TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025120506
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-15
出願番号
2025102596,2024033524
出願日
2025-06-18,2016-03-03
発明の名称
車両用シート
出願人
テイ・エス テック株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B60N
2/70 20060101AFI20250807BHJP(車両一般)
要約
【課題】部分的に硬度が異なるシートにおける乗員の着座感を向上させる。
【解決手段】車両用シートSは、シートフレームSaと、シートフレームSaに架設され、乗員の荷重を受けるSバネ23aと、それぞれ異なる材料からなる複数の領域を有し、シートの表皮材とSバネ23aとの間に配置されるシートバックパッド2aと、を備える。シートバックパッド2aに備えられ、それぞれ異なる材料からなる複数の領域の境界部41と対向する位置にSバネ23aを配置した。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
シートフレームと、
前記シートフレームに架設され、乗員の荷重を受ける受圧部材と、
それぞれ異なる材料からなる複数の領域を有し、シートの表皮材と前記受圧部材との間に配置されるシートパッドと、を備え、
前記複数の領域の境界部と対向する位置に前記受圧部材を配置したことを特徴とする車両用シート。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記シートフレームは、背もたれ面を構成するシートバックの骨格をなすシートバックフレームであり、
前記受圧部材は、前記シートバックフレームに対しシート幅方向に架設され、
前記表皮材は、前記シートバックを覆う表皮材であり、
前記シートパッドは、前記表皮材と前記受圧部材との間に配置されるシートバックパッドであり、
前記境界部は、前記シート幅方向に沿って設けられ、
前記境界部は、前記受圧部材の少なくとも一部とシート上下方向における位置が重なる
ことを特徴とする請求項1に記載の車両用シート。
【請求項3】
前記境界部のシート前方側における前方端部と、前記境界部のシート後方側における後方端部との前記シート上下方向における位置が異なる
ことを特徴とする請求項2に記載の車両用シート。
【請求項4】
前記前方端部と前記後方端部の接続面が段差構造をなす
ことを特徴とする請求項3に記載の車両用シート。
【請求項5】
前記前方端部と前記後方端部の接続面が勾配構造をなす
ことを特徴とする請求項3に記載の車両用シート。
【請求項6】
前記受圧部材を第1の受圧部材とし、
前記シートバックフレームに対しシート幅方向に架設され、前記第1の受圧部材の下方に設けられる第2の受圧部材を備え、
前記前方端部と前記後方端部との一方が、前記第1の受圧部材と前記第2の受圧部材との間に位置し、他方が前記第1の受圧部材と重なる高さに位置する
ことを特徴とする請求項2乃至5のいずれかに記載の車両用シート。
【請求項7】
前記シートバックパッドにおいて前記境界部よりも下方となる領域の硬度が、上方となる領域の硬度よりも高い
ことを特徴とする請求項2乃至6のいずれかに記載の車両用シート。
【請求項8】
前記シートフレームは、着座面を構成するシートクッションの骨格をなすシートクッションフレームであり、
前記受圧部材は、前記シートクッションフレームに対しシート幅方向に架設され、
前記表皮材は、前記シートクッションを覆う表皮材であり、
前記シートパッドは、前記表皮材と前記受圧部材との間に配置されるシートクッションパッドであり、
前記境界部は、前記シート幅方向に沿って設けられ、
前記境界部は、前記受圧部材の少なくとも一部とシート前後方向における位置が重なる
ことを特徴とする請求項1に記載の車両用シート。
【請求項9】
前記境界部に形成された溝に表皮材の吊り込み部が取り付けられる
ことを特徴とする請求項1に記載の車両用シート。
【請求項10】
前記境界部は、前記複数の領域のそれぞれの材料が相溶した相溶部である
ことを特徴とする請求項1に記載の車両用シート。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、部分的に硬度が異なるシートパッドを備える車両用シートに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
