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公開番号2025093709
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-24
出願番号2023209525
出願日2023-12-12
発明の名称搬送設備
出願人株式会社ダイフク
代理人弁理士法人R&C
主分類H04W 24/08 20090101AFI20250617BHJP(電気通信技術)
要約【課題】搬送車と無線通信装置との間の無線通信の状態を容易に把握可能な搬送設備を提供する。
【解決手段】搬送設備100は、移動経路に沿って搬送物を搬送する搬送車1と、搬送車1との間で無線通信を行う無線通信装置3と、搬送車1とは別に移動する移動体2と、を備えている。移動体2は、搬送車1と無線通信装置3との間の無線通信の状態を示す情報である通信状態情報を収集する通信状態情報収集装置21を備えている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
移動経路に沿って搬送物を搬送する搬送車と、
前記搬送車との間で無線通信を行う無線通信装置と、を備えた搬送設備であって、
前記搬送車とは別に移動する移動体を更に備え、
前記移動体は、前記搬送車と前記無線通信装置との間の無線通信の状態を示す情報である通信状態情報を収集する通信状態情報収集装置を備える、搬送設備。
続きを表示(約 590 文字)【請求項2】
前記移動体は、前記無線通信装置及び前記搬送車の少なくとも一方である通信対象との間で無線通信を行う通信装置を更に備え、
前記通信装置は、前記通信対象の通信負荷を高めるように前記通信対象との通信を行う負荷付与処理を実行するように構成され、
前記通信状態情報収集装置は、前記負荷付与処理の実行中における前記通信状態情報を収集する、請求項1に記載の搬送設備。
【請求項3】
前記移動経路に沿って延在するレールを更に備え、
前記搬送車は、前記レール上を走行するように構成され、
前記移動体は、前記移動経路とは異なる経路で移動可能に構成され、前記レールに沿って移動しつつ、前記通信状態情報収集装置により前記通信状態情報を収集する、請求項1又は2に記載の搬送設備。
【請求項4】
複数の前記搬送車と、
複数の前記搬送車のそれぞれと前記無線通信装置を介して通信し、複数の前記搬送車の制御を行う搬送車制御装置と、を更に備え、
前記無線通信装置は、分散して配置された複数の無線送受信部を備え、
複数の前記搬送車のそれぞれは、複数の前記無線送受信部から選択した接続先送受信部と通信可能に接続され、前記接続先送受信部を切り替えつつ前記移動経路に沿って移動する、請求項1又は2に記載の搬送設備。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、搬送物を搬送する搬送車と、当該搬送車との間で無線通信を行う無線通信装置と、を備えた搬送設備に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
下記の特許文献1には、搬送物を搬送する搬送車(12)と、当該搬送車との間で無線通信を行う無線通信装置(8)と、を備えた搬送設備が開示されている。なお、背景技術の説明において括弧内に示す符号は、特許文献1のものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-166671号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、無線通信は、一般に、障害物や電波干渉等の周囲環境の影響を有線通信に比べて受け易い。そのため、無線通信環境を良好なものとするためには、搬送車と無線通信装置との間の無線通信の状態を把握することが望ましい。搬送車と無線通信装置との間の無線通信の状態を把握することで、例えば、無線通信装置の再起動、設置位置の変更、交換等を行って、良好な無線通信環境の維持を図ることができる。なお、無線通信が周囲の環境から受ける影響の有無や大きさは、搬送設備におけるレイアウトや設備構成の変更によって変化し得る。そのため、搬送車と無線通信装置との間の無線通信の状態の把握は、搬送設備の設置時だけでなくその後においても必要となり得る。したがって、搬送車と無線通信装置との間の無線通信の状態の把握は、容易に行えることが望ましい。
【0005】
そこで、搬送車と無線通信装置との間の無線通信の状態を容易に把握可能な搬送設備の実現が望まれる。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記に鑑みた、搬送設備の特徴構成は、
移動経路に沿って搬送物を搬送する搬送車と、
前記搬送車との間で無線通信を行う無線通信装置と、を備えた搬送設備であって、
前記搬送車とは別に移動する移動体を更に備え、
前記移動体は、前記搬送車と前記無線通信装置との間の無線通信の状態を示す情報である通信状態情報を収集する通信状態情報収集装置を備える点にある。
【0007】
この特徴構成によれば、搬送車と無線通信装置との間の無線通信の状態を示す情報である通信状態情報を、搬送車とは別に移動する移動体により収集することができる。これにより、通信状態情報に基づいて、搬送車と無線通信装置との間の無線通信の状態を容易に把握することができる。その結果、例えば、搬送車と無線通信装置との間の無線通信環境の良否の判定、当該無線通信環境の改善等を行うことができる。
また、本構成によれば、移動体は搬送車とは別に移動するため、搬送車による搬送物の搬送に影響を与えることなく、通信状態情報を収集することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係る搬送設備の平面図
実施形態に係る搬送設備が備える搬送車の斜視図
実施形態に係る搬送設備の構成を示すブロック図
負荷付与処理の実行中における通信状態情報収集装置による通信状態情報の収集を示す図
通信状態情報収集装置による通信状態情報の収集時における移動体の動作を示す図
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下では、実施形態に係る搬送設備100について、図面を参照して説明する。図1に示すように、搬送設備100は、搬送車1と、移動体2と、無線通信装置3と、を備えている。本実施形態では、搬送設備100は、複数の搬送車1と、複数の移動体2と、を備えている。
【0010】
搬送車1は、移動経路Pに沿って搬送物W(図2参照)を搬送するように構成されている。搬送物Wは、例えば、半導体ウェハを収容するFOUP(Front Opening Unified Pod)である。
(【0011】以降は省略されています)

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