポットアレイが形成された上面を有するアレイプレートに装着され、該アレイプレートを底板として液体を貯留することができる容器が形成されるように構成された容器構造体であって、
前記アレイプレートに装着されたときに、前記容器の側壁を形成する堤部と、
該アレイプレートに対向して配置され、前記スポットアレイを通過した光が該スポットアレイへ再帰入射することを低減する再帰光減光部と、
を有する容器構造体を提供し、それにより上に述べた課題を解決する。
【発明の効果】
【0009】
本発明に係る容器構造体によれば、アレイプレート上での反応処理後の蛍光検出計測において、レーザ光を照射した際にアレイプレートを透過した散乱光に起因する不要な光が、計測時にアレイプレートに入り込むことを防ぎ、計測精度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の容器構造体の第1の実施形態を示す。図1(a)は容器構造体とアレイプレートから構成される容器の外観を示す斜視図、図1(b)は分解斜視図である。
本発明の容器構造体の第1の実施形態を示す。図2(a)は容器構造体とアレイプレートから構成される容器をその長手方向に垂直な平面で切断した断面を示す垂直断面図、図2(b)は同容器をその長手方向に沿った垂直な平面で切断した断面を示す垂直断面図、図2(c)は容器を構成する容器構造体を図2(b)の2C―2C線に沿って水平に切断した断面を下方から見た水平断面図、図2(d)は容器を構成する容器構造体を図2(b)の2D―2D線に沿って水平に切断した断面を下方から見た水平断面図である。
本発明の容器構造体の第2の実施形態を示す。同図は図2(b)に示す断面に相当する断面を示す垂直断面図である。
本発明の容器構造体の第3の実施形態を示す。同図は図2(b)に示す断面に相当する断面を示す垂直断面図である。
本発明の容器構造体の第4の実施形態を示す。同図は図2(b)に示す断面に相当する断面を示す垂直断面図である。
本発明の容器構造体の第5の実施形態を示す。同図は図2(b)に示す断面に相当する断面を示す垂直断面図である。
本発明の容器構造体とアレイプレートから構成される容器を用いる検体分析装置の筐体(外囲器)内部の構造を示す模式図である。図7(a)は装置の前方から見た内部の模式図、図7(b)は装置の側方から見た内部の模式図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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