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公開番号2025119412
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-14
出願番号2024014292
出願日2024-02-01
発明の名称車両のドライバインターフェース装置
出願人マツダ株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類B60K 35/81 20240101AFI20250806BHJP(車両一般)
要約【課題】コマンダスイッチ12の操作中におけるドライバの運転操作の乱れを抑えられる車両1のドライバインターフェース装置10を提供することを目的とする。
【解決手段】車両1のドライバに対して提示する提示画面200を表示する表示部11と、提示画面200に対するドライバの操作を受け付けるコマンダスイッチ12とを備えた車両1のドライバインターフェース装置10であって、ドライバによって操作されたコマンダスイッチ12の操作速度を算出する操作速度算出手段(回転変位センサ12c及びECU18)と、コマンダスイッチ12でドライバの操作を受け付けてから応答待機時間Trが経過した場合、提示画面200をドライバの操作に応じた応答画面201に変更する表示制御手段(ECU18)とを備え、表示制御手段は、操作速度算出手段で算出した操作速度が200deg/s以下の場合、応答待機時間Trを延長時間だけ延長することを特徴とする。
【選択図】図6

特許請求の範囲【請求項1】
車両のドライバに対して提示する提示画面を表示する表示部と、
該表示部とは別体で設けられ、前記表示部に表示された前記提示画面に対する前記ドライバの操作を受け付ける画面操作受付部とを備えた車両のドライバインターフェース装置であって、
前記ドライバによって操作された前記画面操作受付部の操作速度を算出する操作速度算出手段と、
前記画面操作受付部で前記ドライバの操作を受け付けてから所定の応答待機時間が経過した場合、前記表示部に表示した前記提示画面を前記ドライバの操作に応じた応答画面に変更する表示制御手段とを備え、
該表示制御手段は、
前記操作速度算出手段で算出した前記操作速度が操作速度閾値以下の場合、前記応答待機時間を所定の延長時間だけ延長する
車両のドライバインターフェース装置。
続きを表示(約 400 文字)【請求項2】
前記操作速度算出手段は、
前記画面操作受付部の操作速度の移動平均値を算出する構成であり、
前記表示制御手段は、
前記操作速度の移動平均値が前記操作速度閾値以下の場合、前記応答待機時間を所定の前記延長時間だけ延長する構成である
請求項1に記載の車両のドライバインターフェース装置。
【請求項3】
前記車両の車速を算出する車速算出手段を備え、
前記表示制御手段は、
前記車速が低速度域を示す車速閾値以下、かつ前記操作速度が前記操作速度閾値以下の場合、前記応答待機時間を所定の前記延長時間だけ延長する構成である
請求項1に記載の車両のドライバインターフェース装置。
【請求項4】
前記延長時間が、100ms以上150ms以下の時間長さである
請求項3に記載の車両のドライバインターフェース装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、例えば車両の表示部に表示した提示画面に対するドライバの操作を受け付けて、ドライバの操作に対する応答画面を表示部に表示するような車両のドライバインターフェース装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
自動車などの車両では、例えばインスツルメントパネルに設けた表示部(液晶モニタ)と、運転席と助手席との間をとおるセンターコンソールに設けた画面操作受付部(コマンダ)とを備えたドライバインターフェース装置が知られている(特許文献1参照)。
【0003】
より詳しくは、特許文献1は、ドライバに対して提示する提示画面を表示部に表示し、提示画面に対するドライバの操作を画面操作受付部で受け付けて、受け付けた操作に応じた応答画面を表示部に表示している。
【0004】
昨今、このような車両では、オーディオ操作画面、ナビゲーション操作画面、エアコン操作画面あるいは車両の状態を示す車両情報画面など表示部に表示する提示画面が多様化したことで、ドライバが車両の運転中に画面操作受付部を操作することがある。
【0005】
そこで、特許文献1では、ドライバに節度感を与えるように画面操作受付部に操作反力を付与することで、運転中の画面操作受付部の操作を容易にしている。
ところで、運転中のドライバによって画面操作受付部が操作されたことを検知した際、提示画面を応答画面に変更開始するまでの応答待機時間は、所定の時間長さに設定されていることが多い。
【0006】
しかしながら、出願人が様々な実験を経て検証した結果、ドライバが最適と感じる応答待機時間は、画面操作受付部の操作速度の違いによって異なることがわかった。このため、一部のドライバにとっては、応答画面の表示タイミングがドライバ自身の予測に対して誤差の大きいタイミングと感じることになる。
【0007】
そうすると、運転中のドライバが画面操作受付部を操作した際、ドライバの意識が画面操作受付部の操作や表示部の確認に向けられ易くなるため、例えばアクセル操作などの運転操作が無意識に乱れるおそれがあった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特許第6481699号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明は、上述の問題に鑑み、画面操作受付部の操作中におけるドライバの運転操作の乱れを抑えられる車両のドライバインターフェース装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
この発明は、車両のドライバに対して提示する提示画面を表示する表示部と、該表示部とは別体で設けられ、前記表示部に表示された前記提示画面に対する前記ドライバの操作を受け付ける画面操作受付部とを備えた車両のドライバインターフェース装置であって、前記ドライバによって操作された前記画面操作受付部の操作速度を算出する操作速度算出手段と、前記画面操作受付部で前記ドライバの操作を受け付けてから所定の応答待機時間が経過した場合、前記表示部に表示した前記提示画面を前記ドライバの操作に応じた応答画面に変更する表示制御手段とを備え、該表示制御手段は、前記操作速度算出手段で算出した前記操作速度が操作速度閾値以下の場合、前記応答待機時間を所定の延長時間だけ延長することを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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