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公開番号
2025117885
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-13
出願番号
2024012855
出願日
2024-01-31
発明の名称
水洗大便器
出願人
TOTO株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
E03D
11/08 20060101AFI20250805BHJP(上水;下水)
要約
【課題】胴部とリム部との接着面におけるノタ切れの発生を抑制すること。
【解決手段】実施形態に係る水洗大便器は、胴部と、胴部の上端に接着されるリム部と、を備える。水洗大便器は、胴部とリム部とが接着されることでボウル部を形成する。胴部とリム部との接着面は、ボウル部の内側へ向かって傾斜している内側傾斜面と、当該内側傾斜面の内側端部からボウル部の内側へ向かって略水平な水平面により形成される接着面拡大部と、を少なくとも一部に備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
胴部と、前記胴部の上端に接着されるリム部と、を備え、
前記胴部と前記リム部とが接着されることでボウル部を形成する水洗大便器であって、
前記胴部と前記リム部との接着面は、前記ボウル部の内側へ向かって傾斜している内側傾斜面と、当該内側傾斜面の内側端部から前記ボウル部の内側へ向かって略水平な水平面により形成される接着面拡大部と、を少なくとも一部に備える水洗大便器。
続きを表示(約 640 文字)
【請求項2】
前記接着面拡大部は、前記胴部と前記リム部との接着端部近傍に設けられている請求項1に記載の水洗大便器。
【請求項3】
前記接着面拡大部は、前記胴部と前記リム部との接着面が前記内側傾斜面のみで形成される部分に向かって、前記水平面が減少していくように構成される請求項1に記載の水洗大便器。
【請求項4】
洗浄水を吐水するリムノズルを備え、
前記接着面拡大部は、前記リムノズルが取り付けられる位置に設けられている請求項1に記載の水洗大便器。
【請求項5】
前記接着面拡大部の内側面は、略垂直又は前記内側面の上側へ向かうにつれて前記ボウル部の外側に向かって傾斜している請求項1に記載の水洗大便器。
【請求項6】
前記胴部は、前記ボウル部のボウル面の大半を形成する内側壁と、外観面を形成する外側壁と、を備え、
洗浄水が流れるリム通水路は、前記胴部の内側壁及び外側壁と、前記リム部と、がそれぞれ接着されることで形成され、
前記胴部の内側壁及び外側壁のうち上下方向で高い方に前記接着面拡大部が設けられている請求項1に記載の水洗大便器。
【請求項7】
前記接着面拡大部は、前記胴部の外側壁に設けられている請求項6に記載の水洗大便器。
【請求項8】
前記接着面拡大部の水平面の内側端部は、前記リム通水路の上側の角部に位置する請求項7に記載の水洗大便器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
開示の実施形態は、水洗大便器に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、胴部とリム部とが接着されることでボウル部を形成する水洗大便器が知られている。胴部とリム部との接着面として、傾斜面を備える水洗大便器が開示されている(特許文献1及び特許文献3参照)。また、胴部とリム部との接着面として、水平面を備える水洗大便器が開示されている(特許文献2参照)。
【0003】
胴部とリム部とを接着する部材として、胴部とリム部と同様の原料で作られたノタと呼ばれる部材がある。水洗大便器は、胴部の上端にノタが塗布された後、胴部とリム部とを接着させる接着作業が行われる。その後、水洗大便器は、胴部とリム部と乾燥させる乾燥工程、水洗大便器が焼き上げられる焼成工程が行われて製造される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-80504号公報
特開2010-174450号公報
特開2022-064619号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述した従来技術において、胴部とリム部との接着後の製造工程において、胴部とリム部との接着面に加わる応力により、胴部とリム部との接着面に沿ってノタ切れと呼ばれる亀裂が発生する場合があった。
【0006】
実施形態の一態様は、上記に鑑みてなされたものであって、胴部とリム部との接着面におけるノタ切れの発生を抑制することができる水洗大便器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
実施形態の一態様に係る水洗大便器は、胴部と、前記胴部の上端に接着されるリム部と、を備え、前記胴部と前記リム部とが接着されることでボウル部を形成する水洗大便器であって、前記胴部と前記リム部との接着面は、前記ボウル部の内側へ向かって傾斜している内側傾斜面と、当該内側傾斜面の内側端部から前記ボウル部の内側へ向かって略水平な水平面により形成される接着面拡大部と、を少なくとも一部に備える。
【0008】
水洗大便器は、ノタ切れが発生しやすい部分に水平面と傾斜面とを形成することで、乾燥工程や焼成工程における胴部とリム部との収縮による影響が抑制される。これにより、水洗大便器は、胴部とリム部との接着面におけるノタ切れの発生を抑制することができる。
【0009】
また、前記接着面拡大部は、前記胴部と前記リム部との接着端部近傍に設けられている。
【0010】
水洗大便器は、応力が集中しやすい接着端部に水平面と傾斜面とを形成することで、接着端部における応力集中を受けることができる。これにより、水洗大便器は、胴部とリム部との接着面におけるノタ切れの発生を抑制することができる。また、水洗大便器は、接着端部からノタが塗布され始めるため、接着端部近傍の接着面を大きくすることで、ノタを塗布し易くなる。
(【0011】以降は省略されています)
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