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公開番号2025120110
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-15
出願番号2024185108
出願日2024-10-21
発明の名称変性シリカ、ゴム組成物及びタイヤ
出願人住友ゴム工業株式会社
代理人弁理士法人WisePlus
主分類C01B 33/18 20060101AFI20250807BHJP(無機化学)
要約【課題】水により可逆的な物性変化を発揮する変性シリカ、並びに、該変性シリカを含むゴム組成物及びタイヤを提供する。
【解決手段】ボロン酸化合物で変性された変性シリカに関する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ボロン酸化合物で変性された変性シリカ。
続きを表示(約 200 文字)【請求項2】
請求項1記載の変性シリカ及びゴム成分を含むゴム組成物。
【請求項3】
前記ゴム成分は、ボロン酸化合物で変性された変性ゴムを含む請求項2記載のゴム組成物。
【請求項4】
更に、ボロン酸化合物で変性された変性ポリマーを含む請求項2記載のゴム組成物。
【請求項5】
請求項2記載のゴム組成物で構成されたタイヤ部材を有するタイヤ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、変性シリカ、ゴム組成物及びタイヤに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
タイヤの低燃費化のために充填剤としてシリカを配合し、良好な低発熱性を得ることが検討されているが、シリカは、表面にシラノール基を有し、親水性を示すため、一般に疎水性を示すゴムとの親和性が低く、更に自己凝集性も強いため、ゴム中に均一に分散させることは容易ではない。
【0003】
シリカのゴム組成物中への分散性を上げる方法としては、例えば、シリカ配合系のジエン系ゴム組成物に有機基含有尿素化合物を所定量配合する方法が提案されている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2006-89693号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述のとおり、シリカの分散性の観点からの検討は行われているが、シリカへのその他の種々の性能の付与の点では未だ改善の余地があった。
【0006】
本発明は、前記課題を解決し、水により可逆的な物性変化を発揮する変性シリカ、並びに、該変性シリカを含むゴム組成物及びタイヤを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、ボロン酸化合物で変性された変性シリカに関する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、ボロン酸化合物で変性された変性シリカであるので、ゴム組成物に配合することで、水により可逆的な物性変化をする機能をゴム組成物に付与できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
ボロン酸化合物変性シリカが合成される合成例の一例である。
中間物及び合成物の
13
C-NMRスペクトルの一例である。
アミン変性シリカ及びボロン酸化合物変性シリカのTGA測定結果の一例である。
式(2)で表されるフェニルボロン酸化合物が合成される合成例の一例である。
合成物の

H-NMRスペクトルの一例である。
フェニルボロン酸化合物とポリマーとが反応し、変性ポリマーが合成される経路を示す合成例の一例である。
合成物などのIRスペクトル、

H-NMRスペクトルの一例である。
ボロン酸化合物変性シリカが合成される合成例の一例である。
アミン変性シリカ及びボロン酸化合物変性シリカのTGA測定結果の一例である。
液状ブタジエン重合体及びアミン変性液状ブタジエン重合体のTGA測定結果の一例である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
<変性シリカ>
上記ボロン酸化合物で変性された変性シリカは、水による可逆的な物性変化を発揮できる。
(【0011】以降は省略されています)

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