乗員を支持する部分に合わせてシートパッドの硬度を相違させた車両用シートが知られている。例えば、下記の特許文献1においては、サイドサポート部を内と外において異なる硬度のフォームで形成した車両用シートについて開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第4300377号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、シートパッドにおいて異なるフォームの境界部分では硬度の変化が大きいため、境界部分に違和感を生じさせ、シートの着座感を損なうことがあった。
【0005】
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、部分的に硬度が異なるシートにおける乗員の着座感を向上させることができる車両用シートを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題は、シートフレームと、前記シートフレームに架設され、乗員の荷重を受ける受圧部材と、それぞれ異なる材料からなる複数の領域を有し、シートの表皮材と前記受圧部材との間に配置されるシートパッドと、を備え、前記複数の領域の境界部と対向する位置に前記受圧部材を配置したことを特徴とする車両用シートにより解決される。
【0007】
上記の車両用シートによれば、シートパッドにおける異材料からなる領域の境界部を受圧部材により支持するようにしたことで、境界部における乗員の違和感を軽減することができる。これにより、部分的に硬度を変えたシートにおける乗員の着座感を向上させることができる。
【0008】
また、上記の車両用シートにおいて、前記シートフレームは、背もたれ面を構成するシートバックの骨格をなすシートバックフレームであり、前記受圧部材は、前記シートバックフレームに対しシート幅方向に架設され、前記表皮材は、前記シートバックを覆う表皮材であり、前記シートパッドは、前記表皮材と前記受圧部材との間に配置されるシートバックパッドであり、前記境界部は、前記シート幅方向に沿って設けられ、前記境界部は、前記受圧部材の少なくとも一部とシート上下方向における位置が重なることとしてよい。
こうすることで、乗員の背もたれ面となるシートバックの内部に配されるシートバックパッドにおいて、異材料からなる複数の領域を設けた場合でも、領域の境界部における乗員の違和感を軽減できる。
【0009】
また、上記の車両用シートにおいて、前記境界部のシート前方側における前方端部と、前記境界部のシート後方側における後方端部との前記シート上下方向における位置が異なることとしてよい。
こうすることで、シートバックパッドにおけるそれぞれ異材料からなる領域の境界部と、その周囲との硬度変化を小さくすることができる。これにより、境界部における乗員の違和感を軽減できる。
【0010】
また、上記の車両用シートにおいて、前記前方端部と前記後方端部の接続面が段差構造をなすこととしてよい。
こうすることで、境界部とその周囲の硬度変化を段階的にできる。これにより、境界部とその周囲との硬度が急激に変化することを抑制できるため、境界部における違和感を軽減できる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
個人
カーテント
3か月前
個人
タイヤレバー
1か月前
個人
警告装置
4か月前
個人
車窓用防虫網戸
3か月前
個人
前輪キャスター
10日前
個人
小型EVシステム
4か月前
個人
ホイルのボルト締結
2か月前
個人
車輪清掃装置
3か月前
個人
タイヤ脱落防止構造
7日前
個人
ルーフ付きトライク
27日前
個人
車両通過構造物
1か月前
井関農機株式会社
作業車両
2か月前
個人
キャンピングトライク
2か月前
日本精機株式会社
表示装置
17日前
日本精機株式会社
表示装置
1か月前
日本精機株式会社
表示装置
1か月前
井関農機株式会社
作業車両
2か月前
日本精機株式会社
表示装置
1か月前
個人
ワイパーゴム性能保持具
3か月前
個人
乗合路線バスの客室装置
1か月前
個人
アクセルのソフトウェア
2か月前
個人
車両用スリップ防止装置
2か月前
個人
キャンピングトレーラー
2か月前
株式会社ニフコ
照明装置
15日前
個人
音声ガイド、音声サービス
1か月前
日本精機株式会社
車載表示装置
2か月前
個人
車載小物入れ兼雨傘収納具
2か月前
井関農機株式会社
収穫作業車両
3か月前
日本精機株式会社
車室演出装置
7日前
株式会社ニフコ
保持装置
2か月前
個人
円湾曲ホイール及び球体輪
1か月前
株式会社クラベ
ヒータユニット
3か月前
個人
自動車ドア開度規制ベルト
4か月前
株式会社豊田自動織機
産業車両
1か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
2か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
3か月前
続きを見る
他の特許を見る