TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025117387
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-12
出願番号
2024012202
出願日
2024-01-30
発明の名称
真空冷却装置
出願人
三浦工業株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
F25D
7/00 20060101AFI20250804BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約
【課題】熱水の洗浄水により処理槽の洗浄を行う場合でも装置の大型化を抑制できる技術を提供すること。
【解決手段】真空冷却装置10は、冷却対象が配置される内部空間SPを有する処理槽12と、水及び蒸気を用いて内部空間SPの気体を吸引する真空装置14と、真空装置14に蒸気を供給する給蒸路40と、真空装置14に水を供給する給水路56と、処理槽12に洗浄水を供給する洗浄装置18と、を備える。洗浄装置18は、給水路56から分岐した水通路112と、給蒸路40から分岐した蒸気通路114とを有し、水通路112からの水と蒸気通路114からの蒸気とを用いて熱水の洗浄水を生成する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
冷却対象が配置される内部空間を有する処理槽と、
水及び蒸気を用いて前記内部空間の気体を吸引する真空装置と、
前記真空装置に蒸気を供給する給蒸路と、
前記真空装置に水を供給する給水路と、
前記処理槽に洗浄水を供給する洗浄装置と、を備え、
前記洗浄装置は、前記給水路から分岐した水通路と、前記給蒸路から分岐した蒸気通路とを有し、前記水通路からの水と前記蒸気通路からの蒸気とを用いて熱水の前記洗浄水を生成する、
真空冷却装置。
続きを表示(約 610 文字)
【請求項2】
前記洗浄装置は、前記水通路と前記蒸気通路とが合流する合流部を有し、前記水通路からの水と前記蒸気通路からの蒸気とを前記合流部で混合させて前記洗浄水を生成する、
請求項1に記載の真空冷却装置。
【請求項3】
前記洗浄装置は、前記洗浄水の温度を計測する洗浄水温度センサと、前記蒸気通路に設けられた蒸気制御弁とをさらに備え、
前記蒸気制御弁は、前記洗浄水温度センサの出力値に基づいて開度調整される、
請求項2に記載の真空冷却装置。
【請求項4】
前記処理槽は、前記洗浄水を吐出するノズルを着脱可能な前記洗浄水の流入口を含む、
請求項1から3のいずれか1項に記載の真空冷却装置。
【請求項5】
前記洗浄装置は、前記洗浄水を前記処理槽に送出する洗浄水ポンプをさらに備える、
請求項4に記載の真空冷却装置。
【請求項6】
前記洗浄装置は、80℃を含む調整範囲内の設定値に前記洗浄水の温度を調整する、
請求項1から3のいずれか1項に記載の真空冷却装置。
【請求項7】
前記真空装置は、前記給蒸路からの蒸気を用いて前記内部空間の気体を吸引するエゼクタと、前記給水路からの水を用いて前記エゼクタを通過したガスを冷却する熱交換器と、を含む、
請求項1から3のいずれか1項に記載の真空冷却装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書で開示する技術は、真空冷却装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
真空冷却装置は、処理槽の空気を吸引して内部の圧力を低下させ、処理槽内の対象物の水分を気化させ、気化熱で対象物を急速冷却する。特許文献1には、食品を冷却するための真空冷却装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-221546号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1には開示されていないが、処理槽の内部の洗浄は、従来、手作業で行われていた。処理槽内に洗浄水を供給して洗浄を自動化することが考えられる。食品用途などでは、タンパク質汚れや油汚れを除去するため、洗浄水として、高温(例えば、80℃程度)の熱水を供給することが望まれる。熱水の洗浄水を供給するためには、処理槽の内部洗浄用に、熱水タンクなどを別途設ける必要があり、装置が大型化してしまう。
【0005】
