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公開番号2025116017
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-07
出願番号2025081930,2022570492
出願日2025-05-15,2021-05-24
発明の名称映像コンテンツを処理するための方法及び機器
出願人アリババ グループ ホウルディング リミテッド
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H04N 19/117 20140101AFI20250731BHJP(電気通信技術)
要約【課題】本開示は映像コンテンツを処理するためのシステム及び方法を提供する。
【解決手段】方法は、映像コンテンツを含むビットストリームを受信すること、映像コンテンツに関連する第1の信号が所与の条件を満たすかどうかを判定すること、及び第1の信号が所与の条件を満たすと判定することに応答し、クロスコンポーネント適応ループフィルタ(CCALF)プロセス及びクロマ適応ループフィルタ(ALF)プロセスの両方を無効化することを含み得る。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
映像コンテンツを処理するためのコンピュータ実施方法であって、
映像コンテンツを含むビットストリームを受信すること、
前記映像コンテンツに関連する第1の信号が所与の条件を満たすかどうかを判定すること、及び
前記第1の信号が前記所与の条件を満たすと前記判定することに応答し、クロスコンポーネント適応ループフィルタ(CCALF)プロセス及びクロマ適応ループフィルタ(ALF)プロセスの両方を無効化すること
を含む、方法。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記第1の信号が前記所与の条件を満たすかどうかを判定することが、
適応パラメータセット(APS)ネットワーク抽象化層(NAL)ユニットが前記受信ビットストリーム内にあることを前記第1の信号が示すかどうかを判定すること
を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
ピクチャパラメータセットレベル、シーケンスパラメータセットレベル、ピクチャヘッダレベル、又はスライスヘッダレベルにおいて前記クロマALFプロセスを制御するための第2の信号を提供すること
を更に含む、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記第2の信号は、前記映像コンテンツに関連するコード化層映像シーケンス(CLVS)内のピクチャのクロマ成分を復号する際に前記ALFプロセスが有効化されるかどうかを示す、
請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記第2の信号は、前記映像コンテンツに関連するピクチャパラメータセット(PPS)を参照するピクチャのクロマ成分を復号する際に前記ALFプロセスが有効化されるかどうかを示す、
請求項3に記載の方法。
【請求項6】
映像コンテンツを処理するためのコンピュータ実施方法であって、
映像コンテンツを含むビットストリームを受信すること、
前記映像コンテンツに関連する第1の信号が所与の条件を満たすかどうかを判定すること、及び
前記第1の信号が前記所与の条件を満たすと前記判定することに応答し、依存量子化(DQ)及びサインデータハイディング(SDH)を少なくとも1つのスライスについて無効化すること
を含む、方法。
【請求項7】
前記第1の信号が前記所与の条件を満たすと前記判定することに応答し、変換スキップ残差コード化(TSRC)を少なくとも1つのスライスについて無効化すること
を更に含む、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記DQ及び前記SDHが前記少なくとも1つのスライスについて無効化されていることに応答し、前記少なくとも1つのスライスについて前記TSRCを無効化する、
請求項6に記載の方法。
【請求項9】
前記第1の信号が前記所与の条件を満たすと前記判定することに応答し、前記DQ及び前記SDHを前記少なくとも1つのスライスについて無効化することが、
前記第1の信号が前記所与の条件を満たすと前記判定することに応答し、スライスヘッダレベル、ピクチャヘッダレベル、又はシーケンスパラメータセットレベルにおいて前記DQ及び前記SDHを前記少なくとも1つのスライスについて無効化すること
を含む、請求項6に記載の方法。
【請求項10】
前記第1の信号が前記所与の条件を満たすと前記判定することに応答し、前記DQ及び前記SDHを前記少なくとも1つのスライスについて無効化することが、
前記第1の信号が前記所与の条件を満たすと前記判定することに応答し、前記DQが前記少なくとも1つのスライスについて無効化されているかどうかを判定すること、
前記DQが無効化されていることに応答し、前記少なくとも1つのスライスについて前記SDHを無効化すること
を含む、請求項6に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
