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公開番号
2025118225
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-13
出願番号
2024013428
出願日
2024-01-31
発明の名称
ハイブリッド車
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人アイテック国際特許事務所
主分類
B60W
20/13 20160101AFI20250805BHJP(車両一般)
要約
【課題】牽引モードでの走行中に、車両の牽引可能重量が比較的大きく低下して走行性に影響を与えるのを抑制する。
【解決手段】ハイブリッド車は、走行用のエンジンおよびモータと、モータと電力をやりとりする蓄電装置と、牽引モードのときにはエンジンの運転を伴って走行するようにエンジンおよびモータを制御する制御装置とを備える。制御装置は、牽引モードが指示されたときに、蓄電装置の蓄電割合が閾値よりも高い場合には牽引モードを許可し、蓄電割合が閾値以下である場合には牽引モードを禁止する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
走行用のエンジンおよびモータと、前記モータと電力をやりとりする蓄電装置と、牽引モードのときには前記エンジンの運転を伴って走行するように前記エンジンおよび前記モータを制御する制御装置と、を備えるハイブリッド車であって、
前記制御装置は、前記牽引モードが指示されたときに、前記蓄電装置の蓄電割合が閾値よりも高い場合には前記牽引モードを許可し、前記蓄電割合が前記閾値以下である場合には前記牽引モードを禁止する、
ハイブリッド車。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
請求項1記載のハイブリッド車であって、
情報を報知する報知装置を更に備え、
前記制御装置は、前記牽引モードを禁止したときには、前記牽引モードを禁止した旨に関連する禁止関連情報を報知するように前記報知装置を制御する、
ハイブリッド車。
【請求項3】
請求項1または2記載のハイブリッド車であって、
前記牽引モードを指示するための牽引モードスイッチを更に備え、
前記制御装置は、ユーザにより前記牽引モードスイッチが操作されたときに、前記牽引モードが指示されたと判定する、
ハイブリッド車。
【請求項4】
請求項1または2記載のハイブリッド車であって、
前記制御装置は、車両と被牽引物とが接続されたときに、前記牽引モードが指示されたと判定する、
ハイブリッド車。
【請求項5】
請求項1または2記載のハイブリッド車であって、
前記制御装置は、車両負荷が所定負荷を超過しているときに、前記牽引モードが指示されたと判定する、
ハイブリッド車。
【請求項6】
請求項1または2記載のハイブリッド車であって、
前記制御装置は、車両の現在地および/または走行予定ルートの標高が高いほど高くなるように前記閾値を設定する、
ハイブリッド車。
【請求項7】
請求項1または2記載のハイブリッド車であって、
前記制御装置は、車両の現在地および/または走行予定ルートの路面勾配が登坂路側に大きいほど高くなるように前記閾値を設定する、
ハイブリッド車。
【請求項8】
請求項1または2記載のハイブリッド車であって、
前記制御装置は、前記エンジンの運転停止を伴って走行している場合、前記エンジンの運転を伴って走行している場合に比して高くなるように前記閾値を設定する、
ハイブリッド車。
【請求項9】
請求項1または2記載のハイブリッド車であって、
前記制御装置は、前記牽引モードでの走行中に前記蓄電割合が前記閾値未満の第2閾値以下に至ると、前記牽引モードを終了する、
ハイブリッド車。
【請求項10】
請求項9記載のハイブリッド車であって、
情報を報知する報知装置を更に備え、
前記制御装置は、前記牽引モードでの走行中に前記蓄電割合が前記第2閾値以下に至ったことにより前記牽引モードを終了したときには、前記牽引モードを終了した旨に関連する終了関連情報を報知するように前記報知装置を制御する、
ハイブリッド車。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、ハイブリッド車に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、走行用のエンジンおよびモータと、モータと電力をやりとりする蓄電装置と、を備えるハイブリッド車において、被牽引車を牽引して走行するトーイングモードのときには、エンジンの間欠作動を禁止し、エンジンを継続して運転するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。このハイブリッド車では、こうした制御により、トーイングモードのときに、十分な駆動力が確保され易くされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-112447号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述のハイブリッド車において、牽引モードでの走行中には、アクセル操作量が大きくなって走行用の要求パワーが大きくなりやすく、要求パワーを賄うために蓄電装置からの出力が大きくなりやすく、蓄電装置の蓄電割合が低下しやすい。牽引モードでの走行中に蓄電装置の蓄電割合が十分に低下すると、蓄電装置の保護のためにモータの出力が比較的大きく制限され、車両の牽引可能重量が比較的大きく低下し、走行性に影響を与える可能性がある。
【0005】
本開示のハイブリッド車は、牽引モードでの走行中に、車両の牽引可能重量が比較的大きく低下して走行性に影響を与えるのを抑制することを主目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のハイブリッド車は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
【0007】
[1]本開示のハイブリッド車は、
走行用のエンジンおよびモータと、前記モータと電力をやりとりする蓄電装置と、牽引モードのときには前記エンジンの運転を伴って走行するように前記エンジンおよび前記モータを制御する制御装置と、を備えるハイブリッド車であって、
前記制御装置は、前記牽引モードが指示されたときに、前記蓄電装置の蓄電割合が閾値よりも高い場合には前記牽引モードを許可し、前記蓄電割合が前記閾値以下である場合には前記牽引モードを禁止する、
ことを要旨とする。
【0008】
本開示のハイブリッド車では、牽引モードが指示されたときに、蓄電装置の蓄電割合が閾値よりも高い場合には牽引モードを許可し、蓄電割合が閾値以下である場合には牽引モードを禁止する。これにより、牽引モードでの走行中に、蓄電装置の蓄電割合が十分に低下して車両の牽引可能重量が比較的大きく低下して走行性に影響を与える、のを抑制することができる。
【0009】
[2]上述したハイブリッド車([1]に記載のハイブリッド車)において、情報を報知する報知装置を更に備え、前記制御装置は、前記牽引モードを禁止したときには、前記牽引モードを禁止した旨に関連する禁止関連情報を報知するように前記報知装置を制御してもよい。ここで、禁止関連情報は、牽引モードを禁止した旨の情報であってもよいし、蓄電割合が閾値以下であることに起因して牽引モードを禁止した旨の情報であってもよいし、牽引モード以外のモード(例えば、エンジンの間欠運転を伴って走行する通常モード)を保持する旨の情報であってもよい。
【0010】
[3]上述したハイブリッド車([1]または[2]に記載のハイブリッド車)において、前記牽引モードを指示するための牽引モードスイッチを更に備え、前記制御装置は、ユーザにより前記牽引モードスイッチが操作されたときに、前記牽引モードが指示されたと判定してもよい。ここで、牽引モードスイッチは、ハードスイッチとして構成されてもよいし、表示部などに表示されるソフトスイッチとして構成されてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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