本明細書で開示する技術は、熱水の洗浄水により処理槽の洗浄を行う場合でも装置の大型化を抑制できる技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本明細書は、真空冷却装置を開示する。真空冷却装置は、冷却対象が配置される内部空間を有する処理槽と、水及び蒸気を用いて前記内部空間の気体を吸引する真空装置と、前記真空装置に蒸気を供給する給蒸路と、前記真空装置に水を供給する給水路と、前記処理槽に洗浄水を供給する洗浄装置と、を備え、前記洗浄装置は、前記給水路から分岐した水通路と、前記給蒸路から分岐した蒸気通路とを有し、前記水通路からの水と前記蒸気通路からの蒸気とを用いて熱水の前記洗浄水を生成する。
【発明の効果】
【0007】
本明細書で開示する技術によれば、熱水の洗浄水により処理槽の洗浄を行う場合でも装置の大型化を抑制できる技術が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係る真空冷却装置を模式的に示す図である。
図2は、実施形態に係る洗浄装置の構成例を示す模式図である。
図3は、実施形態に係る合流部の構成例を示した模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示に係る実施形態について図面を参照しながら説明するが、本開示は実施形態に限定されない。以下で説明する実施形態の構成要素は、適宜組み合わせることができる。また、一部の構成要素を用いない場合もある。
【0010】
[真空冷却装置の概要]
図1は、実施形態に係る真空冷却装置10を模式的に示す図である。図1に示す真空冷却装置10は、処理槽12と、真空装置14と、復圧ユニット16と、洗浄装置18と、を備える。真空冷却装置10は、真空装置14に蒸気を供給する給蒸路40と、真空装置14に水を供給する給水路56と、制御手段90と、を備える。真空冷却装置10は、処理槽12に食品等の冷却対象を配置し、処理槽12を封止し、真空装置14で処理槽12内の流体を外部へ吸引して排出することで減圧する。処理槽12内に配置された冷却対象は、処理槽12内部が減圧されることで、冷却対象の水分が気化する。冷却対象は、水分が蒸発する気化熱で温度が低下する。真空冷却装置10は、処理槽12内部を減圧した後、復圧ユニット16で、処理槽12の内部に外気を導入して、外気と略同じ圧力とし、処理槽12の内部から冷却対象を取り出し可能とする。洗浄装置18は、処理槽12に冷却対象が配置されていない状態の槽内洗浄時に、処理槽12に洗浄水を供給することで、処理槽12の内部を洗浄する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
三浦工業株式会社
管理装置
15日前
三浦工業株式会社
洗浄装置
16日前
三浦工業株式会社
真空冷却装置
1日前
三浦工業株式会社
真空冷却装置
1日前
三浦工業株式会社
ガス圧縮装置
16日前
三浦工業株式会社
ガス圧縮装置
16日前
三浦工業株式会社
ガス圧縮装置
16日前
三浦工業株式会社
発電ユニット
15日前
三浦工業株式会社
発電ユニット
15日前
三浦工業株式会社
発電ユニット
15日前
三浦工業株式会社
発電ユニット
15日前
三浦工業株式会社
表示システム
12日前
三浦工業株式会社
真空冷却装置
1日前
三浦工業株式会社
電力供給システム
15日前
三浦工業株式会社
発電ユニット集合体
15日前
三浦工業株式会社
水素ボイラシステムの制御装置
1か月前
三浦工業株式会社
電力供給システムおよび発電ユニットの設置台数の決定方法
15日前
三浦工業株式会社
ガス気化システム
1か月前
個人
海水製氷システム
1か月前
株式会社コロナ
空気調和装置
12日前
株式会社コロナ
ヒートポンプ装置
今日
アクア株式会社
冷蔵庫
5日前
アクア株式会社
冷蔵庫
1か月前
シャープ株式会社
冷蔵庫
1か月前
シャープ株式会社
冷蔵庫
1か月前
シャープ株式会社
冷蔵庫
1か月前
ホシザキ株式会社
冷凍装置
20日前
フクシマガリレイ株式会社
冷却庫
20日前
株式会社ツインバード
スターリング機関
今日
株式会社カンネツ
冷凍装置
1か月前
株式会社カンネツ
冷凍装置
1か月前
シャープ株式会社
冷蔵庫
1か月前
シャープ株式会社
冷蔵庫
8日前
シャープ株式会社
冷蔵庫
6日前
シャープ株式会社
冷却庫
6日前
大陽日酸株式会社
空気分離装置
1か月前
続きを見る
他の特許を見る