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公開番号
2025116883
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-08
出願番号
2025095848,2023135267
出願日
2025-06-09,2023-08-23
発明の名称
乾燥機
出願人
パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
D06F
33/65 20200101AFI20250801BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約
【課題】衣類の撥水性を回復できる乾燥機を提供する。
【解決手段】本開示に係る乾燥機は、外槽と、外槽内に設けられ、コース対象物を収容するドラムと、外槽における空気を加熱する加熱手段と、加熱手段と外槽とを接続する循環流路と、循環流路に設けられた送風部と、制御部と、を備え、送風部はファンを有し、制御部は、加熱手段及びファンを作動させ、コース対象物を乾燥させる乾燥コース、及び、コース対象物の撥水性を回復させる撥水回復コースを実行可能であり、撥水回復コースにおけるファンの回転数は、乾燥コースにおけるファンの回転数より低い。
【選択図】図10
特許請求の範囲
【請求項1】
外槽と、
前記外槽内に設けられ、コース対象物を収容するドラムと、
前記ドラムを回転させるドラムモータと、
前記外槽における空気を加熱する加熱手段と、
前記加熱手段と前記外槽とを接続する空気流路と、
前記空気流路に空気を送る送風部と、
温度検知手段と、
制御部と、を備え、
前記制御部は、乾いた状態の前記コース対象物の撥水性を回復させる撥水回復コースを実行可能であり、
前記制御部は、前記撥水回復コースにおいて、前記ドラム内に前記コース対象物を収容した状態で、前記コース対象物、または前記ドラム内の空気温度が目標温度となるように前記加熱手段及び前記送風部を作動させ、前記ドラムが一定の時間を空けて断続的に回転するように前記ドラムモータを作動させる、乾燥機。
続きを表示(約 470 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記ドラムがゆり運動を実行するように、前記ドラムモータを作動させる、請求項1に記載の乾燥機。
【請求項3】
前記制御部は、前記ドラムの停止時間が前記ドラムの回転時間よりも長くなるように、前記ドラムモータを制御する、請求項1に記載の乾燥機。
【請求項4】
前記目標温度は、42.5℃より高く60℃以下である、請求項1に記載の乾燥機。
【請求項5】
前記目標温度は、45℃以上60℃以下である、請求項1に記載の乾燥機。
【請求項6】
前記温度検知手段を前記ドラム内または前記空気流路に有している、請求項1に記載の乾燥機。
【請求項7】
前記温度検知手段は、前記撥水回復コース実行中における前記ドラム内の温度を測定する、請求項6に記載の乾燥機。
【請求項8】
前記撥水回復コースを実行する前に、前記撥水回復コースにおける前記加熱手段の作動時間を予め記憶しているメモリを有する、請求項1から7のいずれか一項に記載の乾燥機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、乾燥機に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、デリケートな衣類を乾燥するために、洗濯乾燥機の機械的出力を弱くした乾燥運転を実行するドラム式洗濯乾燥機が開示されている。
【0003】
特許文献1に記載の機械的出力を弱くした乾燥運転では、ドラム内で広げた衣類が転がらないようにドラムの回転角度を制限し、ドラムを正反転させる。通常の乾燥運転に対してドラムの回転角度を制限することで、デリケートな衣類の傷みや縮みを抑制できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2009-60991号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載の洗濯乾燥機において、衣類の撥水性の回復については開示も示唆もされていない。
【0006】
したがって、本開示の目的は、上記課題を解決することにあって、衣類を含むコース対象物の撥水性を回復できる乾燥機を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様の乾燥機は、外槽と、外槽内に設けられ、コース対象物を収容するドラムと、ドラムを回転させるドラムモータと、外槽における空気を加熱する加熱手段と、加熱手段と外槽とを接続する空気流路と、空気流路に空気を送る送風部と、温度検知手段と、制御部と、を備え、制御部は、乾いた状態のコース対象物の撥水性を回復させる撥水回復コースを実行可能であり、制御部は、撥水回復コースにおいて、ドラム内にコース対象物を収容した状態で、コース対象物、またはドラム内の空気温度が目標温度となるように加熱手段及び送風部を作動させ、ドラムが一定の時間を空けて断続的に回転するようにドラムモータを作動させる。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、コース対象物の撥水性を回復できる乾燥機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示の実施の形態1に係る乾燥機の模式正面図
乾燥機の模式断面図
ドラムと循環流路の一部とを示す斜視図
外槽とドラムと循環流路とを示す断面図
外槽とドラムと循環流路との模式図
衣類が収容された乾燥機の模式正面図
撥水性を有する衣類の表面を示す模式図
撥水性が低下した衣類の表面を示す模式図
撥水性の回復と衣類の加熱温度の関係を示す図
目標温度を維持した時間と撥水等級差との関係を示すグラフ
初期温度と目標温度に到達するまでの作動時間との関係を示すグラフ
初期温度とヒートポンプ装置の作動時間との関係を示す表
ファンの回転数と衣類の到達温度を示すグラフ
ファンの回転数と衣類の到達温度を示す表
撥水回復コースのフローチャート
変形例1に係る乾燥機の模式断面図
変形例1に係る乾燥機の模式断面図
本開示の実施の形態2に係る乾燥システムのブロック図
【発明を実施するための形態】
【0010】
(実施の形態1)
本開示の実施の形態1に係る乾燥機1について説明する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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