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公開番号2025115667
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-07
出願番号2024010234
出願日2024-01-26
発明の名称車両用電子ミラー装置
出願人大橋産業株式会社
代理人弁理士法人朝日奈特許事務所
主分類B60R 1/20 20220101AFI20250731BHJP(車両一般)
要約【課題】車両の後進の際に、車両の後方近くに、子供等が存在した場合に危険を検知できる。
【解決手段】車両内に電子ミラー10を設けて、車両の後方下部領域を撮影できるリアカメラの状況を電子ミラー10に表示する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
車両(30)の後方下部領域(B)と後方遠方領域(F)とを含んだ後方広域(W)を撮影する車両搭載リアカメラ(1)と、該リアカメラ(1)にて撮影した映像(Y)を画像(G
10
)として表示する車両内の電子ミラー(10)とを、備えた電子ミラー装置であって、
上記電子ミラー(10)は、複数の表示部に分割表示可能に構成され、
上記電子ミラー(10)の複数の上記表示部には、上記リアカメラ(1)で撮影された上記後方広域(W)を複数領域に分割した複数画像として、表示するように構成したことを、
特徴とする車両用電子ミラー装置。
続きを表示(約 500 文字)【請求項2】
車両(30)の後方下部領域(B)と後方遠方領域(F)とを含んだ後方広域(W)を撮影する車両搭載リアカメラ(1)と、該リアカメラ(1)にて撮影した映像(Y)を画像(G
10
)として表示する車両内の電子ミラー(10)とを、備えた電子ミラー装置であって、
上記電子ミラー(10)は、複数の表示部に分割表示可能に構成され、
上記電子ミラー(10)の複数の上記表示部には、上記リアカメラ(1)で撮影された上記後方下部領域(B)と後方遠方領域(F)を含む複数領域に、分割した複数画像として、表示するように構成したことを、
特徴とする車両用電子ミラー装置。
【請求項3】
上記電子ミラー(10)に表示された複数画像は、元画像を必要に応じて拡大・縦横比調整等の画像調整されたものである請求項1又は2記載の車両用電子ミラー装置。
【請求項4】
車両のシフト位置が後進ポジションに切換わったことを検知して、上記電子ミラー(10)に、上記画像が、表示開始されるよう構成した請求項1,2又は3記載の車両用電子ミラー装置。

発明の詳細な説明【背景技術】
【0001】
従来、車両用電子ミラー装置(システム)として、車内の様子と、左右のサイドミラー位置から見た車外の様子とを、車内に設けた電子ミラーに表示するものが、公知である(特許文献1参照)。
続きを表示(約 1,300 文字)【先行技術文献】
【特許文献】
【0002】
特開2017-165292号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、前記特許文献1に開示の発明では、次のような問題点があった。即ち、 (i) 撮像カメラが左右2個を必要とする点、 (ii) 左右の各撮像カメラは、一定の方向かつ一定の視界のみを映す点。
【0004】
そこで、本発明は、このような問題点を解決して、単数のカメラを用いて、車両後方の多種多様かつ広域の情報―――特に車両を後退(バック)させる際に注意すべき視覚情報―――を、確実に提供することを、目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、車両の後方下部領域と後方遠方領域とを含んだ後方広域を撮影する車両搭載リアカメラと、該リアカメラにて撮影した映像を画像として表示する車両内の電子ミラーとを、備えた電子ミラー装置であって;上記電子ミラーは、複数の表示部に分割表示可能に構成され;上記電子ミラーの複数の上記表示部には、上記リアカメラで撮影された上記後方広域を複数領域に分割した複数画像として、表示するように構成した。
【0006】
また、車両の後方下部領域と後方遠方領域とを含んだ後方広域を撮影する車両搭載リアカメラと、該リアカメラにて撮影した映像を画像として表示する車両内の電子ミラーとを、備えた電子ミラー装置であって;上記電子ミラーは、複数の表示部に分割表示可能に構成され;上記電子ミラーの複数の上記表示部には、上記リアカメラで撮影された上記後方下部領域と後方遠方領域を含む複数領域に、分割した複数画像として、表示するように構成した。
【0007】
また、上記電子ミラーに表示された複数画像は、元画像を必要に応じて拡大・縦横比調整等の画像調整されたものである。
また、車両のシフト位置が後進ポジションに切換わったことを検知して、上記電子ミラーに、上記画像が、表示開始されるよう構成した。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、リアカメラは単数個で済む。しかも、電子ミラーには、後方下部領域が表示されており、車両の後方下部領域で遊ぶ子供や、車両の後部に接近して設置された自転車等の物体を、確実かつ容易に、確認可能である。
【0009】
さらに、電子ミラーには、後方遠方領域(又は後方広域)が表示されており、後方から危険な走行をしている自動車やバイク等を確実かつ容易に、確認できる。あるいは、大きなトラック等が猛スピードで接近中であることも、確実に確認可能である。
【0010】
しかも、電子ミラーには、後方広域を分割した複数画像として、表示されており、運転者は、迅速かつ確実に、両画像を目で確認でき、本発明は、車両後進時の安全運転の実現に大きく貢献できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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