特許ウォッチ

公開番号2025118116
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-13
出願番号2024013246
出願日2024-01-31
発明の名称サイドエアバッグ装置
出願人Joyson Safety Systems Japan合同会社
代理人個人,個人
主分類B60R 21/2346 20110101AFI20250805BHJP(車両一般)
要約【課題】インフレータからのガスをエアバッグの前方及び下方へ分配させることができるサイドエアバッグ装置を提供する。
【解決手段】サイドエアバッグ装置は、エアバッグ20と、エアバッグ20内に上下方向に設けられたループディフューザ30と、ループディフューザ30内に配置されたインフレータ1と、を備える。ループディフューザ30は、上部及び座席後方側の端部が閉鎖され、底部が開放し、座席前方側の側面にガス流出口30aが設けられている。ループディフューザ30は、上辺32、下辺33及び一対の縦辺34,35を有する矩形状のパネル31が中心線Lで折り返され、上辺32が縫合されると共に、一対の縦辺34,35同士が縫合されたものである。中心線L上にガス流出口30aが位置する。
【選択図】図2

特許請求の範囲【請求項１】
エアバッグと、
前記エアバッグ内に上下方向に設けられたループディフューザと、
前記ループディフューザ内に配置されたインフレータと、
を備え、車両の座席の側方に配置されるサイドエアバッグ装置であって、
前記ループディフューザは、上部及び座席後方側の端部が閉鎖され、底部が開放し、座席前方側の側面にガス流出口が設けられていることを特徴とするサイドエアバッグ装置。
続きを表示（約 350 文字）【請求項２】
前記ループディフューザは、上辺、下辺及び一対の縦辺を有する矩形状のパネルが中心線で折り返され、上辺が縫合されると共に、一対の縦辺同士が縫合されたものであり、
前記中心線上に前記ガス流出口が位置する、請求項１に記載のサイドエアバッグ装置。
【請求項３】
複数の前記ガス流出口が設けられている、請求項１に記載のサイドエアバッグ装置。
【請求項４】
前記ループディフューザは、側面視形状が台形である、請求項１に記載のサイドエアバッグ装置。
【請求項５】
前記台形は、上辺より下辺が長い、請求項４に記載のサイドエアバッグ装置。
【請求項６】
前記台形は、下辺より上辺が長い、請求項４に記載のサイドエアバッグ装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、車両乗員の側方に膨張展開するサイドエアバッグ装置に関する。
続きを表示（約 950 文字）【背景技術】
【０００２】
サイドエアバッグ装置は、周知の通り、インフレータによってエアバッグ（サイドエアバッグ）を乗員の側部に膨張させ、この膨張したエアバッグによって乗員の身体を拘束するようにしたものである。
【０００３】
特許文献１には、膨張可能なチャンバ内に配置されているインフレータの周りでの配置のためのループディフューザを含むサイドエアバッグが開示されている。特許文献１のループディフューザは、膨張可能なチャンバのそれぞれ上部胸郭部及び下部骨盤部への膨張用ガスの連通を許容するための、対向した第１及び第２の開口端を有する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特表２０１９－５０３３００号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
本発明は、インフレータからのガスをエアバッグの前方及び下方へ分配させることができるサイドエアバッグ装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本発明のサイドエアバッグ装置は、エアバッグと、前記エアバッグ内に上下方向に設けられたループディフューザと、前記ループディフューザ内に配置されたインフレータと、を備え、車両の座席の側方に配置されるサイドエアバッグ装置であって、前記ループディフューザは、上部及び座席後方側の端部が閉鎖され、底部が開放し、座席前方側の側面にガス流出口が設けられているものである。
【０００７】
本発明の一態様では、前記ループディフューザは、上辺、下辺及び一対の縦辺を有する矩形状のパネルが中心線で折り返され、上辺が縫合されると共に、一対の縦辺同士が縫合されたものであり、前記中心線上に前記ガス流出口が位置する。
【０００８】
本発明の一態様では、複数の前記ガス流出口が設けられている。
【０００９】
本発明の一態様では、前記ループディフューザは、側面視形状が台形である。
【００１０】
本発明の一態様では、前記台形は、上辺より下辺が長い。
（【００１１】以降は省略されています）

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