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公開番号2025117824
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-13
出願番号2024012760
出願日2024-01-31
発明の名称重合体の製造方法、重合体及び組成物
出願人三菱ケミカル株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類C08F 265/06 20060101AFI20250805BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約【課題】重合時の発熱を抑制できる重合体の製造方法と、新規な重合体及び組成物の提供。
【解決手段】非共役オレフィンの存在下で、ラジカル重合性単量体成分(M)を重合する、重合体の製造方法。下記式(1)で表される単量体(1)に由来する構成単位(i)と、非共役オレフィンに由来する構成単位(v)とを有する、重合体。下記式(1)で表される単量体(1)に由来する構成単位(i)を有する重合体と、非共役オレフィンとを含む、組成物。
[化1]
<com:Image com:imageContentCategory="Drawing"> <com:ImageFormatCategory>TIFF</com:ImageFormatCategory> <com:FileName>2025117824000009.tif</com:FileName> <com:HeightMeasure com:measureUnitCode="Mm">26</com:HeightMeasure> <com:WidthMeasure com:measureUnitCode="Mm">170</com:WidthMeasure> </com:Image> (式(1)中、jは1~5の整数である。)
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
非共役オレフィンの存在下で、ラジカル重合性単量体成分(M)を重合する、重合体の製造方法。
続きを表示(約 860 文字)【請求項2】
前記ラジカル重合性単量体成分(M)100質量部に対して、前記非共役オレフィンの割合が1~25質量部である、請求項1に記載の重合体の製造方法。
【請求項3】
前記ラジカル重合性単量体成分(M)が、下記式(1)で表される単量体(1)、及びアルキル(メタ)アクリレートから選ばれる1種以上を含む、請求項1又は2に記載の重合体の製造方法。
TIFF
2025117824000006.tif
26
170
(式(1)中、jは1~5の整数である。)
【請求項4】
前記単量体(1)がミルセンを含む、請求項3に記載の重合体の製造方法。
【請求項5】
前記非共役オレフィンが環式モノテルペンを含む、請求項1又は2に記載の重合体の製造方法。
【請求項6】
前記環式モノテルペンが、リモネン、カンフェン、及びβ-ピネンから選ばれる1種以上を含む、請求項5に記載の重合体の製造方法。
【請求項7】
下記式(1)で表される単量体(1)に由来する構成単位(i)と、非共役オレフィンに由来する構成単位(v)とを有する、重合体。
TIFF
2025117824000007.tif
26
170
(式(1)中、jは1~5の整数である。)
【請求項8】
前記重合体は、前記単量体(1)と前記非共役オレフィンとを重合してなる重合体であり、
前記単量体(1)と前記非共役オレフィンの合計を100質量%としたときに、前記単量体(1)の割合が80~99質量%である、請求項7に記載の重合体。
【請求項9】
アルキル(メタ)アクリレートに由来する構成単位(ii)をさらに有する、請求項7又は8に記載の重合体。
【請求項10】
前記単量体(1)がミルセンを含む、請求項7又は8に記載の重合体。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、重合体の製造方法、重合体及び組成物に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
電子機器、電気機器、OA機器等の部材、自動車部材や建築部材等には、樹脂の衝撃強度を向上させるために、改質剤が用いられることがある。
改質剤として、例えば特許文献1には、アクリルゴム成分の存在下で、メチルメタクリレート等のビニル系単量体を乳化重合して得られる、アクリルゴム系グラフト共重合体が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2000-319482号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の重合方法では、重合時に発熱することがある。重合時に発熱すると、重合が不安定となる場合がある。加えて、大量の冷却水が必要となる場合もある。そのため、安定して重合体を製造し、かつ冷却水の使用を削減する観点から、重合に際しては発熱を抑制することが求められる。
【0005】
本発明は、重合時の発熱を抑制できる重合体の製造方法を提供することを目的とする。
また、本発明は、新規な重合体及び組成物を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、以下の態様を有する。
[1] 非共役オレフィンの存在下で、ラジカル重合性単量体成分(M)を重合する、重合体の製造方法。
[2] 前記ラジカル重合性単量体成分(M)100質量部に対して、前記非共役オレフィンの割合が1~25質量部である、前記[1]の重合体の製造方法。
[3] 前記ラジカル重合性単量体成分(M)が、下記式(1)で表される単量体(1)、及びアルキル(メタ)アクリレートから選ばれる1種以上を含む、前記[1]又は[2]の重合体の製造方法。
【0007】
TIFF
2025117824000001.tif
26
170
【0008】
式(1)中、jは1~5の整数である。
【0009】
[4] 前記単量体(1)がミルセンを含む、前記[3]の重合体の製造方法。
[5] 前記非共役オレフィンが環式モノテルペンを含む、前記[1]~[4]のいずれかの重合体の製造方法。
[6] 前記環式モノテルペンが、リモネン、カンフェン、及びβ-ピネンから選ばれる1種以上を含む、前記[5]の重合体の製造方法。
[7] 下記式(1)で表される単量体(1)に由来する構成単位(i)と、非共役オレフィンに由来する構成単位(v)とを有する、重合体。
【0010】
TIFF
2025117824000002.tif
26
170
(【0011】以降は省略されています)

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