[0001] 本開示は、参照により本明細書にその全体が組み込まれる、2020年5月22日に出願された米国仮特許出願第63/028,615号に対する優先権を主張する。
続きを表示(約 2,200 文字)【0002】
技術分野
[0002] 本開示は一般に映像処理に関し、より具体的にはVVCの高レベルシンタックスクリーンアップを用いて映像コンテンツを処理するための方法及び機器に関する。
【背景技術】
【0003】
背景
[0003] 映像は、視覚情報を捕捉する静的ピクチャ(又は「フレーム」)の組である。記憶メモリ及び伝送帯域幅を減らすために、映像は、記憶又は伝送前に圧縮し、表示前に解凍することができる。圧縮プロセスは、通常、符号化と呼ばれ、解凍プロセスは、通常、復号と呼ばれる。最も一般的には、予測、変換、量子化、エントロピーコード化及びインループフィルタリングに基づく規格化された映像コード化技術を使用する様々な映像コード化形式がある。特定の映像コード化形式を指定するHigh Efficiency Video Coding(例えばHEVC/H.265)規格、Versatile Video Coding(例えばVVC/H.266)規格、及びAVS規格等の映像コード化規格が規格化組織によって策定されている。一層進化した映像コード化技術が映像規格に採用されるにつれて、新たな映像コード化規格のコード化効率が一層高くなる。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0004】
概要
[0004] 本開示の実施形態は、映像コンテンツを処理するための方法及び機器を提供する。この方法は、映像コンテンツを含むビットストリームを受信すること、映像コンテンツに関連する第1の信号が所与の条件を満たすかどうかを判定すること、及び第1の信号が所与の条件を満たすと判定することに応答し、クロスコンポーネント適応ループフィルタ(CCALF)プロセス及びクロマ適応ループフィルタ(ALF)プロセスの両方を無効化することを含み得る。
【0005】
[0005] 機器は、1組の命令を記憶するメモリと、1つ又は複数のプロセッサとを含み得、1つ又は複数のプロセッサは、映像コンテンツを含むビットストリームを受信すること、映像コンテンツに関連する第1の信号が所与の条件を満たすかどうかを判定すること、及び第1の信号が所与の条件を満たすと判定することに応答し、クロスコンポーネント適応ループフィルタ(CCALF)プロセス及びクロマ適応ループフィルタ(ALF)プロセスの両方を無効化すること、を機器に行わせるために1組の命令を実行するように構成される。
【0006】
[0006] 本開示の実施形態は、1組の命令を記憶する非一時的コンピュータ可読媒体を更に提供し、1組の命令は、映像コンテンツを処理するための方法をコンピュータに行わせるためにコンピュータの少なくとも1つのプロセッサによって実行可能であり、当該方法は、映像コンテンツを含むビットストリームを受信すること、映像コンテンツに関連する第1の信号が所与の条件を満たすかどうかを判定すること、及び第1の信号が所与の条件を満たすと判定することに応答し、クロスコンポーネント適応ループフィルタ(CCALF)プロセス及びクロマ適応ループフィルタ(ALF)プロセスの両方を無効化することを含む。
【0007】
[0007] 本開示の実施形態は、映像コンテンツを処理するための方法及び機器も提供する。方法は、映像コンテンツを含むビットストリームを受信すること、映像コンテンツに関連する第1の信号が所与の条件を満たすかどうかを判定すること、及び第1の信号が所与の条件を満たすと判定することに応答し、依存量子化(DQ)及びサインデータハイディング(SDH)を少なくとも1つのスライスについて無効化することを含み得る。
【0008】
[0008] 機器は、1組の命令を記憶するメモリと、1つ又は複数のプロセッサとを含み得、1つ又は複数のプロセッサは、映像コンテンツを含むビットストリームを受信すること、映像コンテンツに関連する第1の信号が所与の条件を満たすかどうかを判定すること、及び第1の信号が所与の条件を満たすと判定することに応答し、依存量子化(DQ)及びサインデータハイディング(SDH)を少なくとも1つのスライスについて無効化すること、を機器に行わせるために1組の命令を実行するように構成される。
【0009】
[0009] 本開示の実施形態は、1組の命令を記憶する非一時的コンピュータ可読媒体を更に提供し、1組の命令は、映像コンテンツを処理するための方法をコンピュータに行わせるためにコンピュータの少なくとも1つのプロセッサによって実行可能であり、当該方法は、映像コンテンツを含むビットストリームを受信すること、映像コンテンツに関連する第1の信号が所与の条件を満たすかどうかを判定すること、及び第1の信号が所与の条件を満たすと判定することに応答し、依存量子化(DQ)及びサインデータハイディング(SDH)を少なくとも1つのスライスについて無効化することを含む。
【0010】
図面の簡単な説明
[0010] 本開示の実施形態及び様々な態様を以下の詳細な説明及び添付図面に示す。図中に示す様々な特徴は、縮尺通りに描かれていない。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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