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公開番号2025116899
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-12
出願番号2024011415
出願日2024-01-30
発明の名称水中油型乳化化粧料
出願人日本メナード化粧品株式会社
代理人
主分類A61K 8/06 20060101AFI20250804BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】しっとり感に優れ、べたつかず肌なじみの良い、経時安定性が良好な液状の水中油型乳化化粧料を提供すること。
【解決手段】
次の成分(A)~(D)
(A)(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー
(B)ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)
(C)メチルグルセス-20
(D)20℃で固体状の炭素数16~22である高級アルコール
を含有し、成分(A)の含有量が0.05~0.3重量%であり、成分(B)の含有量が0.5~5.0重量%であり、成分(D)の含有量が0.1~1.0重量%であり、化粧料中の油剤の総量が3.0重量%以上、10.0重量%未満であることを特徴とする液状の水中油型乳化化粧料を提供する。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
次の成分(A)~(D)
(A)(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー
(B)ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)
(C)メチルグルセス-20
(D)20℃で固体状の炭素数16~22である高級アルコール
を含有し、成分(A)の含有量が0.05~0.3重量%であり、成分(B)の含有量が0.5~5.0重量%であり、成分(D)の含有量が0.1~1.0重量%であり、化粧料中の油剤の総量が3.0重量%以上、10.0重量%未満であることを特徴とする液状の水中油型乳化化粧料。
続きを表示(約 130 文字)【請求項2】
成分(D)が水添ナタネ油アルコールであることを特徴とする請求項1に記載の液状の水中油型乳化化粧料。
【請求項3】
成分(C)の含有量が、0.1~5.0重量%であることを特徴とする請求項1又は2に記載の液状の水中油型乳化化粧料。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、しっとり感に優れ、べたつかず肌なじみの良い、経時安定性が良好な液状の水中油型乳化化粧料に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
水中油型乳化化粧料は、うるおい感の高さやみずみずしい感触といった使用感に優れることから、化粧品に広く用いられている。中でも、高分子乳化剤を用いた乳化化粧料は、肌への刺激の少なさや、低濃度で含有される場合にはべたつきが少ないといった利点から、多くの技術が開発されている。
【0003】
一方で、高分子乳化剤は一般的な低分子の乳化剤と比較すると乳化力が劣り、乳化安定性に乏しいものであった。そのため、安定性を確保するために高分子乳化剤を高配合し、粘度を上げる必要があり、その結果液状の水中油型乳化化粧料としては粘度が高く、べたつきを感じたり、肌なじみが悪く感じてしまうことがある。
【0004】
また、水中油型乳化化粧料、例えば乳液やクリーム等は、肌を保湿するために使用され、しっとり感を高めるために、多量の油剤を配合する場合がある。しかし、多量の油剤を安定的に乳化するためには、高分子乳化剤を高配合する必要があり、高分子乳化剤を用いた乳化化粧料においては、しっとり感に優れ、べたつかず肌なじみの良い使用感を達成することは困難であった。
【0005】
このような課題を解決すべく、乳化安定性や肌へのなじみ感、しっとり感の持続が良い皮膚化粧料組成物に関する技術として、高分子乳化剤、1種以上のノニオン界面活性剤、25℃で液状のエステル油、有機塩又は無機塩から選ばれる1種以上を含有する技術(特許文献1)が開示されているが、べたつきのなさに関して満足いくものではなかった。また、高分子乳化剤を用いた水中油型乳化化粧料として、使用時における多くの特性が同時に改善された水中油型乳化化粧料に関する技術(特許文献2)が開示されているが、しっとり感と肌なじみに関して満足のいくものではなく、いずれの技術もしっとり感に優れ、べたつかず肌なじみの良い使用感の達成には至っていない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2021-195349
特開2022-147656
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、しっとり感に優れ、べたつかず肌なじみの良い、経時安定性が良好な液状の水中油型乳化化粧料を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
即ち、本発明は、次の成分(A)~(D)
(A)(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー
(B)ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)
(C)メチルグルセス-20
(D)20℃で固体状の炭素数16~22である高級アルコール
を含有し、成分(A)の含有量が0.05~0.3重量%であり、成分(B)の含有量が0.5~5.0重量%であり、成分(D)の含有量が0.1~1.0重量%であり、化粧料中の油剤の総量が3.0重量%以上、10.0重量%未満であることを特徴とする液状の水中油型乳化化粧料を提供するものである。
【0009】
また、本発明は、成分(D)が水添ナタネ油アルコールであることを特徴とする請求項1に記載の液状の水中油型乳化化粧料を提供するものである。
【0010】
また、本発明は、成分(C)の含有量が0.1~5.0重量%であることを特徴とする請求項1又は2に記載の水中油型乳化化粧料を提供するものである。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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