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公開番号
2025117726
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-13
出願番号
2024012607
出願日
2024-01-31
発明の名称
衛生陶器
出願人
TOTO株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
E03D
11/02 20060101AFI20250805BHJP(上水;下水)
要約
【課題】個体識別情報を表示する位置の確保が容易となり、意匠性の低下を抑えることができ、さらには、個体識別情報の表示の経年劣化を抑えて個体識別情報の読み取り不良の発生を抑制することができる衛生陶器を提供すること。
【解決手段】実施形態に係る衛生陶器は、衛生陶器において、外部から隠れる位置に個体識別情報を表示する凹状または凸状の平坦面を含む表示部を有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
衛生陶器において、外部から隠れる位置に個体識別情報を表示する凹状または凸状の平坦面を含む表示部を有する
ことを特徴とする衛生陶器。
続きを表示(約 560 文字)
【請求項2】
蓋部と、前記蓋部が設置される本体部とを有し、
前記表示部は、凹状の平坦面を含み、前記蓋部において、前記本体部に前記蓋部を設置した状態で前記本体部と当接する設置面に配置される
ことを特徴とする請求項1に記載の衛生陶器。
【請求項3】
蓋部は、上下方向視において2つの辺部が交わる角部を有し、
前記表示部は、前記角部に配置される
ことを特徴とする請求項2に記載の衛生陶器。
【請求項4】
前記表示部は、前記蓋部の外側面よりも内方側に配置される
ことを特徴とする請求項3に記載の衛生陶器。
【請求項5】
前記蓋部は、前記外側面を形成する外側面壁と、前記外側面壁よりも内方側に配置される内側面壁と、前記蓋部の上面を形成する上面壁と、前記設置面を形成する設置面壁と、前記外側面壁、前記内側面壁、前記上面壁および前記設置面壁によって囲まれた空間部とを有し、
前記表示部は、前記外側面壁の内側面の内方側に配置される
ことを特徴とする請求項4に記載の衛生陶器。
【請求項6】
前記表示部は、前記蓋部における内方側が開放された切り欠き状である
ことを特徴とする請求項5に記載の衛生陶器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
開示の実施形態は、衛生陶器に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、小便器、大便器および洗面器などの衛生陶器には、衛生陶器の外観の一部となるような位置に個体識別情報が表示されることがある。
【0003】
衛生陶器において、たとえば、小便器や、大便器のタンクは、これらの小便器の本体部や、大便器の洗浄水タンクの本体部に取り付けられる蓋部を備える(たとえば、特許文献1~3参照)。そして、個体識別情報は、蓋部に表示される場合がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2007-270563号公報
特開2019-203340号公報
特開2019-138022号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来の衛生陶器では、個体識別情報を表示する位置の確保について考慮なされていないことがあり、衛生陶器の外観の一部となるような位置に個体識別情報が表示されるため、意匠性が低下するおそれがあった。また、従来の衛生陶器では、個体識別情報の表示が経年劣化して、たとえば、個体識別情報の表示が1次元バーコードやQRコード(登録商標)などの2次元バーコードなどを含む場合、個体識別情報の読み取り不良が発生するおそれがあった。
【0006】
実施形態の一態様は、個体識別情報を表示する位置の確保が容易となり、意匠性の低下を抑えることができ、さらには、個体識別情報の表示の経年劣化を抑えて個体識別情報の読み取り不良の発生を抑制することができる衛生陶器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
実施形態の一態様に係る衛生陶器は、衛生陶器において、外部から隠れる位置に個体識別情報を表示する凹状または凸状の平坦面を含む表示部を有する。
【0008】
かかる構成によれば、個体識別情報を表示する凹状または凸状の平坦面を含む表示部を有することで、個体識別情報を表示する位置の確保が容易となるとともに、たとえば、個体識別情報がシールで表示される場合、このシールを容易に貼り付けることができる。また、たとえば、個体識別情報の表示が1次元バーコードやQRコード(登録商標)などの2次元バーコードなどを含む場合、個体識別情報の読み取り不良の発生を抑えることができる。また、外部から隠れる位置に個体識別情報を表示することで、個体識別情報の表示が外部から見えない。このため、個体識別情報の表示が製品の外観にあらわれることによる意匠性の低下を抑えることができる。また、個体識別情報の表示の経年劣化の抑制が可能となり、個体識別情報の表示が1次元バーコードやQRコード(登録商標)などの2次元バーコードなどを含む場合の個体識別情報の表示の劣化による読み取り不良の発生を抑えることができる。
【0009】
また、上記の衛生陶器において、蓋部と、前記蓋部が設置される本体部とを有し、前記表示部は、凹状の平坦面を含み、前記蓋部において、前記本体部に前記蓋部を設置した状態で前記本体部と当接する設置面に配置される。
【0010】
かかる構成によれば、表示部が蓋部の本体部と当接する設置面に配置されることで、個体識別情報の表示が外部から見えない。このため、個体識別情報の表示が製品の外観にあらわれることによる意匠性の低下を抑えることができる。また、個体識別情報の表示の経年劣化の抑制が可能となり、個体識別情報の表示が1次元バーコードやQRコード(登録商標)などの2次元バーコードなどを含む場合の個体識別情報の表示の劣化による読み取り不良の発生を抑えることができる。また、表示部が凹状であることで、本体部との当接による傷つきなどの個体識別情報の表示の劣化の抑制が可能となり、個体識別情報の表示が1次元バーコードやQRコード(登録商標)などの2次元バーコードなどを含む場合の個体識別情報の表示の劣化による読み取り不良の発生を抑えることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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