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公開番号
2025118926
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-13
出願番号
2025083198,2023144535
出願日
2025-05-19,2020-02-27
発明の名称
仮想参照デコーダ
出願人
フラウンホーファー-ゲゼルシャフト・ツール・フェルデルング・デル・アンゲヴァンテン・フォルシュング・アインゲトラーゲネル・フェライン
代理人
弁理士法人鷲田国際特許事務所
主分類
H04N
19/70 20140101AFI20250805BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】ビデオエンコーダ、ビデオデコーダ、ネットワークノード、ビデオデコーダの符号化画像バッファ(CPB)を管理するための装置およびビデオデータストリームを互いにスプライスするための装置を提供する。
【解決手段】ビデオが符号化されたビデオデータストリーム14は、ビデオデータストリームの完全バージョン15をバッファリングする場合にデコーダ側に適用される第1の符号化画像バッファ(CPB)除去時間に関する第1のタイミング情報と、ビデオデータストリームの完全バージョンからのビデオデータストリームの一部分の除去によるビデオデータストリームとは異なる、ビデオデータストリームの縮小バージョンをバッファリングするためにデコーダ側に適用される第2のCPB除去時間に関する第2のタイミング情報と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ビデオデータストリームが画像部分のシーケンスを備えるように、ビデオを前記ビデオデータストリームにエンコードするためのビデオエンコーダであって、各画像部分は、その中にエンコードされたビデオの画像を有し、
第1のバッファリング期間(BP)補足強化情報(SEI)メッセージにおいて、初期除去遅延の最大値を指示することと、
前記ビデオデータストリームの第1の画像部分に対応する画像タイミングSEIメッセージにおいて第1のフラグを指示することであって、1に等しい前記第1のフラグは、前記第1の画像部分に続いて、連結フラグが1に等しく、初期除去遅延が前記初期除去遅延の最大値よりも小さい第2のBP SEIメッセージを有する第2の画像部分が続く場合、以前の廃棄不可能なピクチャ部分の除去からの経過時間に基づく公称符号化画像バッファ(CPB)除去時間が適用されることを示す、指示することと、
を行うように構成されたビデオエンコーダ。
続きを表示(約 1,800 文字)
【請求項2】
前記以前の破棄不可能な画像部分の除去からの経過時間が前記第2のBP SEIメッセージに示される、請求項1に記載のビデオエンコーダ。
【請求項3】
前記第1の画像部分、前記第2の画像部分、および前記以前の破棄不可能な画像部分は、アクセスユニットである、請求項1に記載のビデオエンコーダ。
【請求項4】
ビデオデータストリームが画像部分のシーケンスを備えるように、ビデオを前記ビデオデータストリームにエンコードする方法であって、各画像部分は、その中にエンコードされたビデオの画像を有し、
第1のバッファリング期間(BP)補足強化情報(SEI)メッセージにおいて、初期除去遅延の最大値を指示することと、
前記ビデオデータストリームの第1の画像部分に対応する画像タイミングSEIメッセージにおいて第1のフラグを指示することであって、1に等しい前記第1のフラグは、前記第1の画像部分に続いて、連結フラグが1に等しく、初期除去遅延が前記初期除去遅延の最大値よりも小さい第2のBP SEIメッセージを有する第2の画像部分が続く場合、以前の廃棄不可能なピクチャ部分の除去からの経過時間に基づく公称符号化画像バッファ(CPB)除去時間が適用されることを示す、指示することと、
を備える方法。
【請求項5】
前記以前の破棄不可能な画像部分の除去からの経過時間が前記第2のBP SEIメッセージに示される、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記第1の画像部分、前記第2の画像部分、および前記以前の破棄不可能な画像部分は、アクセスユニットである、請求項4に記載の方法。
【請求項7】
少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、
第1のバッファリング期間(BP)補足強化情報(SEI)メッセージにおいて、初期除去遅延の最大値を指示することと、
ビデオデータストリームの第1の画像部分に対応する画像タイミングSEIメッセージにおいて第1のフラグを指示することであって、1に等しい前記第1のフラグは、前記第1の画像部分に続いて、連結フラグが1に等しく、初期除去遅延が前記初期除去遅延の最大値よりも小さい第2のBP SEIメッセージを有する第2の画像部分が続く場合、以前の廃棄不可能なピクチャ部分の除去からの経過時間に基づく公称符号化画像バッファ(CPB)除去時間が適用されることを示す、指示することと、
を行うことによって、前記少なくとも1つのプロセッサに、前記ビデオデータストリームが画像部分のシーケンスを備えるようにビデオを前記ビデオデータストリームにエンコードさせる命令を備え、
各画像部分は、その中にエンコードされたビデオの画像を有する、
非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項8】
