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公開番号2025115666
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-07
出願番号2024010233
出願日2024-01-26
発明の名称車用悪路脱出用具
出願人大橋産業株式会社
代理人弁理士法人朝日奈特許事務所
主分類B60B 39/12 20060101AFI20250731BHJP(車両一般)
要約【課題】大型スコップが不要であって、車両に常備する際、省スペースを実現することができる車用悪路脱出用具を提供する。
【解決手段】平面視矩形の板状であって、表て面1の略全面にはパターン状に多数の孔部2が配設される。表て面1の前半部位に前方下傾状の傾斜面3を有する。裏面の前半部位に、スコップ部を形成する。表て面1に滑止め用突部を形成していない。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
平面視矩形の板状であって、表て面(1)の略全面にはパターン状に多数の孔部(2)が配設され、上記表て面(1)の前半部位に前方下傾状の傾斜面(3)を有し、
裏面(4)の前半部位に、スコップ部(5)を形成し、
上記表て面(1)に滑止め用突部を形成していないことを特徴とする車用悪路脱出用具。
続きを表示(約 620 文字)【請求項2】
厚さ方向中間位置に、各上記孔部(2)を塞ぐ中板部(6)を形成した請求項1記載の車用悪路脱出用具。
【請求項3】
後端縁(7)の近傍に左右横長状窓部(8)を貫設し、上記後端縁(7)を残留させて、横方向の第1把持杆部(9)を形成し、
前後中間位置に、一対の前後縦長状窓部(10)(10)を貫設し、上記一対の前後縦長状窓部(10)の間に、縦方向の第2把持杆部(11)を形成した請求項1又は2記載の車用悪路脱出用具。
【請求項4】
上記第1把持杆部(9)及び第2把持杆部(11)は、上記表て面(1)よりも下方に配設されている請求項3記載の車用悪路脱出用具。
【請求項5】
上記左右横長状窓部(8)の開口幅(W
1
)を、20mm以上に設定するとともに、上記前後縦長状窓部(10)の開口幅(W
2
)を、20mm以上に設定した請求項3記載の車用悪路脱出用具。
【請求項6】
上記孔部(2)の平面視形状を六角形に形成し、該六角形の一対の対辺(12)(12)が前後方向となるように、上記孔部(2)を配設した請求項1又は2記載の車用悪路脱出用具。
【請求項7】
上記孔部(2)の平面視形状を六角形に形成し、該六角形の一対の対辺(12)(12)の距離寸法(L)を16mm以下に設定した請求項1又は2記載の車用悪路脱出用具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車用悪路脱出用具に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、雪道、泥道等の悪路において、車両の車輪が悪路の凹部に嵌まり込んで自力では脱出できなくなった場合に、悪路に敷設して車両の脱出を可能とするための車用悪路脱出用具が知られている(例えば、特許文献1参照)。悪路の凹部としては、積雪時のマンホール(周囲よりも温度が高い)の上部に生じる大穴等が挙げられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開平5-84503号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1記載の車用悪路脱出用具は、軽量化の配慮が全くなされておらず、重量が大であって、作業時に人の手で持って取扱うのが容易でないという問題があった。しかも、作業時に人の手で持つことが困難な形状であった。さらに、車用悪路脱出用具の他に、(大型)スコップを必要とし、車両に常備する際、かさばるという問題がある。
【0005】
そこで、本発明は、(従来のこのような問題を解決して、)全体が軽量であって、かつ、車両(タイヤ)が乗っても、十分な強度と剛性をもって、耐えることができる車用悪路脱出用具を提供することを、目的とする。さらに、別途、スコップを必要としないで済む車用悪路脱出用具を提供することも、目的とする。しかも、作業者が容易かつ確実に、手で握って力を与えることができる作業性の良い車用悪路脱出用具の提供を、別の目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る車用悪路脱出用具は、平面視矩形の板状であって、表て面の略全面にはパターン状に多数の孔部が配設され、上記表て面の前半部位に前方下傾状の傾斜面を有し、裏面の前半部位に、スコップ部を形成し、上記表て面に滑止め用突部を形成していないものである。
また、厚さ方向中間位置に、各上記孔部を塞ぐ中板部を形成したものである。
【0007】
また、後端縁の近傍に左右横長状窓部を貫設し、上記後端縁を残留させて、横方向の第1把持杆部を形成し、前後中間位置に、一対の前後縦長状窓部を貫設し、上記一対の前後縦長状窓部の間に、縦方向の第2把持杆部を形成したものである。
また、上記第1把持杆部及び第2把持杆部は、上記表て面よりも下方に配設されているものである。
また、上記左右横長状窓部の開口幅を、20mm以上に設定するとともに、上記前後縦長状窓部の開口幅を、20mm以上に設定したものである。
【0008】
また、上記孔部の平面視形状を六角形に形成し、該六角形の一対の対辺が前後方向となるように、上記孔部を配設したものである。
また、上記孔部の平面視形状を六角形に形成し、該六角形の一対の対辺の距離寸法を16mm以下に設定したものである。
【発明の効果】
【0009】
本発明の車用悪路脱出用具によれば、全体を軽量化でき、しかも、十分な強度と剛性を具備し、車両の重量に耐えることが可能となる。さらに、大型スコップが不要であって、車両に常備する際、省スペースを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施の一形態を示す斜視図である。
裏面側を示す斜視図である。
平面図である。
断面側面図である。
孔部の配設方向を示す説明図である。
比較例を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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