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公開番号2025116962
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-12
出願番号2024011522
出願日2024-01-30
発明の名称車両の荷室構造
出願人三菱自動車工業株式会社
代理人ケー・ティー・アンド・エス弁理士法人
主分類B60R 5/04 20060101AFI20250804BHJP(車両一般)
要約【課題】リアシートの傾きの変化に追従できる車両の荷室構造を提供する。
【解決手段】車両の荷室構造は、車両に搭載される可倒式のリアシートと、前記車両のリアシートの後方に配置される荷室と、前記荷室の下方に配置されるフロアボードと、前記荷室を覆うシート状のカバー部材と、前記リアシートの後方かつ前記フロアボードの下方に配置され、前記カバー部材を収容する収容部と、前記リアシートのシートバックに取り付けられ、前記カバー部材の位置を規制する規制部と、を備える。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両に搭載される可倒式のリアシートと、
前記リアシートの後方に配置される荷室空間と、
前記荷室空間の下方に配置されるフロアボードと、
前記荷室空間を覆うシート状のカバー部材と、
前記リアシートの後方かつ前記フロアボードの下方に配置され、前記カバー部材を収容する収容部と、
前記リアシートのシートバックに取り付けられ、前記カバー部材の位置を規制する規制部と、
を備える、
車両の荷室構造。
続きを表示(約 510 文字)【請求項2】
前記規制部は、前記カバー部材が通過する通過部と、前記規制部を前記シートバックに取り付ける取付部と、を有する、
請求項1に記載の車両の荷室構造。
【請求項3】
前記カバー部材は、留め具を有し、
前記規制部は、前記カバー部材が収納された状態において、前記留め具と並んで配置される、
請求項1に記載の車両の荷室構造。
【請求項4】
前記フロアボードよりも後方に前記留め具を係止する係止部をさらに備える、
請求項3に記載の車両の荷室構造。
【請求項5】
前記リアシートは、第1シートと、前記第1シートと車幅方向に並んで配置される第2シートと、を有し、
前記第1シートおよび前記第2シートは、それぞれ独立して可倒し、
前記カバー部材は、前記第1シートに対応した第1カバーと、前記第2シートに対応した第2カバーと、を有し、
前記車両の荷室構造は、前記第1シートの第1留め具と、前記第2シートの第2留め具と、を係止可能な接続部材を備える、
請求項1から4のいずれか1項に記載の車両の荷室構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、車両構造に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、リアシートの後方の荷室フロアの下方にカバー部材を収納する車両の荷室構造が知られている。特許文献1の車両の荷室構造では、荷室フロアの下方にカバー部材を収納することによって、荷物収容性の向上を図っている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007―22166号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の車両の荷室構造では、ガイドレールを用いてカバー部材の向きを規制している。このため、リアシートの傾きの変化にカバー部材を追従させることができない。
【0005】
本開示の課題は、リアシートの傾きの変化に追従できる車両の荷室構造を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る車両の荷室構造は、車両に搭載される可倒式のリアシートと、前記車両のリアシートの後方に配置される荷室と、前記荷室の下方に配置されるフロアボードと、前記荷室を覆うシート状のカバー部材と、前記リアシートの後方かつ前記フロアボードの下方に配置され、前記カバー部材を収容する収容部と、前記リアシートのシートバックに取り付けられ、前記カバー部材の位置を規制する規制部と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
この車両の荷室構造によれば、リアシートのシートバックにカバー部材の位置を規制する規制部が取り付けられている。これによってカバー部材は、可倒式のリアシートの傾きに追従できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の一実施形態による車両の荷室構造を示す図。
本開示の一実施形態による荷室の上面図。
本開示の一実施形態による収容部の拡大図。
本開示の一実施形態によるリアシートを後方に倒した状態の図。
本開示の一実施形態によるカバー部材をフロアカバーとして用いた状態の図。
本開示の一実施形態によるカバー部材をバンパカバーとして用いた状態の図。
本開示の一実施形態によるカバー部材をシートバックカバーとして用いた状態の図。
本開示の一実施形態によるカバー部材をスクリーンとして用いた状態の図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図面において車両Cの前側をF、後側をB、右側をR、左側をL、上側をU、および下側をDと記す。以下明細書において、左右方向を車幅方向と記す。
【0010】
図1に示すように、車両Cの荷室構造1は、車両Cの後部部分に形成される。本実施形態の車両Cは、車両Cの後部に開口C1(図6参照)と、開口C1を開閉するバックドアC2と、を有するステーションワゴン型、またはハッチバック型の車両である。車両Cは、これらボデータイプのSUV(Sport Utility Vehicle)であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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