前記以前の破棄不可能な画像部分の除去からの経過時間が前記第2のBP SEIメッセージに示される、請求項7に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項9】
前記第1の画像部分、前記第2の画像部分、および前記以前の破棄不可能な画像部分は、アクセスユニットである、請求項7に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項10】
ビデオデータストリームが画像部分のシーケンスを備えるように、ビデオを前記ビデオデータストリームにエンコードするためのプログラムであって、各画像部分は、その中にエンコードされたビデオの画像を有し、
前記プログラムは、コンピュータシステムに、
第1のバッファリング期間(BP)補足強化情報(SEI)メッセージにおいて、初期除去遅延の最大値を指示することと、
前記ビデオデータストリームの第1の画像部分に対応する画像タイミングSEIメッセージにおいて第1のフラグを指示することであって、1に等しい前記第1のフラグは、前記第1の画像部分に続いて、連結フラグが1に等しく、初期除去遅延が前記初期除去遅延の最大値よりも小さい第2のBP SEIメッセージを有する第2の画像部分が続く場合、以前の廃棄不可能なピクチャ部分の除去からの経過時間に基づく公称符号化画像バッファ(CPB)除去時間が適用されることを示す、指示することと、
を実行させる、
プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
仮想参照デコーダHRD、ならびにビットストリームおよびデコーダの適合性をチェックするためのその使用は、通常、AVC(アドバンストビデオコーデック)およびHEVC(高効率ビデオコーディング)などのビデオ符号化規格で指定される。
続きを表示(約 1,600 文字)
【0002】
本発明による実施形態は、ビデオストリーム、ビデオエンコーダ、ビデオデコーダ、ネットワークノード、ビデオデコーダの符号化画像バッファ(CPB)を管理するための装置、およびビデオデータストリームを互いにスプライスするための装置に関する。
【背景技術】
【0003】
以下、本発明の背景の序章が提供される。
これを行うために、図2に示されるように、仮想ストリームスケジューラ(HSS)、符号化画像バッファ(CPB)、復号プロセス(瞬時と見なされる)、復号画像バッファ(DPB)、および出力クロッピングプロセスからなるHRDバッファモデルが指定される。
【0004】
モデルは、ビットストリームが符号化画像バッファに供給されるタイミングおよびビットレート、その復号ユニット(低遅延動作モードの場合、AU、アクセスユニット、またはVCL NAL(VCL:ビデオ符号化層、NAL:ネットワーク抽象化層)ユニットのいずれか)がCPBから除去されて瞬時に復号される時間、ならびに画像がDPBから出力される出力時間を定義する。
【0005】
そうすることにより、デコーダがバッファオーバーフロー(CPB内に維持できるよりも多くのデータがデコーダに送信される)または(必要とされるより低いビットレートで)より少ないデータがデコーダに送信され、必要な復号ユニットが復号のためにデコーダにおいて適切な時間ではない、アンダーランを回避するために必要なCPBサイズを定義することも可能である。
【0006】
最先端の符号化規格は、ビットストリームおよびHRD要件ならびにバッファモデルを記述するために異なるパラメータを指定する。
【0007】
たとえば、副層ごとにHEVC内で定義されたhrd_parameterは、Bitrate(i)およびCPBsize(i)の1つ以上のペアからなり、これらは、ストリームスケジューラがサイズCPBsize(i)のCPBにBitrate(i)のビットレートを供給する場合、オーバーフローまたはアンダーフローが発生しないことを示す。
【0008】
hrd_parameterの構文要素と併せて、その画像に属するVCL NALユニットがいつ復号のために送信されるかを示すCPBからの画像の除去時間を指定するビットストリーム内に追加のタイミング情報が存在する。
理解を容易にするために、サブ画像処理は説明から省略される。
【0009】
関連情報は、InitialCPBRemovalDelay(i)、InitialCPBRemovalOffset(i)、およびAuCPBRemovalDelayを有するバッファリング期間SEI(補足強化情報)メッセージ内、およびAuCPBRemovalDelayを有する画像タイミングSEIメッセージ内に存在する。
最も基本的な動作では、InitialCPBRemovalDelay(i)およびAuCPBRemovalDelayのみが使用される。
【0010】
その場合、復号される最初のアクセスユニットは、ランダムアクセスポイントRAPであり、その対応するバッファリング期間SEIメッセージおよび時間0は、ランダムアクセスポイントの最初のビットがCPBに入る時間として定義される。次に、時間InitialCPBRemovalDelay(i)において、ランダムアクセスポイントに対応する画像がCPBから除去され、さらに非RAP画像のCPBからの除去がInitialCPBRevovalDelay(i)+AuCPBRemovalDelayにおいて行われる(HEVCは、遅延を時間に変換するためのいくつかのパラメータ、すなわちClockTickを定義するが、これは簡略化のためにここでは無視される)。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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