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公開番号2025144341
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-02
出願番号2024044077
出願日2024-03-19
発明の名称製氷装置及び製氷方法
出願人島田工業株式会社
代理人個人,個人
主分類F25C 1/18 20060101AFI20250925BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約【課題】 透明度の高い氷を製造可能な製氷装置及び製氷方法を提供する。
【解決手段】 本願の製氷装置は、液体が収容される容器と、容器内の液体を冷却する冷却器を備え、冷却器は容器の外面に沿って配置される冷媒管を備え、容器の冷媒管が配置された面の内側にその面との間に空間を形成する空間形成体が設けられたものである。本願の製氷装置は、容器内の液体を循環させる循環器や空間形成体を振動させる振動機を備えたものや、空間形成体を容器から取り出す取出しハンドルを備えたものとすることもできる。本願の製氷方法は、容器の外面に沿って配置された冷媒管内の冷媒で容器内の液体を冷却することによって、容器内に空間形成体によって形成された空隙に基礎氷を製造し、基礎氷の製造後も、冷媒による容器内の液体の冷却を継続することによって、空間形成体の基礎氷とは反対の面側に氷を製造する方法である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
製氷装置において、
液体が収容される容器と、
前記容器内の液体を冷却する冷却器を備え、
前記冷却器は、前記容器の外面に沿って配置される冷媒管を備え、
前記容器の前記冷媒管が配置された面の内側に、当該面との間に空間を形成する空間形成体が設けられた、
ことを特徴とする製氷装置。
続きを表示(約 530 文字)【請求項2】
請求項1記載の製氷装置において、
容器内の液体を循環させる循環器又は/及び空間形成体を振動させる振動機を備えた、
ことを特徴とする製氷装置。
【請求項3】
請求項1記載の製氷装置において、
空間形成体を容器から取り出す取出しハンドルを備えた、
ことを特徴とする製氷装置。
【請求項4】
製氷方法において、
容器の外面に沿って配置された冷媒管内の冷媒で当該容器内の液体を冷却することによって、当該容器内に空間形成体によって形成された空隙に基礎氷を製造し、
前記基礎氷の製造後も、前記冷媒による容器内の液体の冷却を継続することによって、前記空間形成体の基礎氷とは反対の面側に氷を製造する、
ことを特徴とする製氷方法。
【請求項5】
請求項4記載の製氷方法において、
基礎氷の製造及び氷の製造を、容器内の液体を循環させながら行う、
ことを特徴とする製氷方法。
【請求項6】
請求項5記載の製氷方法において、
基礎氷ができるまでの間、液体の循環を停止させておく、
ことを特徴とする製氷方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、氷(より詳しくは、透明度の高いいわゆる透明氷)の製造装置(製氷装置)及び製造方法(製氷方法)に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、製氷装置として、水を循環させながら冷却して透明氷を製造する水循環式の製氷機が知られている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平4-214161号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
透明氷の製造時には、氷の内部が白っぽく濁る(白濁する)ことがある。白濁した氷は高い透明度が求められる製品としては使用することができず、透明氷を取り扱う業界では、解決策の提案が望まれている。
【0005】
本発明は係る事情に鑑みてなされたものであり、その解決課題は、透明度の高い氷を製造することのできる製氷装置及び製氷方法を提案することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
[製氷装置]
本願の製氷装置は、液体が収容される容器と、容器内の液体を冷却する冷却器を備え、冷却器は容器の外面に沿って配置される冷媒管を備え、容器の冷媒管が配置された面の内側にその面との間に空間を形成する空間形成体が設けられたものである。
【0007】
本願の製氷装置は、容器内の液体を循環させる循環器や空間形成体を振動させる振動機を備えたものとすることもできる。また、本願の製氷装置は、空間形成体を容器から取り出す取出しハンドルを備えたものとすることもできる。
【0008】
[製氷方法]
本願の製氷方法は、容器の外面に沿って配置された冷媒管内の冷媒で容器内の液体を冷却することによって、容器内に空間形成体によって形成された空隙に基礎氷を製造し、基礎氷の製造後も、冷媒による容器内の液体の冷却を継続することによって、空間形成体の基礎氷とは反対の面側に氷を製造する方法である。
【0009】
本願の製氷方法は、基礎氷の製造及び氷の製造を、容器内の液体を循環させながら行うこともできる。このほか、本願の製氷方法は、基礎氷ができるまでの間、液体の循環を停止させておくこともできる。
【発明の効果】
【0010】
本願の製氷装置及び製氷方法によれば、透明度の高い氷を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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