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公開番号
2025119011
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-13
出願番号
2025085854,2023549374
出願日
2025-05-22,2022-06-24
発明の名称
複数の実験装置を制御する方法および装置
出願人
株式会社島津製作所
代理人
弁理士法人深見特許事務所
主分類
G01N
35/00 20060101AFI20250805BHJP(測定;試験)
要約
【課題】複数の実験装置によって実行される実験プロトコルが想定通りに実行されるか否かの確認を可能にする。
【解決手段】複数の実験装置(121~127)を制御する方法は、複数の処理の順序が規定された実験プロトコルに基づいて、複数の実験装置(121~127)を制御するステップと、一の実験装置(122)における分析対象(Cn1)に対する処理と、一の実験装置(122)から他の実験装置(123)へ分析対象(Cn1)を移動させる搬送とを同期して確認可能な動画を取得するステップと、当該動画を表示するステップとを含む。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の処理の順序が規定された実験プロトコルに基づいて、複数の実験装置を制御するステップと、
前記複数の実験装置のうち、一の実験装置における分析対象に対する処理と、前記一の実験装置から他の実験装置へ分析対象を移動させる搬送とを同期して確認可能な動画を取得するステップと、
前記動画を表示するステップとを含み、
前記動画を表示するステップは、前記複数の実験装置の全体映像および前記搬送の過程の拡大映像を並置してリアルタイムに表示する、方法。
続きを表示(約 120 文字)
【請求項2】
シミュレーションプログラムが保存された記憶部と、
表示部と、
前記シミュレーションプログラムを実行することにより、請求項1に記載の方法を実行して、前記動画を前記表示部に表示する制御部とを備える、装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数の実験装置を制御する方法および装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、実験装置を制御する装置が知られている。たとえば、特開2004-317320号公報(特許文献1)には、自動分注装置を制御する制御装置が開示されている。当該制御装置によれば、自動分注装置の運転状況が仮想表示されることによって、自動分注装置の運転工程が想定通りに正しく動作するかを確認することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-317320号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
複数の実験装置によって1つの実験プロトコルが実行される場合がある。このような場合、実験プロトコルの設計者の意図通りに実験プロトコルが実行されるか否かを確認するためには、或る処理を実行する実験装置の動作の確認に加えて、連続する2つの処理において先行する処理を実行する実験装置と当該処理に続く処理を実行する実験装置との間の連携まで確認する必要がある。しかし、特許文献1に開示された自動分注装置の制御装置においては、自動分注装置と他の実験装置との連携の確認については考慮されていない。たとえば、複数の機器間で分析対象となる試料容器の受け渡しがされる場合、実験プロトコルの各ステップにおける試薬注入およびインキュベーション等の処理と受け渡しの処理のタイミングとがずれていると想定通りの結果を得ることができないが、単に試料容器内に試料あるいは試薬が存在するかどうかのシミュレーション結果だけでは、受け渡しと処理のタイミングについて確認することはできない。
【0005】
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであって、その目的は、複数の実験装置によって実行される実験プロトコルが想定通りに実行されるか否かの確認を可能にすることである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一局面に係る方法は、複数の処理の順序が規定された実験プロトコルに基づいて、複数の実験装置を制御するステップと、複数の実験装置のうち、一の実験装置における分析対象に対する処理と、一の実験装置から他の実験装置へ分析対象を移動させる搬送とを同期して確認可能な動画を取得するステップと、当該動画を表示するステップとを含む。
【0007】
本発明の他の局面に係るシステムは、複数の実験装置と、制御装置と、少なくとも1つの撮影装置と、端末装置とを備える。制御装置は、複数の処理の順序が規定された実験プロトコルに基づいて、複数の実験装置を制御する。少なくとも1つの撮影装置は、複数の実験装置のうち、一の実験装置における分析対象に対する処理と、一の実験装置から他の実験装置へ分析対象を移動させる搬送とを同期して確認可能な動画を取得する。端末装置は、当該動画を表示する。
【0008】
本発明の他の局面に係る装置は、記憶部と、表示部と、制御部とを備える。記憶部には、シミュレーションプログラムが保存されている。制御部は、シミュレーションプログラムを実行することにより、複数の処理の順序が規定された実験プロトコルに基づいて、仮想空間において設計された複数の実験装置を制御して、前記複数の実験装置のうち、一の実験装置における分析対象に対する処理と、前記一の実験装置から他の実験装置へ分析対象を移動させる搬送とを同期して確認可能な動画を表示部に表示する。
【発明の効果】
【0009】
本発明に係る方法、システム、および装置によれば、複数の実験装置のうち、一の実験装置における分析対象に対する処理と、一の実験装置から他の実験装置へ分析対象を移動させる搬送とを同期して確認可能な動画が表示されることにより、複数の実験装置によって実行される実験プロトコルが想定通りに実行されるか否かを確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施の形態1に係る自動実験システムの構成を示すブロック図である。
図1の端末装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
図1の実験プロトコル管理プログラムにおいて設計される実験プロトコルの一例のGUI構成を示す図である。
図3の実験プロトコルが試行されている動画を表示する、図1の実験プロトコル管理プログラムのGUI構成の一例を示す図である。
図3の実験プロトコルが試行されている動画を表示する、図1の実験プロトコル管理プログラムのGUI構成の他の例を示す図である。
図1の制御装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図1の自動実験システムにおいて行われる処理の流れの一例を示すフローチャートである。
実施の形態2に係る情報処理装置の構成を示すブロック図である。
図8の実験プロトコルシミュレーションプログラムによって仮想空間に設計された複数の実験装置を示す図である。
図8の情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
図8の計算機によって行われる実験プロトコルのシミュレーション処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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