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公開番号
2025117117
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-12
出願番号
2024011809
出願日
2024-01-30
発明の名称
鉄道車両用情報通信システム
出願人
コイト電工株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B61D
37/00 20060101AFI20250804BHJP(鉄道)
要約
【課題】鉄道車両において、乗務員の負担を軽減しつつ、より適切な情報提供が可能な鉄道車両用情報通信システムを提供する。
【解決手段】鉄道車両用情報通信システム1は、鉄道車両Tの客室内に設置され、所定のIDを客室内に対して送信する指向性スピーカ13と、指向性スピーカ13から送信されたIDを受信するID情報受信部31aと、ID情報受信部31aが受信したIDに基づいてクラウドサーバ20に情報を要求するリクエスト部31bと、クラウドサーバ20から送信された情報を表示する情報表示部31cと、を備えたスマートフォン30と、鉄道車両Tの乗客に提供する情報を取得するとともにスマートフォン30の要求に応じて情報をスマートフォン30に送信する通信部21を備えたクラウドサーバ20と、を備え、IDは、鉄道車両Tについての緊急事態を示す緊急時用IDであり、情報は、鉄道車両Tについての緊急情報である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
鉄道車両の客室内に設置され、所定の識別情報を前記客室内に対して送信する送信装置と、
前記送信装置から送信された前記識別情報を受信する受信部と、前記受信部が受信した前記識別情報に基づいてサーバ装置に情報を要求する要求部と、前記サーバ装置から送信された前記情報を表示させる表示部と、を備えた端末装置と、
前記鉄道車両の乗客に提供する情報を取得する取得部と、前記端末装置の要求に応じて前記情報を前記端末装置に送信する送信部と、を備えた前記サーバ装置と、
を備える鉄道車両用情報通信システムであって、
前記識別情報は、前記鉄道車両についての緊急事態を示す識別情報であり、
前記情報は、前記鉄道車両に乗車している乗客に通知する緊急情報である、
ことを特徴とする鉄道車両用情報通信システム。
続きを表示(約 430 文字)
【請求項2】
前記送信装置は、前記識別情報を音声信号として出力するスピーカであることを特徴とする請求項1に記載の鉄道車両用情報通信システム。
【請求項3】
前記送信装置は、前記客室内に設置された車内表示器であり、
前記スピーカは、前記車内表示器に内蔵されている、
ことを特徴とする請求項2に記載の鉄道車両用情報通信システム。
【請求項4】
前記サーバ装置は、前記取得部が取得した前記情報を前記鉄道車両内または前記鉄道車両外から更新可能とする更新部を備えていることを特徴とする請求項1に記載の鉄道車両用情報通信システム。
【請求項5】
前記鉄道車両には、前記送信装置の動作状態を収集し、前記サーバ装置に送信する状態送信装置が設けられており、
前記サーバ装置は、前記動作状態を所定の端末装置に提示可能とする、
ことを特徴とする請求項1に記載の鉄道車両用情報通信システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、鉄道車両用情報通信システムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、車両内に設置された車内表示器などの映像装置により、乗客に必要な情報を伝えることができるようになった。
【0003】
例えば、特許文献1には、映像装置に、鉄道車両が到着する予定の駅のホームの情報を表示するようにすることが記載されている。そして、特許文献1では、地震や事故等の緊急情報を表示することも可能となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2003-95105号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載の発明においては、緊急情報を表示させるためには、乗務員がメッセージを表示するためのボタン操作をする必要がある。しかしながら、緊急事態が発生した場合、乗務員は状況確認や運転指令への連絡など対応することが多く、乗務員の負担は少ない方が好ましい。
【0006】
また、特許文献1に記載の発明は、予め設定されたメッセージが表示されるものであり、個々の緊急事態(非常事態)に応じたきめ細やかな情報提供はできない。また、客室内に設置された映像装置では乗車位置や混雑状況によっては表示内容が見づらいといった問題も懸念される。
【0007】
そこで、本発明は、鉄道車両において、乗務員の負担を軽減しつつ、より適切な情報提供が可能な鉄道車両用情報通信システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するためになされた請求項1に記載された発明は、鉄道車両の客室内に設置され、所定の識別情報を前記客室内に対して送信する送信装置と、前記送信装置から送信された前記識別情報を受信する受信部と、前記受信部が受信した前記識別情報に基づいてサーバ装置に情報を要求する要求部と、前記サーバ装置から送信された前記情報を表示させる表示部と、を備えた端末装置と、前記鉄道車両の乗客に提供する情報を取得する取得部と、前記端末装置の要求に応じて前記情報を前記端末装置に送信する送信部と、を備えた前記サーバ装置と、を備える鉄道車両用情報通信システムであって、前記識別情報は、前記鉄道車両についての緊急事態を示す識別情報であり、前記情報は、前記鉄道車両に乗車している乗客に通知する緊急情報である、ことを特徴とする鉄道車両用情報通信システムである。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、緊急事態を示す識別情報を受信した端末装置がサーバ装置から緊急情報を取得して表示することが可能となる。このように構成したため、乗務員は運転指令等に連絡等すれば、運転指令等がサーバ装置に緊急情報の内容を登録することができ、乗務員による表示装置等の操作を不要にできる。また、運転指令等は連絡内容に応じて適切な情報を登録することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の第1実施形態にかかる鉄道車両用情報通信システムの概略構成図である。
図1に示された鉄道車両用情報通信システムの機能ブロック図である。
鉄道車両Tの上面から見た断面図である。
図1に示された鉄道車両用情報通信システムの動作のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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